プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
<< ゆめつげ [畠中恵] | Top | ヌルイコイ [井上荒野] >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
なつのひかり [江國香織]
4087470482なつのひかり
江國 香織
集英社 1999-05

バーで歌手のバイトをしている、一人暮らしの二十歳の女性・栞。ある日彼女のもとへ、逃げたヤドカリ「ナポレオン」を捜しに隣りの家の少年がやってきます。そこから始まる奇妙な夏の日々の物語。

なんだかこの「兄」の魅力がさっぱりわからないとか、妙に気に障る人が出てくるとか、そういう納得のいかない釈然としないことは多々ありつつも、不思議な雰囲気にどっぷりひたって読みました。

非現実的に展開していくストーリーに、「兎の足の話をしよう。」「湿った油の話をしよう。」「ガラスのすのこ棒の話をしよう。」―なんの脈絡もなく、唐突にはさみこまれるこれらの「話」たち。夏の話なのに、暑さも湿度も汗も、生活感も何も感じさせない世界。登場人物にも物語にも全くリアリティがないのに、その世界の描写は妙にリアルで、そのアンバランスな感じがなんとも不思議でした。

本の裏書にある「シュールな切なさと、失われた幸福感に満ちた秀作」っていう文句。なんだか意味がわかるような、全然わからないような…うーん…はて、と考え込んでしまった私ですが、(シュールな切なさって?)、とりあえず深く考えずにのんびりと読んで、世界に浸る―そういう物語でした。

でもこのキーパーソン(?)「ヤドカリ」はいいな…飼いたいな…。
| あ行(江國香織) | comments(6) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
| - | - | - |
コメント
この話,だいぶ前に読んだんですが…
私内江國香織作品ぶっちぎりワースト1
だったりします(-_-;)
世界が全然理解できなかった…この本の裏書
書いた人に,読みどころと読み方を切実に聞
きたいと思ったことを思い出しました(苦笑)
| mamimix | 2005/11/09 8:59 PM |
ワースト1かといわれると…。
他にいろいろ忘れちゃってるからなんとも(笑)。
裏書は…落ち着いて読むとわけわかんないですよねぇ。
さらっと読んじゃうとなんとなくスルーしちゃいそうですけど(笑)。
| chiekoa | 2005/11/10 5:03 PM |
私、この話すごく好きなんですよ。
ベスト5には入りますね。
「夏」をすごく思わせる作品で、
共感する部分もあったのですが…。
あまり「私」と共感していただけないんですよね;;
悲しいものですが、人それぞれですしね;
どなたか、この作品好き!という方
いらっしゃいませんかね〜?
| kotori | 2006/03/09 11:40 AM |
TBさせていただきました。
chiekoaさんでもよく分からなかったですか〜。
ちょっと捉えがたい本でしたね・・・。
途中から「他の読者はどうやって思ってるんだろう?」ってことが気になって
レビューをカンニングしようかと思うくらいでした(笑
| 斎藤れい | 2006/06/13 7:45 PM |
斉藤れいさん、その気持ちわかります(笑)。
このお話しは…えーと…。
やどかりはかわいいな!っと。
| chiekoa | 2006/06/14 2:57 PM |
お風呂上りに着る服がなくて困ってるやどかりを見てみたいですねw
| 斎藤れい | 2006/06/14 8:02 PM |
コメントする








on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。
この記事のトラックバックURL
 
トラックバック
江國香織『なつのひかり』
江國香織『なつのひかり』(集英社、199511) どう紹介していいのかわからない^^; 粗筋というほど話に筋がないし、登場人物も掴み処がなひ・・・。 どうしていいのかわからない本だと思うのです(´・ω・`) 「そんな話じゃないじゃん?(;・∀・)」って突っ込み覚悟
| uc-road:blog | 2006/06/13 7:36 PM |