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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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絶対、最強の恋のうた [中村航]
4093861773絶対、最強の恋のうた
中村 航
小学館 2006-10-26

ある日大学で出会った僕と彼女。二人が語る、二人の恋の物語、です。

途中で、「ん?同じ設定の話をどこかで読んだような…」と思い、でもカンチガイかも…(記憶力に自信ない)、と読み進めたところ、やっぱりどんどん知ってる話になっていく!どこで読んだんだ〜、どれだっけ〜、なんかのアンソロジーだったような…あれの…伊坂さん?または市川拓司さん?…え?でもそれって盗作?!

ってはらはらした私はバカでございます。はい。アンソロジーに収録されてた作品…ってのはあってました。元になっているのは『I LOVE YOU』に収録されていた「突き抜けろ」です。書かれているのは…中村航さんご本人です。ノープロブレムです。プロブレムなのはそう、私の記憶力…。確かにこのアンソロジー、伊坂さんの作品も市川さんの作品も載ってるけどさぁ…どうよ。

というわけでそんな作品ですが、私は「若いなぁ…」といういやに年寄りな目線で読んでしまいました。(だってなんか表紙が若いんですもの…ハートが!)。主役の二人の恋よりも、脇役の坂本くんの恋の方が妙にツボにはまる始末だし…。あはは。

アンソロジーに収録されていた短編よりも、すごく「恋」に寄った感じのする物語に仕上がっています。この二人が標準なのかどうかはわからないですけど…、でもきっと特殊とかそういうことじゃなくて。だって誰かを好きになるって言うそのものすごく「個人的」なことですもんね。100組いたら100通りの恋の仕方があるわけで、これはきっとそのひとつ。すごくさわやかに読ませてくれたなって思います。「絶対」なんて世の中にないし、ましてや恋には「絶対」ないものだけれど、それはわかっているけど、でも、「絶対」を信じたくなるあの一瞬の気持ち、なんだかすごくわかりました。

しかしなんだか遠い出来事のように思えてしまうのは…やっぱりお年寄りだから?(涙)

【追記】
そういえば、最近出た石田衣良さんの『美丘』(たぶん一生読まないと思われますが)もどこぞのアンソロジーに収録されてたやつがもとですよね。そういうのこれから流行るのかしら…。
| な行(中村航) | comments(9) | trackbacks(8) |
100回泣くこと [中村航]
4093861544100回泣くこと
中村 航
小学館 2005-10

付き合って3年の彼女にプロポーズをした僕。1年間結婚の練習をしよう、と言った彼女とはじめた新しい生活。いつまでも続くと思っていたその幸福は…。

なんだかものすごくそのまんまというか、シンプルというか、王道のラブストーリーでした。もうちょっとひねったものを期待していたので、あれ?という感じ。悪くはなかったですけれど…。なんとなく、なんとなく。

…うらやましさのあまりすねた感想になっていたら、ごめんなさい。
(その可能性はナキニシモアラズ)。

とりあえず、全体的に、現実感とか生活の匂いとか、そういうものを感じませんでした。説明は細かいし、きっちり書いているんだけど、生々しいリアリティはないというか。もうちょっとふわふわした感じ。そのおかげでこの物語が重くなりすぎずいい雰囲気なのかな…と思ったりもしましたが。好みではないのです…(笑)。もっと「痛い」くらいのほうが好み。

そんなわけで、泣けるか泣けないかといわれたら、このタイトルにして一度も泣かなくてごめんなさいなのですが、犬好きなので「ブック」はかなり愛してしまいました…。きゅん。
| な行(中村航) | comments(7) | trackbacks(6) |
リレキショ [中村航]
4309015158リレキショ
中村 航
河出書房新社 2002-12

「姉さん」と暮らしている「半沢良」十九歳。履歴書を作り、近所のガソリンスタンドでアルバイトを始めた彼ですが…。

何の予備知識もなく読み始めたのですが…当初わけがわかりませんでした。何?この男の子は??ほんとの姉弟じゃないってこと?なんだか今人間になったばかりみたいな…もしかして狸が化けてるとか??という想像をしてたりしました(スイマセン)。この想像はもちろん全然違ったのですが、で、結局ほんとうのところどうだったの?というと、これが読み終わってもさっぱりわからず…。あれ?読解力なさすぎですか??

もちろんまったくわからないというわけではないのですが、それにしても「意味不明」というか。すっきりしないまま最後まで行ってしまいました。登場人物も皆私には「意味不明」で好きになれず、(強いて言えばスタンドの先輩さんだけ好きだったかも)、物語がどこで盛り上がるのかもわからなかった…。伏線かと思ったことは、伏線でもなんでもなくそのままスルーだったし。読後に見たどこかの書評にあったような「少しずつ人生を取り戻していく「僕」の姿」というものも、私にはみじんも感じられませんでした。彼が最初と最後で変わったようには思えなかったのですが…はて。

この意味不明な世界を、それはそれとして楽しめればよかったのだと思いますが、私はそれすらできずちょっと残念。読みやすいは読みやすく、キライとか二度と読まないということじゃないですが、まぁ向き不向きということで…。
| な行(中村航) | comments(5) | trackbacks(5) |