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chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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世界のはてのレゲエ・バー [野中ともそ]
4575235385世界のはてのレゲエ・バー
野中 ともそ
双葉社 2005-10

父の転勤で、一家でニューヨークに引っ越すことになった高校生のコオ。彼がそこで出会った「場所」そして「人」たちは…。

この主人公の「コオ」くんが、基本的に好きなタイプの子じゃなかったうえ、「うまくいきすぎだろう」というひがみ?まで感じてしまった私ですが、それは置いておいて、なかなか深い青春物語だったと思います。自分がどんなに想像しても追いつかない世界がこの世の中にはあるということ。そんなことを高校生くらいで実感してしまったら、この先大変だろうな…。でもがんばっていってほしいと思います!(基本的についてる人みたいなので、大丈夫でしょう!)

ちなみに、「アメリカ国籍を持っていた」っていうのがあんまり物語りに生かされてなかったような…感じがしてしまったのですが、気のせいですか?!
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カチューシャ [野中ともそ]
4652077564カチューシャ
野中 ともそ
理論社 2005-03

何事にもスローペースな「僕」こと真下かじお。彼を「モー」というあだ名で呼ばないのは、お父さんと釣り友達「ショウセイ」だけ。ある日海辺で出会ったショウセイの孫娘が、彼の高校に転校してきて…。

なんだかいしいしんじさんの世界のような…。現実なんだけど、ちょっぴりそこから外れたような人々が繰り広げる物語。とても好きな感じでした。表紙を見るとほんわかした感じですが、中身はどうしてなかなかリアルです。描写も細かくて、読んでいてすごく絵が浮かぶようでした。

タイトルの「カチューシャ」は、孫娘の名前であり、古い歌のタイトルであり、そして…と、読めば読むほど明らかになるこの単語に含まれた様々な意味に、深く感じるものがありました。暖かくて、でもそれだけじゃない、悲しみも、厳しさもあわせもつこの物語。読み終わってじんわりと、いいものを読んだなぁと思いました。
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宇宙でいちばんあかるい屋根 [野中ともそ]
4591079074宇宙でいちばんあかるい屋根
野中 ともそ
ポプラ社 2003-11

つばめは十四歳の女の子。ある日通っている書道塾のビルの屋上で、おかしなおばあさんと出会います。口が悪くて意地悪なそのおばあさん「星ばあ」と、つばめの過ごした春と夏の物語です。

読み始めて最初のうちは、この「星ばあ」があまりにもズケズケとモノを言う(それはもう腹立たしいほどに!)のにおろおろしてしまい、なんだ!この人は!と思っていたのですが、不思議なことにだんだんとこのヘンなおばあさんを好きになり、しまいにはなんと大好きになっていました。そして最後は…泣きました。終わりが近づいて、残りのページが少なくなってきても「泣かないだろうなぁ」と思っていたのですが、最後の最後でやられました。

「知らないもんはないことだと決めつける、そんな狭い心を無知っていうんだ」
「星ばあ」に教わったことが、たくさんあります。彼女に出会えてよかったです。つばめも、私も!
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