プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
<< 黄色い目の魚 [佐藤多佳子] | Top | さよならの代わりに [貫井徳郎] >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
カラフル [森絵都]
4652071639カラフル
森 絵都
理論社 1998-07

前世で何かひどい「悪事」を犯して死んだ「ぼく」。悪事を犯して死んだ魂が輪廻のサイクルに戻るためには、下界の誰かの体を借りて、自分のした悪事を思い出さないといけません。乗り移ったのは「小林真」という自殺したばかりの14歳の少年。天使のプラプラをガイド役に、真として人生に再挑戦することになった「ぼく」は…。

いわゆる「児童文学」というジャンルになるのでしょうか。テンポよくさらっと読めました。リアルなようなリアルじゃないような(ちょっと!そんなふうにいくわけないでしょう…という箇所も随所(笑))、そんな雰囲気のお話です。なんとなく途中からオチが読めてしまった感もあるのですが、それは私が純粋でないオトナだからでしょう…。

「イヤなヤツ」と思っていたのがそうじゃなかったり、逆に「すごくいい人」と思っていたのがそれだけじゃなかったり。世界は、人は、一面では決してありません。家族や、友達や、そんな誰かと出会って、いろんな感情をおぼえたり、反発してみたり…そんなことを繰り返して、知らないうちに相手を変えることもあるし、自分が変わることもある。そうやってみんな生きていくのだということ。そういう大事なことを、あらためて思い起こさせてくれる本でした。

おまえの目にはただのつまらんサラリーマンに映るかもしれない。毎日毎日、満員電車にゆられてるだけの退屈な中年に見えるかもしれない。しかし父さんの人生は父さんなりに、波乱万丈だ。いいこともあれば悪いこともあった。それでひとつだけ言えるのは、悪いことってのはいつかは終わるってことだな。ちんまりした教訓だが、ほんとだぞ。いいことがいつまでもつづかないように、悪いことだってそうそうつづくもんじゃない。
照れくさそうに真にお父さんが語ったこのセリフ。私も大切にしてきたいです。

タイトルの「カラフル」の意味は、この本を読み終わってみればわかります。ちょっとステキだなと思いました。

映画化もされているそうです。見てみたいかも…。
| ま行(森絵都) | comments(19) | trackbacks(7) |
スポンサーサイト
| - | - | - |
コメント
chiekoaさん、コメント&トラックバックありがとうございました。
映画化もされているのですかぁ。知らなかったです。
いつまでも大切にしたい言葉が、たくさんある本ですよね。
森絵都さんの作品に、ますますはまりそうです!
| ましろ | 2005/07/21 5:54 PM |
映画化、されてるようなんですけど、入手方法がわからず(汗)。
レンタル屋さんとかにあるものなのかしら…。
| chiekoa | 2005/07/21 6:42 PM |
映画版,探してもないのでついDVDを
買ってしまいました。まだ見てませんが。

また見たら感想書きますね〜(@^^)/~~~
よかったらお貸しします!
| mamimix | 2005/08/07 7:55 AM |
わぁ!買われましたか!
私もそうしようかな…アマゾンとかで買えますか??
(って調べる前に聞いているわたくし。)
レンタル屋さんでは全然見かけないですよね…。
| chiekoa | 2005/08/07 10:27 AM |
レンタル屋さんにないですよね。
だからこう,ついかっとなって買ってしまいました。
あ,わたしもamazonで買いましたよ(^ー^)ノ
まだ在庫あるみたいなのでよかったら。

ちなみにこの主演の子,いまではたいそう
やんちゃな感じに育ってます。
以前テレビで見て大笑いしたような。…なんか
映画見る前にイメージがついてしまってます(笑)
| mamimix | 2005/08/08 5:09 AM |
主役の子はジャニーズなんですねぇ。
買おうかと思いましたが…た、高い…。
mamimixさん、尊敬!
| chiekoa | 2005/08/08 12:28 PM |
純粋な子供じゃない私は真のお母さんが「お稽古」にはまる気持ちが理解できたりして…
純粋だった頃に読みたかったです。

映画化されているとは…
レンタルないんだ…高いんだ…
残念です。
| なな | 2005/12/18 8:41 PM |
そうなんですよ〜、未だ見られず…。
mamiixさんに飽きたら安く売ってもらいましょう(笑)。

DVDの前にこの本を買わねば!と思う今日この頃です。
| chiekoa | 2005/12/19 12:29 PM |
初めまして、コメント失礼いたします。
此方で映画『カラフル』についての話題が出ていたので、トラックバックさせていただきました。
原作ファンの立場から見た映画感想です、宜しければご覧下さいませ。
| BP | 2006/01/04 10:14 PM |
この話、友達や姉に勧められて読みました。
読み終えた後、すっごい胸がどきどきしてました。
展開はもちろん、文章の作りがすごい!です。
映画版があるということは、初めて知りました。
見たいですね!!
し、しかし、レンタルなし、値段もよろしいとくれば・・・・(T-T)
| kotori | 2006/03/09 11:06 AM |
chiekoaさん…再読決定です。
息子がいろいろ内容についてふってくるもんで(笑)。
これは語り合わにゃいけないっすね。
『DIVE!』も予約してきますよー(買わない…私)。
一気にこの夏コンプリートかも♪
| ユミ | 2006/07/13 7:59 PM |
早く予約しないと読みづらくなりそうですねぇ。
直木賞…。
うれしいような、うれしいような、
いやうれしいんですけど!!!!!
はぁ、私も『DIVE!』を再読して自分をだまそう…。
| chiekoa | 2006/07/13 9:08 PM |
再読しました^^
やっぱり良いですね〜。面白かったです。
映画は私も気になっています。
でも、主人公の人があまり好きではなく^^;
映像化は苦手なんですよね。
中高生に読んでほしい作品ですね。
| 苗坊 | 2006/09/14 2:32 PM |
映像化は…いろいろ難しいですからねぇ。
好きな作品であればなおさら…。
中高生にはほんとおすすめしたいですね!!!!
| chiekoa | 2006/09/15 3:03 PM |
こんにちは、「カラフル」キーワードでこちらに参りました。森絵都さんの「カラフル」がミュージカルになりました。と言っても東京の区民ミュージカルなのですが、11/22の本番を前に稽古も佳境。「カラフル」を体で感じる毎日です。お近くでしたら、ぜひお越しください!
| jasmine | 2006/10/29 9:25 AM |
jasmineさん、こんにちは。
遊びに来てくださってありがとうございます。
おぉ、私の勤務地は港区!
スケジュールさえあればぜひ行きたいです!
| chiekoa | 2006/10/30 5:26 PM |
TBさせていただきました。
ほんと、ヒトは一面ではないってこと わかる小説ですね。
映画化されてるとは・・・・ ぜひ みてみたいです。
| ちえりん | 2007/03/28 8:04 PM |
ちえりんさん、未だに映画を見ていない私です(汗)。
見たい気持ちはありありなのに!なかなかチャンスが!!
でもいつか絶対みたいです。
| chiekoa | 2007/03/29 11:22 AM |
 カラフルって何度読んでも面白いし、いろんなことを大切にすることも大事って言うのが伝わってきました!! お父さんの言葉にも感動です!!
| マー | 2007/07/09 10:36 PM |
コメントする








on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。
この記事のトラックバックURL
 
トラックバック
「カラフル」森絵都
カラフル森 絵都 死んで魂になって流されていく僕の前に天使が現れて言った「おめでとうございます。抽選にあたりました!」大きな過ちを犯して死んだ罪な魂なので、輪廻のサイクルからはずされるのですが、再挑戦のチャンスがあるという。そして僕は自殺した中学生小
| ナナメモ | 2005/12/18 8:42 PM |
カラフル
     2000年11月公開 観賞日    ? 《監督》 中原俊 《脚本》 森田芳光 《キャスト》 田中聖、阿川佐和子、滝田栄 ほか
| 映画ごはん | 2006/01/04 10:13 PM |
カラフル/森絵都
久しぶりにゆっくり図書館で本選び。いつも貸出中なのに書棚でめずらしく『カラフル』があった。夏休みに入ると予約が入っちゃうだろうと前倒しで息子用に借りてみたら…。学校から帰宅後シャワーを浴び夕飯も終えてくつろいでるところへ『カラフル』差し出すとパラパラ
| ひまさえあれば | 2006/07/13 5:48 PM |
カラフル 森絵都
カラフル オススメ! 「おめでとうございます!抽選に当たりました!」と、「ぼく」はいきなり天使のプラプラに告げられる。 話によると、「ぼく」の魂の前世に大きな過ちを起こして死んだらしい。 本当ならこの世界の中から抹消されるのだが、「ぼく」は抽選に当た
| 苗坊の読書日記 | 2006/09/14 2:33 PM |
森絵都『カラフル』
カラフル/森 絵都 ¥1,575 Amazon.co.jp 死んでしまったヒトの魂。 その魂が 抽選に当たったら。 そんなところから 物語が始まる。 読み進めているうちに 予測がつく話ではあるが、 でも その展開が いかにも 『中学生』で テンポよく 進んで
| 時遊くらぶ-図書館- | 2007/03/28 8:03 PM |
「カラフル」 森絵都
単純なのに複雑。ファンタジーの中に潜むリアル。生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち
| 読書とジャンプ | 2007/09/28 11:54 PM |
『カラフル』 森絵都
前世でどんな悪事を働いたかは知らないが、死んで天国にも行けず、 次の誰かに生まれ変わることもできないらしいぼくがいきなり、 抽選に当たって誰かの体に乗り移り、人生をやり直すって、 それってラッキーなのかどうなのか…。 ガイド役という天使も、なんだか
| *モナミ* | 2008/11/06 12:32 PM |