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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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クレヨン王国の赤トンボ [福永令三]
4061472224クレヨン王国の赤トンボ
福永 令三
講談社 1987-07

小学生の美奈代は、ある日先生から「童話集」をあずかりますが、学校の童話クラブの子供たちが書いたその童話集を、美奈代の姉、良恵がうっかりオーブンで焼いてしまいます。オーブンの中ではなにやら不思議なことが起こって…。

オーブンに焼かれて「童話」から飛び出してきたその登場人物たち。彼らはすぐに消えてしまったように見えましたが、美奈代の家の壁に「赤トンボ」が残されます。赤トンボの名前は"ふじみ"。カベにじっとしたまま、動こうとせず、食べようとせず、まったくトンボらしからぬ"ふじみ"を心配した美奈代たちは、その作者、由美と連絡をとります。体が弱く、いつまで生きられるかわからない、由美。「由美の心が明るく健康的でないと、"ふじみ"は、いきいきした赤トンボになれない」と考えた美奈代たちは、アメリカにいる由美と、文通を始めます。

この物語の中で、私が一番ステキだと思ったのは、美奈代と良恵のお母さんです。子供を決して子供扱いせず、オトナ扱いもせず、きちんと正面から向き合うお母さん。こんなお母さんに私もなりたい…と思いました。文中に出てくるお母さんと子供たちの会話。最高です。

そして実際に会ったこともない「由美」を励まし、力づけ、なんとか元気になって欲しいと願う美奈代たちの心。それが嘘や、きれいごとや、偽善ではなく、心からの願いであるということがとてもうれしく、胸うたれます。

「うそ800メートルゆめ街道」。私もやってみようかな!
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クレヨン王国『クレヨン王国』(クレヨンおうこく)は著者:福永令三、挿絵:三木由記子による児童文学作品シリーズ。色彩鮮やかな自然の色を大切にした描写が美しいファンタジーである。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Art
| 童話について | 2007/10/04 1:00 PM |