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一千一秒の日々 [島本理生]
4838715927一千一秒の日々
島本 理生
マガジンハウス 2005-06-16

大学生の真琴、友人の瑛子、行きつけのイニングバーの店員・針谷、昔の恋人・加納…。様々な人々が織り成す恋愛模様をつづった、連作短編集です。

語り手である主人公が各短編ごとにかわっていくので、次は誰の話なんだろう?という興味もあり、おもしろく読みました。いろんな人間関係がつながっていくような楽しみというか、ひとりの人のいろんな側面(この人の前と、この人の前じゃ、こんなに違うのか…と。)が見られるおもしろみというか。

ただ、読みやすいは読みやすいのですが、なんかありきたりなテレビドラマをみているような印象が否めなかったのが残念…。そういうふうに狙っているのかもしれませんが、『ナラタージュ』で描かれたような、圧倒的な気持ちというか、そういう迫力が感じられず、さらっと流れてしまったような感じでした。いや、それでもなかなか好きな作品であることにかわりありませんけれど!

あと一つ残念だったのは、最後に収録されている「夏めく日」。これはこれですごくいい話だと思うんですが、この物語をラストに読んでしまうと…。なんか全体の印象がちぐはぐになってしまいました。目次の書き方を見ても、扉絵の色を他の作品とは変えていることからも、これは全体からちょっと外れているんですよ、というアピールを一生懸命しているのはわかるのですが、でもやっぱり続けて読んでしまうので…。いや、じゃあだからどうしたらいいんだ?!っていうと、わかんないんですけど…。

この中で一番好きだったのは「青い夜、緑のフェンス」です。おでぶな男の子と、すごくかわいい女の子。高校時代からの友人の二人。この組合せがなんだかほほえましくて、よかったです。女の子のセリフ「飛べねえ豚はただの豚だ」のところには笑いました(笑)。この二人、いいコンビです。あたたかく見守っていきたい感じでした。

それにしても…このくらいの頃って、こんなに恋愛のことしか考えないで生きてたかなぁ(笑)。
| さ行(島本理生) | comments(14) | trackbacks(13) |
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コメント
確かに「夏めく日」はここに入れなくてもって感じでしたね。友人は同じ瑛子だって気がつかなかったらしいです。
会話や行動、少しずつ自分も経験した事だったりして、なんだかとても懐かしい気持ちになりました。
| なな | 2005/09/10 3:25 PM |
あまりにも印象違いますもんね、今まで読んでいた瑛子と…。それもあってなんかちぐはぐした感じになってしまったのですが。でも他の作品に収録するわけにも…うーむ。
| chiekoa | 2005/09/11 1:18 AM |
chiekoaさん、こんばんは♪
『一千一秒の日々』読まれたのですね。
これはなかなかライトに書かれていて楽しめました。
男性視点が面白かったです。

でも最後の一編はやはり付け足しみたいですよね(苦笑)

あと、たくさんご投票いただいております第3回新刊グランプリの通常投票が締切間近です。
もしご投票漏れがありましたら、一票でも多く投じていただいて盛り上げていただけたら嬉しく思います。
| トラキチ | 2005/09/12 12:17 AM |
chiekoaさん、こんにちは。
わたしはこの作品結構気に入りました。
淡々と綴られているのに、語り手の人物の違いによって
トーンも違うので、その辺も興味深く読みました。
しかし「夏めく日」はやはり続けて読んでしまうので
ちょっと違和感がありますね。
| tamayuraxx | 2005/10/27 9:19 PM |
確かに、語り手が変ることによってすごくおもしろく読みました。
そういう書き分け、上手ですよね〜。
| chiekoa | 2005/10/28 2:04 PM |
TBさせて頂きます。
読みやすくて好きだなぁと思いましたが、他の島本作品に比べると少し劣るかなぁという印象を受けました。
| 桜井 | 2005/11/24 11:10 AM |
桜井さん、やっぱり『ナラタージュ』の印象が…ありますよね。
でもこれから先どんなものを書いてくれるのかすごく楽しみです!
| chiekoa | 2005/11/24 12:58 PM |
こんにちは。
まだ「ナラタージュ」をよめずにいる、ゆうきです。
この本は、かなりよかったです!
「夏めく日」以外は。
chiekoaさんの意見に、激しく賛成です。
| ゆうき | 2005/12/15 7:59 PM |
 こんばんは。
私は『ナラタージュ』派です。
サラッとしすぎてる感があったからかなぁ。

ところで、第3回新刊グランプリのブックカバープレゼントの当選、おめでとうございます!
ま、まぁ、成績はともかく・・・。
お見事です。
(^^)//パチパチ☆
| ☆すぅ☆ | 2005/12/15 10:35 PM |
ゆうきさん、そしたら『ナラタージュ』は楽しみにしといてくださいね〜!
…って、あまり期待させすぎもよくないので、えーとほどほとに(笑)。

すぅさんもそうですか!
っていうか、『ナラタージュ』を超えた作品!って声はまだ聞いた事ないかもですね…(汗)今後が楽しみです!

プレゼント当選お祝い、ありがとうございま〜す。
でも心苦しいんです、あの当選…(汗)(汗)(汗)。
| chiekoa | 2005/12/16 6:42 PM |
こんばんは。
主人公が数珠繋ぎに入れ替わっていく構成が楽しかったです。「夏めく日」は私もいらなかったかな〜と思いました。TBさせていただきました。
| EKKO | 2006/04/12 10:43 PM |
EKKOさん、確かに面白い構成でしたよね!
いろんな人からみたいろんな人…興味深かったです。
| chiekoa | 2006/04/13 1:25 PM |
こんばんわ〜
私も最後の作品は、別に読みたかった気がしますねぇ。
最後は真琴と加納君の話で終わりたかったかも。
数珠繋ぎになっている話の展開は良かったです^^
| 苗坊 | 2006/11/06 10:40 PM |
そうですね、この展開よかったですよね〜!なんだか気になる人のことがわかっていく感じがして。これを読んでいるとあの頃に戻りたいような気がちょっとだけしてきます。
| chiekoa | 2006/11/07 11:25 AM |
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