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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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すべての愛の1% [前川麻子]
4198621047すべての愛の1%
前川 麻子
徳間書店 2005-12

ストーカー、偏愛、幼女わいせつ、虐待、売春…。日常以上、犯罪未満の<異常な愛>をテーマに、俊英が放つ短編小説集。

「怪物」「春の痣」「アフターファイブ」「犬心中」「運動靴」「ハズレくじ」「芽吹く」「隣の子供」という七つの短編が収録されています。まったく独立した一つのお話だったり、少しずつリンクしたものがあったり、物語の色も形も様々です。そしてどの物語も、とても強烈な印象を残します。だいたい短編集って、読み終わってからタイトル見なおしても「なんだったっけ?」ってことが多いわたし(かなりダメ人間)なのですが、これに関しては全然そんなことありませんでした。

日常と非日常の境界線。そのぎりぎりの線を踏み越える一歩手前のような、すでに踏み越えてしまっているような、そんな主人公たち。でも、非日常に思える日々、それすらもすでに日常なのかもしれない。怖いというのともなにか少し違う…うまい表現が見つかりませんが、読んでいて心臓がばくばくする感じがしました。

特に好き…というか気になったのは「春の痣」と「犬心中」。「犬心中」なんてどう考えても全然私の好みじゃない感じの話なのに、すごくひきつけられました。なんなんでしょう…。

読み終えてから、表紙の絵をあらためてじっくり見ました。彼女のこちらを見る視線に、口元の微笑みに…また心臓がぎゅっとしました。
| ま行(前川麻子) | comments(4) | trackbacks(1) |
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コメント
chiekoaさん…こんばんは。
私もこの本今待ってるところなんです。
面白そうですね…楽しみ♪

そろそろポワンタージュのパンが食べたくなってきました。
いいなぁchiekoaさんお近くで^^。
| ユミ | 2006/02/24 5:31 PM |
面白いというか、なんというか…とにかくすごかったですよ。結構衝撃でした!ユミさんも楽しんで読んでいただけたらうれしいです!(←なぜ私が?!)

ポワンタージュ…ふふふ。毎日だって行けますよ!
水曜日にちょうど買って帰って夕飯のパスタにあわせてたべました。炭水化物に炭水化物をとる女…(笑)。でもおいしかったです!
| chiekoa | 2006/02/24 6:00 PM |
>面白いというか、なんというか…とにかくすごかったですよ。
読んじゃいました…。
chiekoaさんのお言葉が身にしみてます(笑)。
なんか嫌なんだけどやめられないって感じですよね。
改めて見ると装丁もどろ〜んとした感じでギクリとします。
やだ…ココに来たらポワンタージュを思い出しちゃった(笑)。
ふぅー。
| ユミ | 2006/03/15 6:26 PM |
そうなんです、なんだか衝撃なんです。
でも大好きな本なんです…。なんでしょうね?この魅力は?

ポワンタージュ…さっきも前通りました。
買って帰っちゃおうかしら〜。
| chiekoa | 2006/03/15 6:42 PM |
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すべての愛の1%/前川麻子
前川さん初読みです。イメージからゆくときっといつもの前川さんじゃないんだろうなと思いますがどうでしょう。屈折した愛の持ち主である主人公たち。相手のかすかな心の動きを敏感に感じながら斜めの愛を貫くんですね。見てはいけないものを見てしまったような感覚です
| ひまさえあれば | 2006/03/15 6:15 PM |