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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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犬は勘定に入れません [コニー・ウィリス]
4152085533犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
コニー・ウィリス 大森 望
早川書房 2004-04-17

時は2057年。過去の空襲で消失した聖堂の再建計画プロジェクトの一員である学生ネッド・ヘンリーは、「主教の鳥株」と呼ばれる花瓶を何がなんでも探し出せ、という指令のもと、タイムトラベルで現代と過去を行ったりきたりで疲労困憊。休息のため、19世紀のヴィクトリア朝時代に派遣されることになります。しかし時差ボケならぬ時間差ボケ(タイムラグ)で朦朧としていたネッドは、それがただの休暇ではなく、時空連続体の存亡をかけた重要な任務が課せられたタイムトラベルであることを聞き逃し…。

一言でいうと「タイムトラベルユーモアミステリー」!です。まさに。タイムトラベルものの、ユーモアあふれるミステリーでした。

なお、ちょっと読んだところで、この本は『ドゥームズデイ・ブック』という本の姉妹編だという噂を耳にし、それならばそっちを先に読まねば!と図書館に行ってみたのですが、手首を捻挫しそうに分厚い本だったので、借りずに帰ってきました。スイマセン。

はじめのうちは読むのしんどかったです。外国ものはいつもそうなんですけど…。なかなかこの「ワールド」に慣れないというか。なじめないというか。ほんとにみんな、こんな引用ばっかりの、とんちんかんな会話してるの?!みたいな(笑)。文化の違いをしみじみと。

でもそうは言っても読み進めるにつれて、ぐいぐい物語りに引き込まれます。結構分厚い本なのですが、ラストの大円団まで、その厚さを感じさせない勢いで読めました。全体にコメディタッチで読みやすいというのもあるかと思います。登場人物がみんなとても魅力的(というかちょっと変?!)ですし。翻訳のうまさというのもあると思いました。(訳注に笑ったのなんて…そうありません!)

タイムトラベルものにありがちな「頭こんがらがり」はやっぱりありましたが、それはわたしの理解能力が低いためということで。
(だって難しいんですもん。)(←たぶん今も完全には理解しておらず。)

犬好き、そして猫好きは読んで幸せ。ちょっと歴史の勉強もできてお得です。(これ読んで学習してるようじゃダメですか?!)
『ボートの三人男』も読んでみたくなりました。

それにしても、最後まで読んでも「主教の鳥株」の絵づらがまったく想像できないのは…わたしだけですか?!
| 海外作品(コニー・ウィリス) | comments(11) | trackbacks(6) |
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コメント
はじめまして!

この本は、面白いですよね。
私は、海外ものが好きなので、違和感なく、最初っから笑いっぱなしでした。
手首を捻挫しそうに分厚い本の「ドゥームズデイブック」も読んでますよ。
こちらは泣けます。
「主教の鳥株」の絵づらは、悪趣味な成金さんが好きそうな、ごてごてとした感じだと思っていれば、正解じゃないかな。
今日から「ボートの三人男」読み始めました。
こちらも「ぼく」の一人称で、笑えます。
電車の中で笑いをこらえるのに必死でした。
| くとにゃんこ | 2005/07/12 1:14 PM |
お、読まれましたね。分厚かったでしょう?(笑)面白かったみたいで良かったです。
「主教の鳥株」、私も想像不可能でした〜。とにかく悪趣味なんだな、と思って読んでました(笑)
| ざれこ | 2005/07/12 1:19 PM |
くろにゃんこさん、はじめまして!
コメント&トラバありがとうございます!

面白かったです!!長いですけど…!私はめったに海外ものを読まないので、なかなか入り込めないんですよ。でもこれはよかったです!
『ドゥームズデイ』読んでらっしゃるんですね。こちらは一転、シリアスな話だということでしたが、泣けるんですか!そう言われると読みたいような…。手首のストレッチを念入りにして…(笑)。

ざれこさん、やっとです!『ドゥームズデイ』の方は結局読んでないのになぜかやっと(笑)。「主教の鳥株」とにかく大きさすら想像がつかないのです…。大きい花瓶??探せばそれらしき写真とかどっかにあるんでしょうか?!
| chiekoa | 2005/07/12 1:24 PM |
「犬勘」読みましたか。楽しかったようで良かった。
「ドゥームズデイ」もとっても面白いですよ。
是非トライしてみてください。そして何よりも『航路』を!
| kadock | 2005/07/13 1:09 AM |
Kadockさんも読まれていたのですね!
『ドゥームズデイ』がんばって読みたいと思います!決心は固いです。
『航路』もトライしてみます。でもそれってちらっと図書館で見たところ、ぶ厚い上に、上下巻…ひゃ〜!でもよさそうなので期待大!がんばります!
| chiekoa | 2005/07/13 12:12 PM |
「航路」に入り込むことができなくて苦労したのが、丁度一年前。「犬は〜」は予約中です。どうなのかなぁ。そうですか「ドゥームズデイ」が先ですか・・。うむむ。
| すの | 2005/07/14 5:59 PM |
『ドゥームズデイ』が先とはいえ、読んでなくてもまったく問題なかったですよ!雰囲気もだいぶ違う作品のようですし…。
| chiekoa | 2005/07/14 6:04 PM |
コニー・ウィルスは一応SFリーグの人なので、ダメな人はダメだと思います。
ただ、「犬勘」は読みやすいのでわりと誰でも入りやすいですよね。
「ドゥームズ」を読んだのはかなり前でもう細部を忘れてしまいましたが、まったく違う物として読んだ方がいいですね。あっちはかなりシリアスで、悲惨な伝染病の話ですから。
| kadock | 2005/07/15 11:32 AM |
SFは結構好きなんです!(もっとも、設定がちゃんと理解できているのかどうか、あやしい限りですが…。)
しかしそういうシリアスなのも書けて、こういうユーモラスなのも書けるなんて、器用な作家さんなんですね!
| chiekoa | 2005/07/15 2:00 PM |
英文学の知識もないし、最初はえらく読むのが大変でしたが、
途中からはおもしろくってあっという間でした。
歴史とか英文学とか知っていたら、もっと楽しかったんだろうなぁ。
注釈読むのに必死でした(笑)。
主教の鳥株は私も想像できませんでした。
悪趣味で破壊不能っていったいどんな??
| june | 2006/05/03 10:48 AM |
juneさん、同じですね〜!
そう、自分の知識のなさがとても悔やまれる…っていうかこれ全部わかったら本職にしたほうがいいよ!っ手なくらいのものかもしれませんが(笑)、それにしても私はモノを知らなすぎるなぁとしみじみ思ってしまいました。
とりあえず『ボートの三人男』は絶対読もうと心に決めているのですが、いまだ実行できておらず。うむむ…。
| chiekoa | 2006/05/04 2:02 PM |
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