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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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垂里冴子のお見合いと推理 [山口雅也]
4087742032垂里冴子のお見合いと推理
山口 雅也
集英社 1996-06

垂里家の長女冴子は三十三歳、独身。読書好きでいたって優雅、おっとりのんびりした冴子。そんな彼女に世話好きな叔母が「お見合い話」を持ち込みますが、なぜかお見合いのたびに事件が起こり…。

初めて読んだ山口さんの作品がこれ…っていうのはいいのでしょうか(笑)。でも楽しく読みました!

おっとりした長女冴子に、全然タイプの違う美人で派手で活動的な妹・空美、そんな姉たちを心配する弟・京一や両親たち、そしておせっかいな叔母…なんともおもしろい面々です。めちゃくちゃおもしろい!爆笑!という描かれ方ではないのですが、それなりにほんのりおもしろかったです。

連作ミステリーになっていて、春・夏・秋・冬にそれぞれ起こったお見合い&事件が描かれています。基本的に事件に巻き込まれて慌てふためいたりバタバタしたりするのは冴子の周りの人々で、当人の冴子はその持ち前の推理力でさらりと優雅に事件を解決してしまう…。一件落着→縁談崩壊。うまくいかないものですねぇ…!

個人的におぉ!と思ったエピソードは「結婚適齢期に関する素晴らしく斬新な理論」。いわく、いわゆる「クリスマスケーキ理論(二十五歳の独身女性を二十五日の売れ残りケーキに例えるあれです!)」っていうのは人生五十年と言われている時代のことだ、と。平均寿命が八十歳を超える現代では、ある研究によると(?)、人間の成長過程が長くなった寿命にあわせてズレてきているのだそうで、例えば昔の成人・二十歳は、今で言う三十歳くらいにあたるのではないかと。すなわち昔から言われていた結婚適齢期にも十年上乗せするぐらいが妥当…ということは三十四歳が売れ時!というわけです。ほほ〜!すばらしい!!!今後はこれで行きます…!!

あと「小鳥遊」という名前が読めるか?という謎が出てくるのですが、おぉ、運命!と思ってちょっとうれしかったです。(大好きな森博嗣さんの「Vシリーズ」の登場人物の名前なので。もちろん読めますとも!由来も知ってますとも!)まぁソレがわかっても事件の謎は解けなかったのですけれどね…。
| や行(その他) | comments(4) | trackbacks(0) |
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コメント
ブログ村経由で漂着したイーゲルと申します。
垂理冴子シリーズはほのぼのしていて好きでした。かなり前に読んだので内容は粗方忘れてしまいましたが、「小鳥遊」はインパクトが強かったので未だに覚えています。
山口雅也は最近遠ざかってますが『生ける屍の死』、キッド・ピストルズのパラレル英国シリーズがお気に入りでした。『このミス』で1位を獲得した『ミステリーズ』も面白かったです。
| イーゲル | 2005/11/06 7:55 PM |
イーゲルさん、はじめまして!
コメントありがとうございます!
このシリーズはほんと、なかなか楽しそうです!さっそく『続』のほうも借りてまいりました。読むのが楽しみです。そしてやっぱり『生ける屍の死』は読むべしですよね…。チャレンジします!
| chiekoa | 2005/11/07 1:17 PM |
垂里冴子の「里」を理科の「理」と勘違いしていました。
すみません。
| イーゲル | 2005/11/08 10:47 PM |
↑言われるまで気付きませんでした(笑)。
全然オッケーです!
| chiekoa | 2005/11/09 12:24 PM |
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