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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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モモちゃんとアカネちゃんシリーズ [松谷みよ子]
4061192310ちいさいモモちゃん
松谷 みよ子
講談社 1982-01

ちいさいモモちゃんのママは、はたらいています。ですから、モモちゃんは、「あかちゃんのうち」で大きくなりました。この本は、ちいさいモモちゃんが3つになって「あかちゃんのうち」をそつぎょうするまでのお話です。

4061192329モモちゃんとプー
松谷 みよ子
講談社 2000

モモちゃんも大きくなりました。ねこのプーやジャムとも、大のなかよしです。ともだちのコウちゃんといっしょに大かつやくします。モモちゃんにも、いもうとができました。アカネちゃんという名です。

4061192337モモちゃんとアカネちゃん
松谷 みよ子
講談社 2000

モモちゃんにはいもうとができました。アカネちゃんという、とてもかわいい赤ちゃんです。モモちゃんは、小学校1年生になりました。でも、モモちゃんのうちでは、たいへんなことがおこったのです。

4061192345ちいさいアカネちゃん
松谷 みよ子
講談社 2000

モモちゃんとアカネちゃんは、あたらしいうちへひっこししました。ねこのプーもいっしょです。おねえちゃんのモモちゃんは、どんなかつやくをするでしょうか。あかちゃんのアカネちゃんが、どんなふうにおおきくなっていくかしら。

4061192353アカネちゃんとお客さんのパパ
松谷 みよ子
講談社 1983-01

アカネちゃんは、もうすぐ3さい。モモちゃんも、すっかりおねえちゃんです。ねこのプーとジャムに、かわいい子ねこがうまれました。それから、いろいろなじけんがおこります。

4061335146アカネちゃんのなみだの海
松谷 みよ子
講談社 1992-04

もうすぐ1年生になるアカネちゃんに、とてもうれしいことがありました。なかよしのくつしたの、タッタちゃんとタアタちゃんが、かえってきたのです。かなしいのは、おわかれです。モモちゃんとアカネちゃんは、パパといちばんかなしいおわかれをします。

子どものころに大好きで、何回も何回も、ほんとうに何回も、それこそ本が割れるほど読んだ「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ。子どものころに家にあって読んだのは四巻目の『ちいさいアカネちゃん』までだったのですが、今回はじめから読み直したのをきかっけに、最後の二冊『アカネちゃんとお客さんのパパ』『アカネちゃんのなみだの海』も読んでみました。

今回読み直してみて、内容もセリフも絵も、途中に出てくる歌までも、自分が全部しっかり覚えていることに、ほんとうにおどろきました。最近では、三日前に読んだ本のラストだって覚えていないくらいのものなのに(←ひどすぎます)、この記憶の確かさはいったい何!あまりにも何度も何度も読んで、もう家族みたいな本だったからかもしれません。近所のお友達と同じくらいの距離に、この本はずっとあったんだなぁ…。ほんとに、すごく覚えてたんです。覚えてたって言うよりはも「あぁ、そうだった。」みたいな、甦ってくる感じ。読んでいて、懐かしくて懐かしくてたまりませんでした。

この本は基本的には童話で子ども向けなのですが、子ども向けとは思えないような内容が、包み隠さず出てきます。離婚だったり、戦争だったり、死別だったり。子どもの頃に、すごくショックを受けた記憶があります。でもそれでもこの本の魅力は色あせないし、むしろだからこそ、こんなにも心に残る本であり続けるのかなぁと思いました。

最後のあとがきを読むと、このシリーズがいかに作者の松谷さんの人生とリンクしているのかがわかります。最初は、松谷さんの二人の娘さんのために書き始めた童話だったそうです。そしてダンナさんとの離婚も実話だそうす。ダンナさんとはこの本をいっしょに作っていた方だそうで、そんなこともあって、完結までにこれだけの時間を要したこの物語。(一巻目が出てから六巻目まで、なんと三十年近くの時間が流れています。)この長い歳月の間に、鬼籍に入られた関係者の方もたくさんいらっしゃるそうです。今回読んだ最後の二冊では、挿画を描かれている方が菊池貞雄さんから伊勢英子さんに代わっているのですが、菊池さんはお亡くなりになられたとのことでした。代わった方の絵もかわいらしくてステキでしたが、やっぱり私の中のモモちゃんとアカネちゃんは、菊池さんの絵と、あの写真の人形たちのイメージなので、少しさみしい思いもしました。

それにしても何年たっても、まったく古くならないこの本。(むしろ、今という時代がやっとこの本に追いついたのだと言っても過言ではないと思います…。)
子どもができたらもう一度読んでみたいし、子どもにもきっと読ませます。
| ま行(その他) | comments(6) | trackbacks(0) |
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コメント
「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズは
私も特別思い入れのある物語なんです〜!
あのお人形の表紙が大好きで
ハードカバーを集めているところ。
大人になって読んでもどきっとさせられる部分は
一緒なんだーと思いました。
私もあんまりにも内容をよく覚えてたんで
自分にびっくりしちゃいましたよ。
| すみれ | 2005/08/15 9:26 PM |
私は「モモちゃんとプー」が大好きでした。
今手元にある本は、ボロボロなのですが、娘が読んでくれています。
それが何だかとてもうれしくて・・。
でも読み返してみると、内容もそうですが、
お母さんとお父さんの会話なども、結構シビアなのですよね。
(私はそのシビアさに、今更気づきました・・)
chiekoaさんのいうとおり、包み隠さず真摯に伝える姿勢ゆえに、心に残る本であり続けるのでしょうね。
| june | 2005/08/15 11:19 PM |
懐かしいですねぇ・・・
たぶん幼稚園か、小学校1年生のころ読みました。
さすがに「モモちゃんとアカネちゃん」までですが・・。
あと、松谷さんは「龍の子太郎」や「ふたりのイーダ」が忘れられません。
| すの | 2005/08/16 8:59 AM |
すみれさん、そうあの人形たちがいいですよね…!
一番お気に入りなのはミシンで「たったかたぁ」って縫った「パンツ」がたくさんハタハタしているところです。

juneさん、「離婚」じゃなくて「さよなら」と書いてはありますけれど、子供心にはすごい衝撃でした。娘さんも読んでくださってるなんてステキですね。親子二代に渡って愛される本、なかなかないですよね。

すのさん、図書館に絶対そろってると思うので、もしよろしければ続きも読んでみてください!松谷さんもすごい作家さんですよね…。
| chiekoa | 2005/08/16 11:39 AM |
ああっ,ちえこあさんの書評読んで,また読みたく
なってしまいました。
わたしにとっても小さい頃,繰り返し読んだ
思い出の話です。
おいしいものの好きなくまさんと知り合いになりたい!
と本気で思ってました。

あと,「あるく木」と「育つ木(?)」の話とか,
アカネちゃんたちがいなくなったとき,お父さんの
足元に転がってたボールの絵とか。
いちいち心に残ってます。

今度当選した図書カードが届いたら,大人買い
したい作品のひとつです!!
| mamimix | 2005/08/16 8:46 PM |
mamimixさんもですか!!
くまさん、おとなりさんに欲しい…。
煮込んだおじやに卵の黄身をぽとんと落とすですよ!

しかし、また図書カードがあたったら神!ですね!(笑)。
| chiekoa | 2005/08/17 12:48 PM |
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