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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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たまたま・・・・・・ [大道珠貴]
4022500212たまたま・・・・・・
大道 珠貴
朝日新聞社 2005-05-12

年下・妻子持ちの路上詩人・鉄彦と、二十七歳独身の千歳の、恋の模様を描いた物語。

なんとも不思議な…。登場人物たちも不思議、文体も不思議、ストーリーも不思議…。ぬるーいというか、ゆるーいというか…。現実のようでいて、非現実な、不思議な世界でした。二人の関係はいわゆる「不倫」なんだけど、読んでいてその単語は一度も浮かびませんでした。(それもまたすごい、と思います。)

っていうか、これって恋?!いや、恋か…うーん、恋か…。

何が不思議かって書いてるとキリがないので、印象に残ったところをひとつ。それは物語の中に出てくる「狂犬病の犬と男の子の話」。

飼い犬の様子がおかしいので、抱いて病院に連れて行った少年。
しかし犬は途中で逃げてしまう。
とてもおりこうさんだったのに、呼び止めても言うことをきかなかった。
数日後、よだれを垂らし、噛みつかんばかりに歯ぐきを見せてうなる
犬を少年は見つける。犬は狂犬病だったのだ。
そこへ誰か大人が少年にこう言う。
「あの犬は、病院に行くまでの道、きみに抱かれて、目の前に噛みつきたい腕があったのに、必死でこらえていたんだろう、最後の最後まで我慢したんだろう、我慢しきれなくなったときに駆け出した。もうそっとして、逃がしておやり。」

この犬が初恋だという主人公。私もその気持ち、わかりました…!

このタイトルについてる「……」が、この本をとてもよく表していると思います。
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