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センセイの鞄 [川上弘美]
4582829619センセイの鞄
川上 弘美
平凡社 2001-06

ツキコと、高校時代の国語のセンセイの恋の物語。

ツキコさんは38歳、センセイはもうご老体。最初は全然「恋の物語」じゃなかったのですが、みるみるうちに恋の物語になりました。そうか、恋ってこういうものだよね…と思ってみたり。のんびりとしたセンセイとツキコさんの会話、とても独特で、とてもステキでした。万事騒がしい自分。こうはなれない…。ここでは、時間がとてもゆったりながれているみたいでした。

まだ二人が両思い(?)になる前、二人で島に行くシーンが一番好きです。部屋にはふたりきり。どうなるのかしら、どきどきの展開!…なのに、のんびり俳句の推敲などしているセンセイ。挙句に「ツキコさんもよかったら句をつくってごらんなさい。」などと勧められてしまいます。

それでしかたなくわたしもセンセイと並んで句をつくることになってしまった。何がなじょしてこうなった。時刻はすでに午前二時を過ぎている。指を折りながら「ゆうぐれの灯にくる大蛾さみしそう」などというヘボな句をつくっているこの状態は、いったい何だ。
ほほえましいというか…こういうの好きです。いいなぁ。

あわあわとしていて、静かで、切ない恋の物語でした。
| か行(川上弘美) | comments(2) | trackbacks(5) |
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コメント
「あわあわ」って表現がいいですね。まさにそのとおり。

わかってはいたものの、センセイの死があまりにも突然でした。
そのせいで、ツキコさんと同じくセンセイの息子の登場で
ぐっときてしまいました。

また時が経ったら読み返してみようと思います。
| あおちゃん | 2005/07/25 3:50 PM |
そうですね。
もっと時が経って、自分がツキコさんや、センセイの歳に近づいたら、
また違った読み方ができるかもしれませんね。
なんだか楽しみです…。
| chiekoa | 2005/07/25 4:25 PM |
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