一定期間更新がないため広告を表示しています
2013.11.18 Monday | |
| - | - | - |
+ ChiekoaLibrary + 世界に一つだけの図書館。 ―ちえこあ図書館―
|
![]() | ほどけるとける 大島 真寿美 角川書店 2006-07 |
![]() | 宙(ソラ)の家 大島 真寿美 集英社 1992-11 |
![]() | かなしみの場所 大島 真寿美 角川書店 2004-06 |
![]() | 水の繭 大島 真寿美 角川書店 2002-07 |
「私にも教えて。私はどうしたらいいの?どうしたら、母や陸を救えるの?」自分が、自分を救えれば、それは誰かを部分的にでも救ったことになる。それはちょっと自分に都合のよすぎる考え方かもしれないけれど、でも真実である部分はあるだろうし、ほんとうにつらいときにそう思うことができたら、少しでも這い上がることができるんじゃないかなぁと、思いました。
「救えない。とうこが救えるのは、とうこだけ。とうこが救われると、彼女や彼も救われる。部分的に。人はたまに、自分が完璧に誰かを救ったと勘違いするみたいだけど、救うってのはせいぜい部分的にってことなんだ。」
![]() | チョコリエッタ 大島 真寿美 角川書店 2003-03 |
「でも、さっき思ったの。私はほんとうは死にたいのかもしれないって。」「チョコリエッタ」こと知世子が高校の映画研究会に入っているため、作品中にいろんな映画が登場します。特に重要なのが「フェリーニ」の「道」。私は見たことないのですが、これを読んだら見たくなってしまったので、これからレンタルビデオ屋さんに行ってきます。
「それならやっと生まれたのかも。だって死んでいる人間は死にたいなんて思えないもの。」