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2013.11.18 Monday | |
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+ ChiekoaLibrary + 世界に一つだけの図書館。 ―ちえこあ図書館―
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マルコの夢 栗田 有起 集英社 2005-11 |
ハミザベス 栗田 有起 集英社 2002-12 |
「まちるはどうなの。好きな人できた?」うーん。深い。教えられました(笑)。あと、まちるのお母さんの「人生はほこりとの戦い。勝てる見込みは五分と五分。」というのも勉強になりました。これから先、掃除をするたびに思い出してしまいそうです。
「いないね」
「本気で人を好きになったことあったっけ」
「あったっけとは失礼だね。
本気ってどういうこと?夢中になるってこと?」
「夢中になるのは期間限定。本気になったら永遠を目指す。」
考えれば考えるほどおそろしくなる。十六歳の女の子がなんで「ちょっと別のことを考えよう」で出てくるのが「孔子」(笑)。しかも思い出すべきもの間違える(爆笑)。ここだけおもわず三回くらい読み返してしまいました。何度読んでもおもしろかった…。(全然本のテーマと違うんじゃ…。)
できれば逃げたい。知らんふりしたい。
ちょっと、べつのことを考えてみよう。
孔子は言った。
友、遠方よりきたる、また楽しからずや。間違えた。そっちじゃなくて、十五にして学にこころざす、三十にして立つ、のほうだ。ここからわかるのは、孔子でさえ立ったのは三十歳のとき、ということだ。四十にしてまどわず、五十にして天命を知る、六十にして耳したがう、七十にして心の欲するところにしたがって、のりをこえず。
後半はよくわからないが、七十歳になったとき、やりたいようにやってそれが道をはずれないっていうのがすごい。これぞ自由だ。ラブアンドピースだ。
お縫い子テルミー 栗田 有起 集英社 2004-02 |
「ねぇ誠二。見てよこの巨乳アイドル。体は熟れてるのに、童顔よ。そそるわねえ。私なんて顔はばばあで幼児体型。はは」お母さん、最高です!!(いや、おもしろ小説ではないのですが…。)
オテルモル 栗田 有起 集英社 2005-03 |