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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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そして誰もいなくなる [今邑彩]
412202742Xそして誰もいなくなる
今邑 彩
中央公論社 1996-11

名門女子校天川学園の百周年記念式典に上演された、高等部演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、最初に服毒死する被害者役の生徒が実際に死亡。上演は中断されたが、その後も演劇部員が芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。次のターゲットは私?!部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、姿なき犯人に立ち向かうが…。

女子高で殺人事件…なんとなく恩田さんっぽい感じ…と思って読み始めました。でもああいう、「何だかわからないけど怖くてぞくぞくする感じ」というのは特になくて、そりゃそうだ、違う作家さんだものと思ったり。

読んでいる間、「なんだかありきたりだなぁ」とか「警察ってそんなに無能じゃないでしょ?」とか「会話が嘘っぽいなぁ」とか、わりと否定的な感想を持っていたのですが、最後まで読んでわりと度肝を抜かれました。ひええ、ごめんなさい。私が間違っていました…。

読後感がいいか悪いかと言ったら、うーん、微妙なのですが、この最後の二転三転する大どんでん返しのアクロバットぶりは、一見の価値ありだと思います!
| あ行(今邑彩) | comments(4) | trackbacks(1) |
いつもの朝に [今邑彩]
4087753565いつもの朝に
今邑 彩
集英社 2006-03

父を事故で失った日向家。画家の母、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の兄、そして兄とは正反対で何をやらせても落ちこぼれの弟。そんな兄弟があるきっかけで知ってしまった恐ろしい出生の秘密とは…。

初めて読んだ作家さんでした。でもすごい!大当たりでした。紹介文とかには「ホラー」って書いてあるんですけど、読んでいてそういう感じはしなかったかな…怖い感じは確かにするのですが、ホラーの怖さとはまた違うような。

とにかく展開がうまいというかなんというか、常に私の想像の先を先を物語が進んでいきます。もう先が気になって気になって、思わず最後のページだけ先に読んじゃおうか?とページをめくりそうになる手を何度止めたことか…。(やらなくて正解でしたけど)。ほんとうに引き込まれて最後まで一気に読んで、そしてとても感動しました…泣きました。あぁ、読んでよかった!って思いました。

家族の愛、兄弟の愛、友達の愛。ここで描かれるそれらの姿に、強さに、なんだか心が洗われたような気持ちになりました。血よりも濃い絆、それはきっと存在するんだと心からそう思いました。こんなふうに強い母に、私もなりたいなぁ…。(その前に嫁に行かねばですが)。オススメです。
| あ行(今邑彩) | comments(11) | trackbacks(7) |