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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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チエちゃんと私 [よしもとばなな]
4860520629チエちゃんと私
よしもと ばなな 原 マスミ
ロッキング・オン 2007-01-30

年下の従姉妹「チエちゃん」との同居生活。もう6年にもなるその奇妙な暮らしの中で見つけたものは…。家族とは?仕事とは?愛情とは?お金とは?欲望とは?そして自分らしく生きるということは?人生のときめきを紡ぎ出すための、「再生」の物語―。

相変わらずばななさんの本の感想はうまく言葉にできない私なのですが、この本を読んで一番思ったのは「私はこんなふうに「人と人の距離」を、心の底からじっくりと、本気で、一生懸命考えたことがあっただろうか?「自分が生きていくその方法」を、こんなに真摯に考えたことがあっただろうか?」ということでした。

最後の一ページ、その力のある言葉、圧倒的でした。自分の人生を生きていくっていうのは、あたりまえだけれど他の誰でもなくて自分がすることなんだな。自分がそれをちゃんとわかってれば、それでいいんだな。45歳になったときに、こういうふうに、胸を張って言える自分でありたいと心から思いました。
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キッチン [吉本ばなな]
4828822526キッチン
吉本 ばなな
福武書店 1988-01

「キッチン」「満月-キッチン2」「ムーンライト・シャドウ」の三作品が収録されています。

ばななさんの本の中で、一番たくさん何度も読んでいる本かもしれません。「キッチン」もすごく好きだけれど、それ以上に、これに収録されている「ムーンライト・シャドウ」が、もう好きとかそういうレベルを超えて、魂の一作なのです。私にとって。

何度読んでも、いつ読んでも、どこで読んでも、
涙が出てきて出てきて止まらない本は、これだけです。
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なんくるない [よしもとばなな]
4103834064なんくるない
よしもと ばなな
新潮社 2004-11-25

なんてことないよ。どうにかなるさ。大丈夫だよ…。沖縄という場所が、人が、言葉が、声もなく声をかけてくる。沖縄を愛するすべての人へ贈る、何かに感謝したくなる小説集。

沖縄から帰ってきたら、これを絶対に読もうと決めていました。行く前と行った後、読みながら目の前に広がる景色が、風景の色が全然違いました。「国際通り」うん、もうわかる!あの空気、あの空の色、海の色。

「私はあくまで観光客なので、それ以外の視点で書くことはやめた。これは観光客の書いた本だ。」と、ばななさんもあとがきでおっしゃっていましたが、なんだかすごくわかる気がしました。行く前にもすばらしい本だったけれど、行った後にはすばらしいだけじゃなくて、なんだかもっと大切な一冊になりました。ありがとう、沖縄。ありがとう、ばななさん。

もずくとゴーヤ、買って帰ってきたから、トラさんのレシピ、試してみようかな…。


【後日談】
というわけで、試しました!
有言実行。というかこのために買ってきたんだ、もずく!

というわけで、出来上がりはこんな感じ。 ↓

もずくとゴーヤのパスタ


ちなみに自分で作ったのではなく…。私の、えーと、相方?がイタリアンのコックさんなので、お願いして作ってもらいました。しかしイタリアンのコックとして、調味料に醤油を使うのはプライドが許さないらしく(どうしてもゆずれないらしい…)、代わりにアンチョビペーストを使ったので、厳密にいうとばななさんのレシピとは違うのですが…(パルミジャーノを振りかける、ってのもなぜかNGが出てさせてもらえず)、でもおいしかったです!もずくでパスタ?と躊躇しているみなさまも、ぜひぜひ。あつあつのもずく、おいしいですよ〜。(2006/10/23)
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人生の旅をゆく [よしもとばなな]
4140055006人生の旅をゆく
よしもと ばなな
日本放送出版協会 2006-06

読むたびに、言葉が、文章が、自分の体の中で命を持っていくみたいに、そんな風に感じました。また、人生の宝物の一冊が増えました。
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ひとかげ [よしもとばなな]
4344012321ひとかげ
よしもと ばなな
幻冬舎 2006-09

「とかげ」のリメイク版だそうです。先日「とかげ」を読み直したばかりだったのは運命か…。ちなみに、「とかげ」って短編なのに、よくあれだけで一冊になったなぁ、すごく書き直して増えてるのかなぁと思ったら、全体量はさほどかわっておらず、「ひとかげ」の後に「とかげ」も同時収録されているというわけでした。

比べて読むのもなかなか…。もともとの「とかげ」は、もう暗記するほど読んでいるので、こっちを読むとどこがどういう風に変わったのかはすぐ分かりました。あっちはあっちで、こっちはこっちで、それぞれに私は好きです。文学的にどう変わったとか、それがいいとか悪いとか、そういうことは私には論じられませんが、作品が伝えようとする「声」に、じっと耳を澄ましたいと思います。
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とかげ [吉本ばなな]
4101359121とかげ
吉本 ばなな
新潮社 1996-05

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うたかた/サンクチュアリ [吉本ばなな]
4828832238うたかた/サンクチュアリ
吉本 ばなな
福武書店 1991-11

「うたかた」と「サンクチュアリ」、二つの短編が収録されています。

いろいろと忙しかったりして、体とか心が疲れてくると、わたしはばななさんの本を読みます。それこそ100回読んだ本だってあるかも…。そう、特に何度も読み返している本というのがあるのですが、これもその一冊です。

何度も読みすぎて、もう覚えてるくらいです。でも、何度でも読んでしまいます。ストーリーがどうとか、登場人物がどうとかじゃなくて、なんというか、ここで語られる世界全体に流れている、願いというか、祈りというか、そういうものに似た気持ち。それに触れて私は、明日からまたがんばれる!というか、いや、がんばるとかそんな肩に力の入った感じじゃなくて、明日からもまだ大丈夫、私は大丈夫って、そう、思うのです。うまく説明できないですけれど。

「なるもんは、どう避けて、引き延ばしてみてもなる、ならんもんはなんだかんだ言ってもならんのだから、大丈夫、心配しなくていいよ。」
この言葉は、私の一生の宝物です。
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アルゼンチンババア [よしもとばなな]
4344408357アルゼンチンババア
よしもと ばなな
幻冬舎 2006-08

文庫本になってたのを思い出したので、買って再読。単行本も持ってますが、文庫は文庫でいつも買います。ほら、文庫版のあとがきって別にありますし…。

私も、私を好きになってくれた人がいつまでも「少年」でいられるような、そんな女性になりたいなと思いました。(もう遅いかなぁ)。
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なんくるなく、ない―沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか [よしもとばなな]
4101359261なんくるなく、ない―沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか
よしもと ばなな
新潮社 2006-03

1999年、はじめて旅した沖縄に恋をして―以来、波照間、石垣、そして、奄美大島まで。やんばるの森のうっとりとする濃い美しさに魅せられ、炎天下のさとうきび畑で、失われた日本人の心を思う。目に見えないものの力がとても強いあの島での、決して色あせることない思い出を、旅の仲間「おじぃ」こと垂見健吾氏の写真と、原マスミ氏のイラストでおくる沖縄紀行。

基本的にはほぼ全部、過去にどこかで読んでいる文章たちだったのですが、こうやってまとめて読むのもなかなかよいものですね。読んでいると、ほんとうに沖縄に行きたくなります。行きたいどころかそこで生きていきたくなる…。

しかしこの本をよりによって北海道は千歳空港から羽田へのフライト中に読んでいたわたくし。自分で持ってきたんですけど、我ながら不思議でした。なぜ…。まぁ進行方向的には沖縄ってことで?!
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白河夜船 [吉本ばなな]
4041800072白河夜船
吉本 ばなな
角川書店 1998-04

「白河夜船」「夜と夜の旅人」「ある体験」の三作品が収録されています。

もちろん再読です。初めて読んだのはいつだったろう…もう覚えていないくらい昔昔のことです。それから何度読んだか知れません。何度読んでも、そのときそのときに響き方が違う。心の痛む場所が違う。でも、やっぱりすばらしい、そんな本です。

文章一つ、言葉一つに、どうしてこんなに涙が出そうになるのかなぁ。

「今」読んで感じること、感じたこと。大事にしたいなぁと思います。
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