ネンディは一年生のトーシャがねんどで作った小さなお人形です。大きな鼻と突き出た耳、えんぴつの先でチョンとつついた目をしています。そんなネンディが、学校や家でトーシャのまわりに起こる出来事に、あれこれ世話をやいたり、仲間と冒険したりする、かわいいお話です。
子どもの頃に読んで大大大大好きだった本です。最近とあるところでこれについての話題が出て、むちゃくちゃ懐かしくなって読んでみました。表紙を一枚開いた、その内側のイラストを見ただけで、懐かしさが胸いっぱいにあふれました!あぁ、知ってる!この感じ!!!って。
ネンディはトーシャのふでばこの中に住んでいます。ふでばこの住人はネンディだけじゃなくて、消しゴムの「ネズミ」とか、ペン先くんとか、えんぴつくんとか、インク壷とか…。ネンディとその仲間たちは、子どものころの私の大好きな友達でもありました。物語の中で大活躍する彼らといっしょに、私もいました。
うわーん!また会えてとてもうれしい!!!
再読にあたって今回は図書館から借りたこの本。実家を探したらどこかにあるのかな…。絶対絶対手元に持っておきたい本の一つです。
【追記】
大人になって読んではじめて気付いたこと。この絵…『
いやいやえん』の人と同じ絵だぁ!子どものころは何も考えてませんでした。『いやいやえん』もまた読みたくなってきたなぁ…。このまま過去をめぐる旅に出てしまいそうです。