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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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さよならの代わりに [貫井徳郎]
4344004906さよならの代わりに
貫井 徳郎
幻冬舎 2004-03

劇団「うさぎの眼」に所属している和希の前に、ある日現れた不思議な少女、祐里。次第に言葉を交わすようになる二人ですが、そんな中、劇団の公演中に看板女優が殺されるという事件が発生します。犯人として疑われたのは劇団の主宰者、新條。事件について何かを知っているような祐里。彼女の秘密とは…。

「タイムトラベル」ものであることは、冒頭のプロローグからわかっているのです。途中で競馬をバンバン当てるシーンも出てきますし。(タイムトラベルものにはいつも競馬で勝つシーンが出てくるイメージ…。)それなのに、祐里が和希になかなか真実を話さないので、ちょっといらいらしてしまいました(笑)。こっちはわかっていてそれを前提として読んでいるので、わからずに和希がいろんなことを不思議がったり疑ったりするのにじさられるわけです。そして打ち明けられてからの和希の信じないっぷりにまたヤキモキ。もぅいいからとっとと信じなさい!!話が進まないじゃないの!と(笑)。

が、ありふれたタイムトラベルものと思いきや、最後にひとひねり!がありました。そうだったんだ〜!このオチはすごい。でも、それにしては…最初のころの祐里の態度、なんか納得がいかないような…。このラストの後にあれが続くというのは…えぇぇ。

物語のラスト、このラストはとても好きなのですが、「なぜ、いつの間に和希は祐里をそんなに好きになったのか?」というのがちょっと唐突すぎたというか。感情移入ができないというか。そうじゃないとせっかくのお話がまとまらないのはわかっているのですが、なんか取ってつけたような感が否めなかったです。もったいないなぁ。はじめから祐里がもうちょっと魅力的だったら納得もいくのですが。ただかわいいだけで、いけすかない女だったような。(イイスギですか?)かわいければいいのでしょうか…?うーん。それだけで何年もあてもなく相手を思ったりするのかしら?ラストがよかっただけに、そこだけが残念。最初のころの祐里をもっと「このラストを踏まえて」書いてくれたらよかったのになとか。ちょっと消化不良でした。おしいなぁ。
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| Gotaku*Log | 2006/02/23 10:37 PM |