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2013.11.18 Monday | |
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+ ChiekoaLibrary + 世界に一つだけの図書館。 ―ちえこあ図書館―
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シュミじゃないんだ 三浦 しをん 新書館 2006-10 |
ではなにが「シュミじゃない」のかというと、漫画を読むことだ。履歴書には「趣味」の欄があるが、あれに私はいつも「読書」と記入する。つまんない人間の代表選手みたいだが、読書(漫画含む)以外に楽しいと思えることもないのだから仕方ない。しかし、「読書」と書きつつも、私の心はいつも自分を責めている。あんまり感動したので、思わず長々と引用してしまいましたが、そう!そうなの!そうなのよ!しをんさん!…さすが我が明友にして婚約者(勝手に)…。
「嘘つき!嘘つき!読書は趣味なんかじゃないくせに!」
そうだ。私にとって、本を読むこと、漫画を読むことは、もはや趣味などという甘ったるい言葉を調節した行為なのだ。一日の大半を、本を読んですごし、漫画のことを考えて生きているのに、それを「趣味」という言葉でしか表現できない社会を恨む。「趣味」じゃないんだ!私にとって、漫画を読むというのは、すでに「生きる」というのと同義語だ!
徳川家康が関東にやってきたのと入れ替わりに、歴史の表舞台からひっそりと姿を消した小机城の城址あぁ、それは我が地元!実家のある「小机」でございます。こんなところでお目にかかろうとは…。もう感動。しかし、ほんとに何もないですよ。「跡」というか「跡地」しか残っていません。正式名称は「小机城址市民の森」なのに、地元での通称は「市民の森」で、城址であることはすっかり忘れ去られている…。そんなところですが、我が家はそのふもとにございます。お越しの際にはひと言お声をかけていただければ、最上級のおもてなしを…!
しをんのしおり 三浦 しをん 新潮社 2005-10 |
風が強く吹いている 三浦 しをん 新潮社 2006-09-21 |
三四郎はそれから門を出た 三浦 しをん ポプラ社 2006-07 |
「趣味は読書」と、てらいなく履歴書に記入できる人々がうらやましくてならない。いや率直に言って、うらやましさが高じて憎しみすら覚える。しをんさん…一生ついていきます…!!!
「私、けっこう本読むんだー。『冷静と情熱のあいだ』はすっごくよかったよ」なんて言う、おまえらなんてみんな死ね。合コン中の男女を横目に、居酒屋で一人、苦々しい思いでビールを飲んだことが何度あっただろう。私にとっちゃあ、読書はもはや「趣味」なんて次元で語れるもんじゃないんだ。もてる時間と金の大半を注ぎ込んで挑む、「おまえ(本)と俺との愛の真剣一本勝負」なんだよ!
友情と、未知のものに接する喜びに彩られた、村田君の輝かしい青春の日々。異国の友人たちと語りあい、笑いあう時間は、切ないほどのきらめきを宿す。彼らがその後にたどる道筋を、まるで知らぬままに…。うっとり。私にはとてもこんなステキな言い回し、できません!そんなわけで、大満足。
生活のすべてを本に支配され、振り回されているような気がしてならないが、それで特に不満もない。本を読むことがすなわち、私の幸福であるからだ。わたしたち…きっと結婚したらうまくいくと思います。(プロポーズ)
ロマンス小説の七日間 三浦 しをん 角川書店 2003-11 |
人生激場 三浦 しをん 新潮社 2006-07 |
桃色トワイライト 三浦 しをん 太田出版 2005-08-06 |
夢のような幸福 三浦 しをん 大和書房 2003-12 |
1976年、東京生まれ。(中略) 本と漫画とシーマン(サッカー選手)とヴィゴ様(俳優)を心から愛するそれ「作者紹介」に書くことじゃないし(笑)!検閲入ってるし(爆笑)!!27歳。(←著者検閲)
あわせて買いたいいや、いいんですけど…でもこの二冊を同時に読んだら結構混乱しやしませんか?!
『夢のような幸福』と『私が語りはじめた彼は』、どちらもおすすめ!
まほろ駅前多田便利軒 三浦 しをん 文藝春秋 2006-03 |
秘密の花園 三浦 しをん マガジンハウス 2002-03 |