プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
<< イッツ・オンリー・トーク [絲山秋子] | Top | 夜のピクニック [恩田陸] >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
きらきらひかる [江國香織]
4101339112きらきらひかる
江國 香織
新潮社 1994-05


アル中ぎみで躁鬱病の笑子と、ホモの睦月の夫婦の物語。

江國さんの本は結構読んでいるのに、よく考えたらこれ読んでない!有名なのに!と思って、遅ればせながら読んでみました。

なんというか、全然他人のこととは思えなくて、読んでいる間いっしょに苦しかったです…。「ごく基本的な恋愛小説」だという江國さんのいう通りの物語だと思いました。

各章ごとに語り手が交互にかわるので、笑子の気持ちも、睦月の気持ちも、両方わかる。痛いくらいにわかって、苦しくて苦しくて苦しかったです。

「好きな人に恋人がいる」ということ。それが笑子の結婚の大前提で、そしてそれが本当に「苦しい」のかどうか彼女にもわからないし、私にもわからないのです。「あなたが恋人と別れるなら、私もあなたと別れる」と本気で言ってのけた笑子。そんな笑子を愛しているのに、間違いなく大切に思っているのに、どうしても彼女を苦しませてしまう睦月。そして自分の「恋人」の存在。その恋人「紺くん」の気持ち。
こんなにも複雑な関係、でも、ほんとは複雑でも何でもなくって、ただ、互いにお互いを大切に思っている…。理屈じゃない。説明なんかできない。そのリアル。人を好きになる気持ち。胸が締め付けられました。

でも外野(私も含む)がとやかくいうようなことじゃないんですよね。

ラストは、ちょっと微妙でした。わたし的には。じゃぁどういうラストならいいのか?と言われると、それもまたわからないのですが…。

ちなみに、読み終わったら深津絵里さんが出ていたドラマの「きらきらひかる」をビデオで見よう…と思って読んでいたのですが、あのドラマの原作はこれじゃないということが今わかりました。えー!(ホンキでびっくり。)
| あ行(江國香織) | comments(4) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
| - | - | - |
コメント
この本も好きですが、深津絵里のあのドラマも別な意味で好きでした。たしか、「きらきらひかる」の映画はあったよね。筒井道隆かなんかがでていたような記憶がある・・・。
| ゆうき | 2005/06/25 11:03 PM |
映画はあるんですね。でもこの勘違いのおかげで、笑子の顔を「深津さんの顔」で想像しながら読んじゃいました〜(笑)。いまさら修正可能かしら!
| chiekoa | 2005/06/26 12:57 AM |
(爆笑!)もう修正できないでしょうねー。えーと、映画版は、笑子は薬師丸ひろ子で、旦那さんが豊川悦司、紺くんが筒井道隆でしたよ。夫婦の二人はともかく、筒井道隆が完全に配役ミスだと思った記憶が・・・。
| ゆうき | 2005/06/26 10:53 PM |
薬師丸さん…あぁ、イメージとちがーう!(爆)
紺くんが筒井さん??あの??「あすなろ白書」の??
全然イメージとちがーう!もっと華奢な線の細いイメージなのに…。
| chiekoa | 2005/06/27 11:48 AM |
コメントする








on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。
この記事のトラックバックURL
 
トラックバック
おこげ/中島丈博、きらきらひかる/江國香織
同性間に起こるレナ異感情は、表向きには認めているフリをしていても、理解していない人が多いような気がします。「おこげ」という小説(映画化もされています)を読むと、同性愛者にとって世間の目がどれほど切ないものであるかを知ります。面白いのは、アブノーマルと
| 文学な?ブログ | 2006/05/27 1:53 AM |