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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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噂 [荻原浩]
4062104636
荻原 浩
講談社 2001-02

「女の子を殺して足首を切る殺人鬼レインマンが出没している。でもこの香水をつけていれば狙われない」。新しい香水を売るために仕掛けられたニセの噂。しかしその噂通りの殺人事件が発生してしまいます。刑事・小暮は犯人逮捕のため捜査を続けますが、また同じ手口殺害された被害者が発見され…。

めずらしく途中で犯人がわかりました!ハナタカダカでした。いや、しかーし!私はまだまだ甘うございました。調子に乗って申し訳ありませんでした。最後の最後まで気を緩めずに読んでほしいと思います。このラストのためにこの小説全体があると言っても過言ではありません…。ひゃー!

基本的には警察が犯人を追う姿を描いて物語が進むのですが、途中には思わず笑いがこぼれてしまうようなシーンもあって、登場人物たちもステキな人がたくさんで、特に渋谷の女子高生たちがよかった!警察に集まっての「参考人聴取」のところが特に大好きです。

でも…この「ラスト」のその後のことを想像すると、ちょっとなんとも言えない気分になるのでした。ぞくり。そういう意味では、これはおもしろく見せて、実はとても怖い小説なのかもしれないです。噂の怖さ、人の怖さ。この本が単純な、犯人さがしのミステリィなんかではないことは、とりあえずお約束します。
| あ行(荻原浩) | comments(23) | trackbacks(14) |
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コメント
わたしは、荻原さんの本って、軽いタッチの読みやすいものを先に読んでいたので、ボーっと読んでて・・・犯人にもちゃんと驚きました(笑。でも、ラストの衝撃にはかないませんでしたけど。このラストの後も、きっとこの父と娘の生活は、何事もなかったように続いていくんだろうと思います。そう思うと、本当に、怖い小説ですよね・・・。
| ゆうき | 2005/07/25 1:20 PM |
いや、後から考えると、それすら「ひっかけ」だったのではないかと…。すっかりひっかかりました。私の場合その「先入観」があったから、ラストでよけいびっくりしたわけですから!
| chiekoa | 2005/07/25 1:39 PM |
わたしも犯人は途中で――犯人自らが小暮に会いに来て
高原美幸の事件を「二番目の・・・いえ最初の・・・」と
言い間違えたところで――わかったのだけれど
杖村沙耶の事件が、連続殺人事件の4番目の扱いじゃなくなることがあるとしたら
そのときの小暮さんのことを思うと泣けてきます。
| ふらっと | 2005/07/25 1:56 PM |
あー私もちょうどこれ昨日読み終えたところでした。
ラストのたった一言で「うわーーー」でしたねえ。
木暮さんが何も気づかずに名島さんと子供達とほよよんと過ごすことを切に願う。
まあでもあの捜査態勢なら真実は明かせないんとちゃいますかね(笑)
また感想書いたらトラバしにきますね。
| ざれこ | 2005/07/25 2:28 PM |
おぉー。皆で同じ本を読んでましたね!
なんだかうれしいです!
| chiekoa | 2005/07/26 12:39 AM |
こちらがきっかけでこの本を読み、楽しい時間を過ごせました。
でもラストは好きじゃないです。
せっかくの明るい雰囲気が、後味悪くなっちゃって。
タイトルの意味を考えると、上手くできているとは思うんですが。
| KOROPPY | 2005/08/11 5:06 PM |
KOROPPYさん、読んでくださってありがとうございます!
ラストが…そうなんですよねぇ。
衝撃的なんですけど、後味いいか悪いかっていったら悪いですよね。
そういうあっけらかんとした怖さ、みたいのも
この本が書きたかったことなのかなぁと無理やりな解釈を…。
| chiekoa | 2005/08/11 5:21 PM |
 再びお邪魔します。「コールドゲーム」の前はこれを読んでいました。同じ作者とは知らず、買って初めて気づいた次第です。

 帯に「最後の1行」と書いてあったので、使い終わったスルッと関西(各社共通の電車カード)で隠しながら最後の頁をめくりました。

 実は最初、あの刑事の娘が女子高生グループの陰になんとなく見え隠れしてはおりました。でも読み進めていくうえで気にならなくなっていて、最後の最後でドスン!と落とされました。和歌山から大阪に帰る南海電車の中で読んでいたのですが、本を閉じて頭を抱えそうになりました。「やめてくれ。これが言いたかったのか」と。悔しいですが、作者の勝ち。僕の負けです。犯人が誰かなんて、どうでもいいことではないでしょうか。

 最後に至るまで、父娘で「旅行に行こう」だのペアを組んでいた女性キャリアとの心温まる会話などを敢えて書き連ねたのも、この一文のためだったのでしょう。その部分を書いているときの作者の心境を考えると…。最後の「〇〇〇〇」という言葉が今、脳裏に浮かびました。
| 不肖 | 2006/03/15 6:56 PM |
そうなんですよ!ほんと「やめてくれ!」って思いました。
この後味は…読んだものにしかわからないというか。
今思い出しても、背中がぞくっとします。でも悲しい…気も…。
どうなるんだろうって考えて、考えることを放棄しました。つらすぎて。
| chiekoa | 2006/03/15 7:02 PM |
 さっそくありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 暗たんたる思い、とはこのことです。「あのままさらっと終わってもいいじゃないか」という読者の方がたくさんいらっしゃるのも分かります。でも考えるだけ無駄でしょう。きっと作者の頭の中には、さきに「〇〇〇〇」だったと思いますから。

 またお邪魔しますね。相当に近いうちだと思いますが(笑)。
| 不肖 | 2006/03/15 7:05 PM |
はじめまして
荻原さんの噂を読んで、いろんな人の感想が聞きたいのに、
読んでる人がいなくて、でもラスト1行のこととか考えるとむやみに話せなくてうつうつしてました。
ほんと、「単純な、犯人さがしのミステリィなんかではない」ですよね。
TB失礼します。
| oishiidokusho | 2006/05/23 3:44 PM |
oishiidokushoさん、こんにちわ!
これもまた感想が書きづらいというか、難しいですよね〜!読んだもの同士で語るしかないところが歯痒いです。でも読む価値は絶対ある本だと思います…!
| chiekoa | 2006/05/24 12:28 PM |
はじめまして。
ここ数週間でこの「噂」を読みました。
ラストは・・・「何で?お前はこんな人間じゃないだろう!」
裏切られたを通り越して、とても残念な気分です。
(これは小説としていい意味でのコメントです)
マラソンに例えるなら、ゴールのテープの目の前で深い落とし穴に落っこちたような・・・。
完全にハッピーエンドを想像していただけに、読み終わった後は呆然としてしまいました。
| good news bad news | 2006/05/30 7:42 PM |
good news bad news さん、こんにちわ。
ほんと、呆然としてしまいますよね…そしてどうしようもできないのですけれど…。その無力感もふくめて、この本のすごいところかなと。しみじみ思います。
| chiekoa | 2006/05/31 7:16 PM |
chiekoaさん、こんばんは♪
あらら?確か5/31に、コメント入れてトラバさせて頂きましたが、そのコメントがない?
なんだか無言でトラバだけさせて頂いたみたいで、ごめんなさい。
なので、もう一度、
「噂」を読んで、他の人はどんな感想を持ったのかなぁ?って気になっていたので、ここでみなさんの感想が聞けてほっとしました。
ほんとに、それまで楽しかった気分が最後の最後であらら?になっちゃって、なんだか暗い気持ちで終わってしまいました。
ほんとにその後・・・が気になりますよね。

chiekoaさん、沢山の本読んでいて、すごいです。
これからも、参考にさせて頂きます、よろしく〜。
| みゅう | 2006/06/01 11:47 PM |
最後の言葉はすごく驚きでした。
やられましたね〜
で、思ったんですけど
結局
この言葉を言った子は
なんだったんでしょうか?
共犯・・・?なんでしょうか?
| | 2006/06/03 10:18 PM |
泉さん、こんにちは。
ほんと最後のこのひと言には…「ええええええええ!」と。
なんだったんでしょう。それを想像させるのも…。
またこの小説のうちなんでしょうね。うぅ。
| chiekoa | 2006/06/05 2:30 PM |
こんにちは。
読了後はあ然ぼー然でしばらく力が入りませんでした。
全体を通してほのぼのムードだったので、ラストのあの展開は衝撃でした。
| あおちゃん | 2006/06/20 1:35 PM |
衝撃どころのさわぎではなかったですよ…。もう途中のすべては最後の一行で飛びました(笑)。はぁ…。今思い出してもなんだかぞっとします。
| chiekoa | 2006/06/20 4:21 PM |
いや、もう、最後の一行はびっくりしました。
自分の考えすぎであってほしいと思って、
色々調べてみてたどり着きました。
やっぱりそういうことでいいんですよね?
うわぁ〜やばいですね、まじで。
しばらくの間、動けませんでした。
家族が心配してましたw

これ以上の衝撃の本を見つけられますように・・・
| しんにい | 2006/09/16 12:29 PM |
しんにいさん、こんにちは!
家族がびっくりするくらいって…(笑)すごいですね!
でもそのくらいびっくりですよね、わかります。

これ以上の衝撃…かどうかはわかりませんが、かなり衝撃なのが『葉桜の季節に君を想うということ』という作品です。歌野晶午さんという方が書いています。未読でしたらぜひ!
| chiekoa | 2006/09/19 5:18 PM |
なんか最後の一行からわかる真相を
小暮が勘づいてるような気がするのは俺だけかな
菜摘が出かけるのを止めたり、疎遠になるのを防ごうとする小暮の言動がなんか…
でも普通にやっぱ気付いてないんだよなぁ…

サキと麻生にいやがらせメール送ってたのもあいつだったんだよなぁ
| | 2007/03/28 3:31 AM |
えー!そんな感じでした?!もうだいぶ前に読んだので詳細部の記憶はおぼろなのですが…。一度全部がわかったこの状態で再読してみたい気がします。その視点から見たらまた何かが違うのかもしれませんよね。どきどき。
| chiekoa | 2007/03/28 11:40 AM |
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