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chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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モドキ [ほしおさなえ]
4048736892モドキ
ほしお さなえ
角川書店 2006-04

楓ケ丘ニュータウン。都心から三十分のこの町で暮らす主婦、フリーター、学生。そしてこの町にある大学に勤める男。彼らに起こった出来事とは…。

これはまた不思議な…ファンタジー?SF?ホラー?ジャンルがよくわかりません。読み始めたときの感触と、読み終わったときの感触が全然違いました。いい意味で、裏切られました。びっくりした…。あらすじなんか、書けません。何をどう、書いていいものやら。でもすごく読み応えのある読書でした。

唐突に始まるこの物語。最初は手探りで読み始めました。語り手がころころ変わっているのだということに気付くのにまずしばらくかかり、そしてそれがそれぞれ誰なのかということを飲み込めるようになるまで、何度も行きつ戻りつしました。そして読み終わって…もう一度冒頭からちらっとあらためて読んでみたら、なんだかくらっとしました。何が、いつなのか、どれが、いつだったのか。時系列すらわからなくなりました。煙にまかれたような…何かの渦に巻き込まれてぐるぐる回っているような…、すごく、心もとない、そんな気持ちになりました。

そして非常にくだらないことですが、一つミスを発見…「桐林」さんが途中で一度だけ「桐原」さんになってます(P129)。櫟原教授と混ざったのかしら…。
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天の前庭 [ほしおさなえ]
4488017177天の前庭
ほしお さなえ
東京創元社 2005-07-08

自動車事故で意識不明となり、そのまま九年間眠り続けた柚乃は奇跡的に目覚めたとき、すべての記憶を失っていた。父は同じ事故で死亡、母は柚乃が子供の頃、ドッペルゲンガーを見たと言った翌日に失踪していた。そして今、長い眠りから醒めた柚乃は、パソコンに残されたかつての自分の日記の中に、自分にそっくりな少女に出会ったという記述を見つける。ドッペルゲンガー、タイムスリップ、友達と注文した日付入りボールペン…彼女の行き着く真実とは?!

うっわぁ!わからなかった!(笑)
読書としてはすごく面白かったです。読みながら「ええ?何?どうして?何が?どうなってるの??」と、頭の中が「?」だらけになり、夢中で一気に読みました。でも、読み終わって…結局真相が…分からない(笑)。えーっと、あれが、こうで、これが、あぁで、えーっと…いやぁ、難しかった!でも読書としては楽しかったです。のめりこめるといえばのめりこめる。その先がないけれど…。他のことを考えたくなくて、わけがわからなくなって「もう寝ちゃえ!」って思いたいときにオススメです。(なんのこっちゃ?)

ところで…柚乃が事故にあったのは3月のことだから「冬休み」じゃなくて「春休み」ですよね?とまたいらんツッコミをしてみる私。(かなり最初の方に出てきたこれにひっかかり、例によってかなり悩んだわたくしでした)。
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