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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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これを読んだら連絡をください [前川麻子]
4334924417これを読んだら連絡をください
前川麻子
光文社 2004-07-21

年下の恋人に振られた女性作家M。次の小説のネタにしようと大学生を取材する彼女ですが…。

えーと、なんとも摩訶不思議な小説です。ここに出てくる「作家M」というのは、読んでいるとどうしても作者の前川さんのことに思えて仕方ないのです。でも、じゃぁこれは実体験なのかしら?と思いきや、あれれ?というような展開になり、さらに読んでいくと「作家M」が「取材して小説を書こうと思っていたけれど、できないので、この自分をリアルに書いてみたら小説にはならないだろうか」とか言って編集に相談したりしはじめて、ということはその結果書かれたのがこの小説?あれれ?

というわけで、実話のような、虚構のような、なんとも不思議な味わいの小説でした。私の認識では普通小説というものは、「○○は××である」とかいうような作者さんの思想(?)を、小説という形で書いて読者に伝えるものであろうというところなのですが、この小説の場合、作者さんは作中で言いたい放題。「○○は××である」「□□は△△である」「・・・は・・・である・・・」ともう、何から何まで書いてある感じです。このひと言を言うためだけに小説一本書けるんじゃないかしら?ということが、もうとにかく書いてありすぎて、何がなんだかわからなくなってしまうくらいでした。えーっと、何が書いてあったんだっけ…。

とりあえず、この「三十六歳バツ三子持ちの作家M」に共感できるかどうかと言ったら「否」な感じ…。どちらかというとこういう理屈っぽい(?)三十六歳にはなりたくないものだ、と思ってしまいました。(すいません。)ひねくれてるんだか真っ直ぐなんだか、魅力的なのかそうじゃないのか、さっぱりわからないんですもん…。でもそれだけに強烈な印象を残すでした!
| ま行(前川麻子) | comments(0) | trackbacks(0) |
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