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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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不安な童話 [恩田陸]
4101234140不安な童話
恩田 陸
新潮社 2002-11

大学教授の秘書を務める万由子。早世した女性作家・高槻倫子の遺作展を見に行った彼女は奇妙な幻覚に襲われ気を失います。「あなたは母の生まれ変わりだ」と倫子の息子・秒に告げられた万由子。なぜ自分には自分が生まれる前に死んだ倫子の記憶があるのか?真相を調べ始めた万由子ですが…。

おもしろかった&怖かった、です。最初のプロローグからもう怖くて。狂気?何だかわからないけれど、漠然とした怖さ、みたいなもの。この頃から恩田さんは上手かったんだなぁと…。先が見えない不安と、先を知りたい好奇心と。このプロローグから、衝撃のエピローグまで、とにかく一気に読みました。読まされました。このエピローグがまた…ぞっとします。語りつくさないこの余韻。ひゃー!

本の扉で恩田さんは「本格ミステリーを書こうと思ったのにこんな奇妙な話になってしまっていた。本格ミステリー作家への道は険しく遠い。」というようなことを書かれていますが、そんな〜!もうこれで十分一ジャンルだと思います。推理小説とかそういう枠を超えて…すばらしいです。はい。
| あ行(恩田陸) | comments(8) | trackbacks(6) |
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コメント
細かいところはすっかり忘れてしまったけれど
不穏な気持ちを掻き立てられるような
なんともいえない不安な感じは忘れられません。
| ふらっと | 2005/11/02 5:18 PM |
そうなんですよ!その不安な感じが…。
そして思わせぶりなラストが…ぞくっ!とするのです。
| chiekoa | 2005/11/02 5:49 PM |
ブックレビューコンテスト 一次選考突破おめでとうございます。
いつ見てもまとまっているなーと感心しています。
この本とは、関係ありませんので申し訳ありませんが。
まずは、祝福?まで
| モンガ | 2005/11/02 6:36 PM |
モンガさん、ありがとうございます!
あら〜、全然見てませんでした。結果。(アルツハイマー?)
これはきっと一番乗りで投稿したからおまけだな…(笑)。
まとまってなんてないです!まだまだ修行です!
がんばりまーす!!!
| chiekoa | 2005/11/04 5:08 PM |
私も一気に読んでしまいました.
目が離せない感じですね.
特に輪廻とか死生観とか哲学的な要素もあって,いろいろんな意味で楽しませてくれる小説でした.
変に本格を目指すより,深い味わいのあるホラーミステリーの方がずっと,いいと思います.
また,逆説的ですが,超能力があるってことを前提にすると,本格推理小説としても読めてしまうことに気付きました.
| coollife | 2006/04/16 11:23 PM |
そうですよね。そこを前提にしちゃえば全然ストーリーもトリック(?)も成り立ってますよね。すばらしい、恩田さん…。読んで、楽しめて、いろいろ考えることができるこんな本を、これからもバンバン書いて欲しいと思います!
| chiekoa | 2006/04/17 1:42 PM |
chiekoaさんのところは酒井駒子さんの表紙ですね。

そうそう、見えない何かに追われているようなゾクゾクした感じがずっとついてまわる本でしたね。
そしてラストで犯人がわかってホッとしたと思ったら
エピローグで又やられたまま物語は終了!

恩田さんってば…すごいです。
| なな | 2006/12/18 10:57 PM |
ナナさん、ほんと恩田さんはすごいです…。
なんでタダの文章なのにあんなに怖いんだろう!!!
おそるべしすぎる…!
| chiekoa | 2006/12/19 3:19 PM |
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