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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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とっても不幸な幸運 [畠中恵]
4575235199とっても不幸な幸運
畠中 恵
双葉社 2005-03

その名も『酒場』という酒場にある日持ち込まれた「とっても不幸な幸運」という名の缶。缶を開けると現れたものとは?そして開けた本人が巻き込まれる出来事は…。

はじめて読んだ畠中さんの現代モノです。

最初のうちは、登場人物のキャラクターに慣れず、読んでいて溶け込めない感じがしてしまいました。舞台になっている『酒場』というその場所が、あまり想像できないというか、そこに集う人々が身近に感じられないというか…。読み進めるにつれ、だいぶその感じは薄くなりましたが、それでも最後までちょっと残ってしまったのがちょっと残念でした。どうも私はこのお店の常連さんにはなれなそうです(涙)。

『酒場』の常連たちがそれぞれに「とっても不幸な幸運」の缶詰を開けたことから始まる物語たち。その結果彼らにもたらされるものは「不幸」なのかそれとも「幸運」なのか?缶を開ける理由も、そこから起こる出来事も様々ですが、そこから彼らが経験すること、感じる思いというのは、まさに「とっても不幸な幸運」で、なんだか痛みを伴うというか、ただ楽しく読むにはちょっと重い感じがしました。これぞまさに人生?!でも、いつかは見なければいけなかったこと、正面から向き合わなければいけなかったことに、向き合うきっかけをくれる「缶」だったのかもしれないなと思います。たとえその結果がどう出ようとも、否応ナシに動かなければいけない、そんな状況に自分を追い込んでくれる缶。

全体としてはすごくおもしろい作品たちだったし、最後まで一気に読んだのですが、ちょっと消化不良というか…。やっぱりなにしろ「自分が他人」という感じがしてしまったのが原因かなと思います。はたから見ていて、すごくうらやましかったので…!
| は行(畠中恵) | comments(6) | trackbacks(5) |
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コメント
≪酒場≫という名の酒場
独特の雰囲気ですね。
地下に下りてゆくあいだに空気が変わる感じ。
常連さんには居心地よさそうですけれど
一見さんは戸惑いそうですよね。

この妖しげな空間でだからこそ
こんな物語が生まれたのかもしれないけれど。
| ふらっと | 2005/10/11 8:11 PM |
私は間違いなくなじめませんね〜…。
そもそもお酒あんまり飲めないのでした…とほほ。
| chiekoa | 2005/10/13 12:15 PM |
雰囲気になじめてしまったので、そのへんは抵抗なく読めました
(世間ずれしている私?、笑)。
書き方によってはホラーにできそうな題材でしたが、
ファンタジーにしたのは、作者の持ち味でしょう。
| 藍色 | 2006/05/26 12:41 PM |
そうですね、暗く重くしようと思えばいくらでもできそうな…でも読みやすくてよかったです。少しはお酒飲めるようになりたいなぁ〜…。
| chiekoa | 2006/05/26 7:22 PM |
こんにちわ☆
ちえこあさんは「酒場」という場所に慣れなかったんですね。
私は、反対にいいなぁと思いました。
なぜか想像しやすかったし
また常連客の一員になれたらなぁとも思いました。
だた、物語に「とっても不幸な幸運」の缶を
無理にこじつけたように感じられてしまって。。
好みが分かれる本だと思います。
| ゆき | 2007/04/13 10:45 PM |
お酒を飲まない人には入りづらい・・・でしょうか。一人で飲みに行く人間だとあんまり違和感ないんですけど・・・。
最初、ちょっとホラーじみた感じなのかなと警戒して読んでいたのですが、そういう感じではなくてホッとしました。全体的に面白かったですし、すぅっと読めました。
| ツヨシ | 2007/04/20 2:37 PM |
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「とっても不幸な幸運」畠中恵
「とっても不幸な幸運」畠中恵(2005)☆☆☆★★ ※[913]、国内、現代、小説、酒場、エブリデイマジック(?)(ファンタジー) 2001年「しゃばけ」で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀作を受賞、デビューの作家。興味はあれど、星の巡りか、なかなか読む機会に
| 図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜 | 2005/10/11 1:11 PM |
とっても不幸な幸運*畠中恵
☆☆☆☆・
| +++ こんな一冊 +++ | 2005/10/11 8:10 PM |
その缶の名前は
『とっても不幸な幸運』畠中恵 著積読ってたのを漸く消費しました。何で買ってすぐ読まなかったんだろうと後悔しました。ヤベ、この主人公超好き!グダグダの姿勢で読み耽りながら、店長ー!と年甲斐もなく大暴れして、預かってるウサギのおまるがやや引きするくらいは
| Lazy bones | 2005/11/02 4:54 PM |
とっても不幸な幸運、畠中(はたけなか)恵
装画は寺門孝之。2001年庶民とお化けの不思議な関わりを描いた「しゃばけ」で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞デビュー。続くシリーズ作「ぬしさまへ」「ねこの
| 粋な提案 | 2006/05/26 12:42 PM |
とっても不幸な幸運
************************************************************ 新宿の酒場に持ち込まれた 「とっても不幸な幸運」という名の缶。 中から現れた不思議な物が常連客たちに もたらしたものは、幸せ?それとも……? *************************************************
| 気楽に♪気ままに♪のんびりと♪ | 2007/04/13 10:46 PM |