プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
赤緑黒白 [森博嗣]
4061822713赤緑黒白
森 博嗣
講談社 2002-09

深夜、マンションの駐車場で全身をスプレーで真っ赤に塗装された死体が発見されます。数日後、保呂草のところに、被害者の恋人と名乗る女性から事件の調査依頼が。解明の糸口が掴めないまま発生した第二の事件では、色鮮やかな緑の死体が…!

ついにVシリーズ最終作です。
というか、最後の作品!というよりは、次への序章!みたいな感じでした。シリーズの着地点であり、そしてさらなるシリーズへの飛躍も感じさせる…。すごいなぁ。この世界にはやられっぱなしです。なんかもう、ミステリィ読んでるんじゃないみたいです。ほんとうに。でもその「やられた!」感が病みつきになるのです。陶酔。はぁ、それもまたすごい…!

私はうっかり次の「四季シリーズ」を先に読んでしまっているので、よけいに「ついに来た!」というのが感じられて、どきどきで、ぞくぞくでした。きゃー!来ましたよ!というわけで、早く「四季シリーズ」を再読したいのですが、でもこれを読んだら『黒猫の三角』も再読したくなってきました…。どうしよう。

とにかく複雑に絡まりあいすぎです、森ミステリィ。
シリーズ全体が、全ての作品が、結局は一つの物語になるような。
あぁ、全部メモ取りながら、年表作りながら読み直したい…!
(すぐに忘れる自分の脳がニクイ。)

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
4. 夢・出会い・魔性 You May Die in My Show
5. 魔剣天翔 Cockpit on Knife Egde
6. 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
7. 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists 
8. 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
9. 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away
10.赤緑黒白 Red Green Black and White
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(6) | trackbacks(4) |
朽ちる散る落ちる [森博嗣]
4061822527朽ちる散る落ちる
森 博嗣
講談社 2002-05

以前にかかわった殺人事件のその後の調査に立ち会うことになった紅子たち。その超音波研究所の地下、出入りが絶対に不可能な密室で、奇妙な死体が発見されます。一方、数年前に起こった有人衛星の乗組員殺害という事件を聞かされた紅子は…。

Vシリーズ第九弾です。読み始めてびっくり。これは『六人の超音波科学者』の続きのような作品でした。さらにそれだけじゃない、もっと前の作品で起きた事件とか人もいろいろからんできて…。なんだか集大成みたいでどきどきしちゃいました。シリーズの醍醐味?そしてそれだけのことはあってすっごくおもしろかったです。今まで読んできたVシリーズの中で一番おもしろかったかも…。よみ終わって「あー!おもしろかった!」って素直に思えました。

それにしてもこのVシリーズもやっぱりS&Mシリーズといろいろからんで来たりもしているわけで、だんだん人物の相関図とか時系列がこんがらがってきてしまいました…。うーむ。もう一度読んで整理したい…。でもまだ読んでないのがたくさんあって、再読してる場合じゃないかも…。ジレンマです。

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
4. 夢・出会い・魔性 You May Die in My Show
5. 魔剣天翔 Cockpit on Knife Egde
6. 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
7. 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists 
8. 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
9. 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(0) | trackbacks(1) |
捩れ屋敷の利鈍 [森博嗣]
4061822314捩れ屋敷の利鈍
森 博嗣
講談社 2002-01

メビウスの帯の形をした「捩れ屋敷」に招待された保呂草潤平と西之園萌絵。主人の案内で屋敷に眠る秘宝“エンジェル・マヌーバ”をついに目にする彼ら。そんな中、その屋敷で死体が発見され、秘宝も行方不明になってしまいます。さらに密室で新たな死体も発見され…。

今回はいつものVシリーズとはちょっと違う…(作中で保呂草さんもそう言ってますし。)、スペシャル版でした。何がスペシャルって、萌絵ちゃんが!ご出演!Gシリーズを読むのをガマンしている私としては、久しぶりに会えてとてもうれしかったです。そして萌絵ちゃんが出てくるってことは、今までのシリーズよりは時代がずっと後ってことですよね…あれ?違う??

あいかわらず「謎」は最後に明かされるまで、私にはさっぱりわからなかったのですが、だからこそやめられないというか。もうやられることが幸せというか。しかし今回はまたややこしい話だったので、思わず手近にあった紙を切って「メビウスの輪」を作ってみたりしたワタクシ。ややこしい…でも楽しい…!

でも今回は彼が殺されてしまったのがなんかすごく悲しかったです…。かなりしょんぼりしてしまいました。えーん…。

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
4. 夢・出会い・魔性 You May Die in My Show
5. 魔剣天翔 Cockpit on Knife Egde
6. 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
7. 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists 
8. 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(0) | trackbacks(0) |
六人の超音波科学者 [森博嗣]
4061822047六人の超音波科学者
森 博嗣
講談社 2001-09-05

山の奥深くにある研究所に招待された瀬在丸紅子たち。仮面の博士が主催する、パーティの最中に、研究所に通じる唯一の橋が爆破されます。さらに所内で死体が発見され…。

Vシリーズ第七弾。
今回はおなじみの面々に襲い掛かる危機!みたいなのに、すごくどきどきはらはらしました。そして紅子さん、大活躍!かっこよかった…。

「大切だからって、いったい何なのでしょうか?大切なものって、何が大切なのですか?大切に思うことが大切なのかしら?それとも、大切だと教えることが大切なの?私の申し上げていることがわかりますか?」
なんかすごく迫力が伝わってきて、自分が問い詰められているようにどきどきしてしまいました。紅子さんが活躍するとうれしくて、七夏が失敗するとうれしいわたし。(どうなんでしょう。)

そしてエピローグ、まるで詩のような…。しばし余韻にひたりました。

私は紅子に幸あれと願う。
しかしそれは、彼女には影響しないし、私にも影響はない。
それなのに、
人はいつも必死になって、
ときには命に替えても、
自分の生命以外のものを、
いずれにも影響しないものを、
祈り、願う。
人間には、それができる。


「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
4. 夢・出会い・魔性 You May Die in My Show
5. 魔剣天翔 Cockpit on Knife Egde
6. 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
7. 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists 
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(0) | trackbacks(0) |
恋恋蓮歩の演習 [森博嗣]
4061821830恋恋蓮歩の演習
森 博嗣
講談社 2001-05

保呂草から頼まれ「仕事」として豪華客船ヒミコ号に彼とともに乗り込むことになった紫子。その船には最近になって紅子と友達になった大笛梨枝とその恋人も乗船しており、さらに無賃乗車をした紅子と小鳥遊練無も…。そんな中、突然の銃声とともに男性客の消失事件が発生。梨枝と恋人の関係は、そして保呂草の仕事とは?!

Vシリーズの第六弾です。前作の『魔剣天翔』ともちょっとつながったお話。森さんのミステリィを読むときはいつも、謎解きのおもしろさよりもキャラクターたちの生み出すストーリーの方を重視して読んでしまっている私ですが、今回はその「謎解き」部分もすごくおもしろくて、私的にはとても満足でした。おぉ…しかもちょっとあたってたかもですよ?!

今回は紅子さんはあまり活躍せず、保呂草さんが主役という感じ。シリーズものだといろいろこういうバリエーションがあるのもうれしいです。

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
4. 夢・出会い・魔性 You May Die in My Show
5. 魔剣天翔 Cockpit on Knife Egde
6. 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(0) | trackbacks(2) |
魔剣天翔 [森博嗣]
4061821458魔剣天翔
森 博嗣
講談社 2000-09

航空ショーを見に出かけた瀬在丸紅子たち。彼らの目の前で、アクロバット演技中の航空機が墜落。墜落した機のパイロットは背中から撃たれて、死んでいました。犯人は一緒に搭乗していた女性記者なのか??

英語タイトルは『Cockpit on Knife Egde』。
航空機…森さん、まさに大好きな世界!そして密室!書いていてきっと楽しかっただろうなぁと…。読んでいる私も楽しかったですが。

今回、「各務亜樹良」さんが登場したので、おぉっと思いました。(なぜなら「四季シリーズ」を先に読んでしまっているから…。)この後の展開もちゃんと語られるのかしら??どきどき…。こんなふうに、それぞれの登場人物に妙に思い入れができてしまうというのは、シリーズならではなのか、森さんの書き方ならではなのか。(でも七夏はなんかキライ…。)

なおこの小説、エピローグの部分での紅子と保呂草の会話に、「最初の脅迫状に各務亜樹良さんの名前の織り込んだのは,どなたかしら?」というセリフがあります。そして答えは出さないまま終わる…えぇぇっ!と思って、そこから15分くらい考えてしまいました。考えて…わかりました!よかった…(汗)。

ちなみに、その脅迫文とは以下の通り。

ヨワキココロヨリ
スカイボルトヲイタダク
ソノモノノチルハサイワイ
ヒトハチリテマケンハトム
アタラシキチヲハサキニソソギ
テンクウニミルユメハサラニトオキ
15分はかかりすぎですか?!

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
4. 夢・出会い・魔性 You May Die in My Show
5. 魔剣天翔 Cockpit on Knife Egde
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(6) | trackbacks(3) |
夢・出会い・魔性 [森博嗣]
406182127X夢・出逢い・魔性
森 博嗣
講談社 2000-05

テレビのクイズ番組に出演するため、東京に出てきた小鳥遊練無、香具山紫子、瀬在丸紅子、そして保呂草。収録の行われていたテレビ局で、番組のプロデューサが殺されるという事件が起こります。犯人は…いったい誰なのか?

Vシリーズ四作目。これはタイトルにやられました。
『夢・出会い・魔性』。なんのこっちゃい?と思っていたのですが、英語タイトルが『You May Die in My Show』。ユーメイダイインマイショウ→ゆめ・であい・ましょう…おぉ!なるほど!『夢・出会い・魔性』ね!と。そしてこれはさらに「夢で会いましょう」なわけです。こじつけのダジャレ?いや、違います。この三つは全てこの本のタイトルに成り得る…。すばらしい、です。

本筋とは全然関係ないところで、最後に「あっ!」と言わされました。そしてこの最後の一行の意味は…。どきどき。

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
4. 夢・出会い・魔性 You May Die in My Show
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(8) | trackbacks(4) |
月は幽咽のデバイス [森博嗣]
4061821091月は幽咽のデバイス
森 博嗣
講談社 2000-01

狼男が住んでいるという噂がささやかれる豪邸で起きた殺人事件。死体が発見された部屋は密室で、さらに死体には引きずり回されたような跡が…。瀬在丸紅子が指摘する事件の真相とは?!

「Vシリーズ」第三弾です。森さんの書く密室トリックにはいつも驚かされるのですが、これもまたえらいびっくりな密室でした。久しぶりに出たな(笑)という感じ。そして「見るからに意図していそうなものも、意図的ではないことがあり、逆もまたしかり」ということについてうぅむと考えさせられました。

前作で登場した森川素直くん(めずらしく普通の名前だ…)もレギュラーに定着するのでしょうか?にぎやかになってまいりました。保呂草さんもそろそろ正体を現してきたので(?)それもまた先が楽しみ…。

「火のないところに煙は立たないって言いますけど…」
「完全燃焼すれば、煙はたちませんけどね」
そんな紅子さんが好きです。(どっかで使いたいな、このセリフ…。)

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
3. 月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(2) | trackbacks(3) |
人形式モナリザ [森博嗣]
4061820923人形式モナリザ
森 博嗣
講談社 1999-09

夏の休暇を利用して避暑地に遊びに来た阿漕荘の面々。博物館「人形の館」で上演されている「乙女文楽」を見ていた彼らの目の前で、演者が謎の死を遂げます。近くの美術館で起こっていた絵の盗難事件、そして二年前に同じ家で起こっていた殺人事件と、今回の事件とのかかわりはいったい?

Vシリーズの二作目です。保呂草潤平、香具山紫子、小鳥遊練無に瀬在丸紅子。一作目からしばらく時間が空いたらまた漢字が読めなくなっていました…。そしてミステリーを読んでいるというよりも「森哲学」の勉強をしているような気分に。(そこが好きなんですけどね。)

…最後の一行で、背筋が寒くなりました。

ところで、この作品の中で、紅子と林の過去や、七夏との関係などが明らかになるわけですが、なんかそこが読んでいて悲しい気持ちになりました…。紅子さんには幸せにしていてもらいたいのに、なにやってるんだ!林!いや、まだ何か裏があるのかしら…。どきどきします。

そして保呂草が…保呂草が…。彼は…えー!
「四季シリーズ」読んでるのに気づかなかったです…。っていうか、あ、「四季」はこの後書かれんだから、順序が逆だ。「Vシリーズ」の後に「四季シリーズ」だ。あわわ。ちゃんと出版された順番通りに読んでいないのでぐちゃぐちゃです…。とほほ。

「Vシリーズ」読了分リスト
1. 黒猫の三角 Delta in the Darkness
2. 人形式モナリザ Shape of Things Human
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(0) | trackbacks(2) |
黒猫の三角 [森博嗣]
4061820702黒猫の三角
森 博嗣
講談社 1999-05

「Vシリーズ」というシリーズの一冊目。「S&Mシリーズ」にも登場した瀬在丸紅子さんが活躍するシリーズのようです。(つまり時代的には「S&M」より前!)それにしても、これを読んでいるともう一度「S&Mシリーズ」を読み返したくなります。でもたくさんあるからなぁ…。

とりあえず最初から最後まで苦労したのは「人の名前が難しい!」こと。ロシア文学を読んでいるくらいの勢いで名前が覚えられません…。「登場人物一覧」必須(要ふりがな)。

シリーズ一作目ならではのトリック(?)で、おもしろかったです。めずらしく途中で「おや?もしかして…」と思ったのが正解でまたうれしく。このシリーズも先を読むのが楽しみです。ふふふ。

ちなみにこの「へっ君」って…!ですよね?
| ま行(森博嗣(Vシリーズ)) | comments(2) | trackbacks(2) |