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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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きよしこ [重松清]
4104075043きよしこ
重松 清
新潮社 2002-11

子供のころ吃音がひどかったある「作家」のところへ、同じ吃音で苦しむ子供を持つ母親から手紙が届きます。「子供を励ましてやってください」と。彼は、その子供に励ましの手紙を書くかわりに、物語を書き始めます。

彼のそばに、その物語がただあればいい、いてくれればいい。

そんな願いを込めてつむがれるその物語の、主人公の名前は「きよし」。吃音で悩んでいるきよしの、小学校からオトナになるまでの日々が、短編でつづられていきます。どこかなつかしくて、切なくて、そしてなによりもやさしいお話たちでした。初・重松清さんだったのですが、この物語はかなり「お気に入り」になりました。表紙の絵もすてきですし、各短編ごとについている扉絵もとてもすてきです。

物語の最後には、「作家」さんの思いがつまっています。

夢があった。
いつか、個人的なお話を書いてみたい。ぼくとよく似た少年のお話を、少年によく似た誰かのもとへ届けて、そばに置いてもらいたい。
ゆっくり読んでくれればいい。難しいことは書いていない。ぼくは数編の小さなお話のなかで、たったひとつのことしか書かなかった。
きよしこは言っていた。
「それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」
きっと、思いは届いたと、伝わったと、そう思いました。
| さ行(重松清) | comments(2) | trackbacks(2) |
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コメント
こんにちは 重松さんの作品は、少年問題とか家族とかを描いてて、とても良いんですが、たまにちょっと過ぎるな..と思う感じもあるんですが、同じような作品なんだけど、他のと違って余分なものや説教くささがなく、とても優しいお話でした
| きりり | 2006/12/05 12:48 AM |
きりりさん、そうですね。子供が読んでも素直に読める本なんじゃないかなぁと思います。私は勝手に自伝的な本だと思っていたのですが…どうなのでしょうか?!
| chiekoa | 2006/12/05 11:48 AM |
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「きよしこ」重松清
タイトル:きよしこ 著者  :重松清 出版社 :新潮文庫 読書期間:2005/11/18 - 2005/11/19 お勧め度:★★★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 名前はきよし。君によく似た少年。言葉がちょっとつっかえるだけ。話はある聖夜、ふしぎな「きよしこ」との
| AOCHAN-Blog | 2005/12/19 8:57 PM |
重松清「きよしこ」
主人公のキヨシは吃音に悩む少年 転校が多くて、いつもひとりぼっち  新しい学校に行く度、一番はじめの挨拶に悩む 言いたいコトがいつも言えずに悩む 言いたいコトはたくさんあるのに、 うまく喋れないと思うと口を閉ざしてしまう 聖夜、星が煌めく時「きよしこ
| 聞いてあげるよ君の話を | 2006/12/05 1:56 AM |