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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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神様からひと言 [荻原浩]
4334923739神様からひと言
荻原 浩
光文社 2002-10

騒ぎを起こして大手広告代理店を首になった佐倉。再就職先のラーメンメーカーでも問題を起こした彼が飛ばされた先は「お客様相談室」。そこで彼が出会った人々、そして明らかになったこの会社の実態とは…。

痛快なサラリーマン小説です。共感する人も、よくやった!気分爽快!って思う人もたくさんいそうです。コメディタッチですし、おもしろいはおもしろいんですけど、でもなんだか私にはいまいち…。物語ができすぎでリアリティがなかったというか、それはそれで「小説」なんだからいいのだとも思いますが、そうは言っても設定はわりとリアルなので、どうも中途半端で、うまく溶け込めなかったんです。その肝心の「物語」がバラバラしちゃったというか、いろいろありすぎて、どこで一番盛り上がったらいいのかよくわからなかった…。「神様」も要るんだか要らないんだか微妙でしたし…。

でも、会社って何だろうって考えるシーン、「みんな、何が怖いんだろうな…人のことは言えない。俺もだよ…俺は何が怖いんだろう。」と自問するその言葉は、すごく心に残りました。現実はこんなふうにうまく行きやしないんだろうけど、でも、何かしなくっちゃって、できるような気がする力がわいてくるような物語でした。

そして「げんこつ亭」の親父さんの言葉もすごくよかったです。元気をもらいました。「何をやろうが、死にゃあしない」「なめんじゃねぇよ。死にゃあしなくても、死ぬほどつらいことはあるんだ」。私にはこちらの親父さんの方がよっぽど「神!」でした。
| あ行(荻原浩) | comments(5) | trackbacks(11) |
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コメント
あ、わたしも今思えば、ちえこあさんと似たような感想です。面白かったんだけど、他の作品に比べて印象が薄いんですよねー。他の作品が印象的すぎるだけかもしれませんが、このあたりが、荻原さんの「痛快サラリーマンユーモア小説」の限界だったのかな?とも思います。では。
| ゆうき | 2005/08/20 5:34 PM |
ぼくも同感。
というか、この作品の薄味さ。
「明日の記憶」の、なんか、先の見えないこと
「コールド・ゲーム」のやりきれなさ・・・
で、萩原博は個人的にダメかな、と思いこんでいる最中。
| すの | 2005/08/20 9:58 PM |
ゆうきさん、私はまだ他の作品をそれほど読み込めてるわけじゃないのですが、それにしてもいろんなカラーの作品を書かれる方ですよね。器用な方なんでしょうか??

すのさん、『コールドゲーム』は次に読もうと思って手元にあります。どきどき…。
| chiekoa | 2005/08/23 11:57 AM |
荻原浩さんを最近読んでいるので、こちらがきっかけで読んでみました。
他の作品のオチの怖さみたいなものが引っかかっていたので、
素直なコメディだったのが嬉しかったです。
でも皆さんの評価はあまりよくないですね^^;

神様やリンコの影は薄かったので、
サラリーマン小説に絞ってしまってもよかったような気がします。
| KOROPPY | 2005/10/03 3:29 PM |
KOROPPYさん、やっぱり本って読むタイミングとかの
問題ありますもんね!
私の場合はこの時期こういうのにちょっと飽きていたのも原因かと…(汗)。
| chiekoa | 2005/10/03 7:00 PM |
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