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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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スイートリトルライズ [江國香織]
4344004884スイートリトルライズ
江國 香織
幻冬舎 2004-03

あぁぁ、またここで終わっちゃうの!と。

江國さんの本を読んだあとにわりといつも思うことですが。ここで終わるからいいのでしょうか。でも続きが読みたいんですけど…。

なんだか、描かれている世界がとてもリアルで、身近で、それだけにとても苦しくなるようなお話でした。怖いというのとはちょっと違う。物語はやさしく、やさしくつづられていくのに、何かがちょっと苦しい感じ。こういうことは、他人事じゃない、すぐそこにある世界。夫婦、それぞれの、浮気。ただ、このお話に出てくるこれは、なんだか「浮気」?というのとはちょっと違うように感じました。

一番印象的だったのは、やっぱり、「愛ではない。飢餓だ。」というところ。妻が、仕事中の夫に電話をするのも、そばにくっついていたいのも、愛ではなく飢餓だ、と気づくというくだり。どきっとしました。私はどうなんだろう…。

そして、「人は守りたいものに嘘をつくの。」というセリフ。これもどきっとしました。守りたいから、守ろうとするものに嘘をつく。うーん。わかるような。でもこれがわかると急に自分の身が悲しくなるような…。嘘をついてまで守りたいと思われている人がうらやましいような…。うーん。嘘って、むずかしいですね。

(しかしこのタイトル…。この嘘ってほんとうに「スイートでリトル」?!)
| あ行(江國香織) | comments(3) | trackbacks(6) |
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コメント
甘くてちっちゃな嘘じゃないですよね!
しかもこんなかわいらしい表紙なのに、
妻が夫をテディベアのように見てるところなんて、
ホラーかとも思って、ぞっとしましたから・・。
| june | 2007/01/22 9:49 PM |
甘くないです〜、小さくないです〜(涙)。
おそろしい…。
でも今読んだら「結婚できたならいいじゃない」
と思ってしまいそうな、新米三十路…。
| chiekoa | 2007/01/23 5:26 PM |
3年ぶりに再読したのですが、瑠璃子を嫌な女と認識しました。(笑)
今回は文が、お!いいぞいいぞ!と思えてしまったのですが。
「守りたいものに嘘をつく」って深いですね。言われて初めて、そうかも!ということに気付きました。
| じゃじゃまま | 2007/04/25 9:55 AM |
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