わたしもいま、Kadockさんのblogを拝見して
そうだったのか、と腑に落ちた気がします。
この無償の愛物語の理由。
ヒロインのことも
>なんでこんな女性にそんなに思いを寄せるの?
とわたしも思いました。
でもあとから思うと、あんな女性だったからこそ
無償の愛が強調されたのかもしれないなぁ、なんて思ったりもしています。
もう取るものも取ったことだし
これからは純愛一筋の選者さんにはわからないものを
じゃんじゃん書いていただきたいですね。
そうですよね〜。誰が見ても惚れるなって女性よりは、なんで?って方が「無償感」(←造語)ありますもんね。
ほんと、これからもばんばん書いて、ばんばんうならせてほしいものです!楽しみです!
あぁ、でもアレとかアレでなぜあげなかったんだ、直木賞…!
そうそう、そうなの。
靖子のどこがそんなにいいんだか・・・。
石神ではなくて、湯川目線で、ラストが悲しいんですよね。
これは、男の友情本です!(違
でも・・・東野さんは、靖子を一応魅力的に書いたつもりみたいですよ。
「・・・彼女たちが犯した罪なら、読者なら誰だって何とかしてやろうと思うはずですから、石神が何かしてやるのを応援するだろうと考えたんです。」
って、今手元にある雑誌のインタビューで答えておられます。
うんにゃ!大変申し訳ないが、うんにゃ!と、思いました(笑)
本当に、アレとか、アレにあげておいて欲しかったです。
そしたら、次点の伊坂さんがおあずけ食らう事もなかったのにー。
そうだったのか。と私も関連記事で腑に落ちました。レベルを、彼らに合わせて下げたんですね(笑)
私も靖子のキャラはどうかと思いましたけど。そうかあ、魅力的に書いたのかあ。ベタな女過ぎました・・。私も男達の友情に胸が熱くなりました。
>まんまと騙されました。はい。えー!!!
(笑) でもほんとそんな感じでした、私も。
私は初読では恋愛小説として読んでしまったんですが、
友情も厚いですよね。
二回目はそっちに視点を置いて読んでみようと思います。
私もkodockさんのブログ拝見しました。
ふーん。ふーん。淳じゃんの為ねー
確かに今までのガリレオシリーズとは
雰囲気が違いますますもんね。
ブログ引っ越しました。
とはいっても現在移行中。
chiekoaさんも過去にこの作業をしたのですか?
肩がコリコリで、今日は整体に行ってしまいました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
こん**は。
私もkadockさんのブログを拝見して、
いろんなものが氷解した気分になりました。なるほど〜。
>まんまと騙されました。はい。えー!!!
わたしもまんまと。はい!w
ラストでは、私もなんとなく湯川に感情移入しましたねぇ。
咆吼する石神よりも、その石神を見る湯川の方が苦しいのではと。
TBさせていただきますね。
久々に自分のブログを見てびっくりしました。ちえこちゃんが書いたんですね。何人かの方がコメントを書いてくれていて、気が付かなくてすみませんでした。
本は相変わらず読んでいるんですけど、ブログに書く暇が無くて…。ミクシの日記も更新しないし…。また色々お話ししたいですね!
ゆうきさん、いや、友情本ありですよ!
少なくとも私はそこが一番胸に迫りました…。
次の直木賞はもうとにかく伊坂さん、お願いします。
そろそろあげるべき「人」じゃなくて「作品」にあげられるようになろうよ!直木賞!
ざれこさん、まぁ男性からみて魅力的な女性と、女性から見て魅力的な女性っていうのは違うものですからね(笑)。やっぱり友情本ということで…。うん。
Yukoさん、恋愛本としてはまったく読めなかった自分が悲しかったりもしますが…(涙)、でもトリックもすばらしかったですし、ミステリーで恋愛本で友情本で…もりだくさんですね。なんてお得な!
ななさん、賛同が得られてうれしいです。
ほんと、直木賞審査員ってば…ごにょごにょ。
前のヤプログに行ったらあれ?って感じになってたのでびっくりしていたのですが、お引越しなのですね。がんばってください!ブログの引越しはほんと肩こりますよね。私も1週間は肩いたかったです…(笑)。でもjugemはいいですよ!カスタマイズし放題ですし。
こばけんさん、そう、その湯川さんの苦しみが胸にぐっとくるのですよ!ごめんね、石神さん…一番いろんな目にあっているあなたより、湯川さんに感情移入しちゃって…。
Kadockさん、書き逃げしててすいませんでした!
自分で読み終わってからKadockさんのところを読んだんですが、おぉもうKadockさんが私が思っていたままのことを、こんなに明確に言葉にしていらっしゃる!そしてその理由まで書いてある!と思って、思わずリンクしてしまいました。読み終わってもやもやしていたものが、Kadockさんの所を読んですっきりしました。ありがとうございました!
>この人がつかまるのがいいかな、
ハイ、私もそう思いました。靖子ってそんなに魅力的かなぁ・・と。
男の人からみたら魅力的なんでしょうかね。
私も、純愛よりも石神と湯川の絆にじーんとしてしまいました。
こんばんわ〜^^
お邪魔致します。
ガリレオシリーズは初読だったのですが、他は短編なんですね〜
いつも読もう読もうと思って、違う本に浮気をしています。
この本は、去年に読みましたが、東野さんは久しぶりだったんです。
「手紙」を読んで辛すぎて、読むのを制御してました^^;
感動でしたねぇ。
ここまで人を愛することが出来たなら、素敵だなぁと思いました。
人を殺すのは、ダメですけどね。。。
苗坊さん、こんにちわ。私は予約待ちが長かったので、せっかくなのでその間に短編の方を読んでおきました(笑)。でも全然雰囲気違うので、別に読んでおく必要なかったかなぁというくらいです。
『手紙』は辛すぎますよね…自分にもどかっと宿題を出されたような気分になりました。今度映画化するんですよね。どうなることやら…。
こんばんわ〜 私も春に予約して半年待ってやっと読みました!
面白いですね 湯川助教授は初なのですが対峙するところと認めあってるところとか二人の天才に楽しませてもらいました 最後の慟哭のところが良かったです
きりりさん、そうなんですよ〜。
すでにミステリーでないところでこの本が好きです。
しかし、直木賞獲っちゃうと予約待ちはえらいことになりますよね…。
chiekoさんや、ほかの人達のコメントを読んだ後には言いづらいんですが・・・これはこれで良いんじゃないかと。
良く、こんな女にそこまで惚れるか?といったことを言われているみたいですが、僕としてはありえると思っています。こんな言い方をしたら身も蓋もないかもしれませんが、恋愛には何でもありだと思いますし。他人からみたら疑問符が連発するような恋愛なんて吐いて捨てるほどありますから。別にフォローするつもりはないんですけどね。
物語としては・・・僕個人としては、複雑なものも良いんですが、シンプルなものも良いんじゃないかと。トリックも、完全に騙されましたし。やっぱり、もっと複雑に構築されたようなものでないと、東野ファンは納得しないんでしょうか。
ツヨシさん、いや、この本にダメだしをしているつもりはそもそもまったくないですよー。これはこれでいいんじゃないかっていうのも、恋愛になんでもありっていうのも、その通りだと思います。ただふと疑問に思っただけで(笑)。女としてのひがみ根性かもしれませんが…!トリックも、私も完全にだまされましたよー。複雑さがないとだめとかシンプルさがだめとかじゃなくて、こう、直木賞候補にあがった過去の作品たちに、これが勝るのか?!っていうのが疑問なだけです。だって〜、あれたちはあれたちですごかったんですもの〜!…っていう、どちらかというと直木賞へのダメ出しです(笑)。
私の友人の男性も、この作品のトリックの動機は説得力に欠けると不満顔でしたね〜。
どんなに強く深く人を愛したからといって、○を○○か〜っ?と..。
でも、その点私は全く引っかからなかったです..。
類い希なる天才さんの愛のかたちってまた人とは違うのかなとか(笑)、そもそも、石神が靖子に出会ったのは死にたいとさえ思っていた精神が尋常ではないとき...愛情というより強い「依存」だったのかなと..。
これは、ミステリーというより、狂った愛情、歪んだ愛情を描いた《偏愛小説》と、私自身は読みました。
sayuriさん、ふむふむ、なるほど!そういう読み方もできるのかもしれないですね。いやはや読書って奥が深い…。依存と愛情の区別って、きっとすごく難しいですよね。自分もきっとできないだろうし、まぁしなくていいんでしょうけれど…!
直木賞批判ですか・・・なるほど。確かに、何を基準にして選んでるんだ?と思うことは多々ありますからね。
ただ、僕は東野ファンではないので、ファンの人とは受け止めかたも違うんでしょうね。
ツヨシさん、私も「東野ファン!」っていうほどに熱心なわけじゃないですが、思い入れがあるといろいろなんでしょうねー。最新作の『使命と魂のリミット』も、物申したい方はたくさんいらっしゃるらしい…。つくづく人それぞれでおもしろいなぁと思います。
chiekoaさん、こんにちは!
>もっとすごい本をあんなに書いている東野さんだったら、もっと書けるだろう!とか思いながら読んでました。でもKadockさんのところを読んで、あぁ、そうだったのかもしれないなぁと。
ここの部分に、反応してしまいました(^^)
そうかもしれないな・・・って私も思いました。
オチは、ビックリ仰天だったのですが、全体的には、この主人公達が、あまり好きな人達ではなかったせいか、どうも今ひとつガツンと来ませんでした。
latifaさん、その気持ちとってもわかります!
まぁ「ガツン」を狙った作品じゃなかったってことなのですよね。きっと。全てはアレとかアレとかアレに直木賞をあげそこねた審査員がいけないということで(笑)。
私も買わずに図書館で5ヵ月待ちました(笑)
ガリレオシリーズってことは、湯川さん??
そっか、シリーズなんですね。
ほかのも読んでみようっと♪
私も湯川さんと石神さんとの友情、泣けました。
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☆☆☆☆・
ガリレオ先生こと湯川教授のシリーズ。
花岡靖子は5年前に離婚して、今は中学生になる娘美里と二人暮しをしている。そんなとき、元夫で、生活能力がないろくでなしの
| +++ こんな一冊 +++ | 2006/03/06 5:14 PM |
容疑者Xの献身東野 圭吾 文藝春秋 2005-08-25by G-Tools
ネタバレあり!でもラストだけは言わない!
高校の数学教師・石神は、隣人・靖子に思いをよせています。毎日彼女の顔を見に、彼女の働くお弁当屋さんに、弁当を買いに行くのが日課です。ある夜、石神は、靖
| IN MY BOOK by ゆうき | 2006/03/06 11:15 PM |
ついについについにやりました。東野圭吾が。
6度目の正直。
直木賞受賞!!!!!
過去6回の候補入り作品は以下の通り。
「秘密」第百二十回候補、「白夜行」第百二十二回候補、「片思い」第百二十五回候補、「手紙」第百二十九回候補、「幻夜」第百三十回候
| たいの身勝手書評 | 2006/03/06 11:51 PM |
容疑者Xの献身発売元: 文藝春秋価格: ¥ 1,680発売日: 2005/08/25売上ランキング: 262おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/01/12
1月12日時点の感想。
感想の前に。直木賞獲れますように。神様仏様渡辺様。どうか直木賞をこの本に、
よろしくお願い
| 本を読む女。改訂版 | 2006/03/07 1:21 AM |
容疑者Xの献身 東野 圭吾 文芸春秋 2005.08 けん‐しん【献身】 自分の身をささげて尽くすこと。ある物事や人のために、自分を犠牲にして力を尽くすこと。 (infoseekマルチ辞典より) 東野さんの作品を読むのはこれが初めてですが、絶賛されているだ
| イチゴイチエ | 2006/03/07 3:16 PM |
容疑者Xの献身東野 圭吾東野さんを続けて(しかも評判のよい2冊)読んじゃうなんて、なんてもったいないことをしてしまったんだろう…すごかったです。読んだ後しばらく現実に戻れなかった。天才的数学者で高校教師をしてる石神。隣に住む花園靖子に憧れ、彼女が働く
| ナナメモ | 2006/03/07 3:20 PM |
「さすが!」というほかない本格ミステリー。
トリックも相当練り込まれていて、
最後の最後まで真相が解りません。
しかも「純愛ミステリー」と呼ぶに相応しく、
主人公の数学者・石神がみせる愛のかたちに涙します。
“読ませる”本格ものを読みたい人には、ぜひ
| こばけんdays | 2006/03/07 7:38 PM |
容疑者Xの献身
待ちに待ったこの1冊が、とうとう回ってきました。東野さんの本は、読みやすくて、遅読の私でもどんどん読めてしまうのだけれど、これはもうページを繰る手がとまりませんでした。仕事が忙しくて時間がなかったのに、気づいたら1日で読了してました
| 本のある生活 | 2006/03/08 10:59 PM |
装幀:石崎健太郎。2005年ミステリ各賞1位。第134回直木賞受賞作。
「ゲームの名は誘拐」「トキオ」「レイクサイド」など作品が立て続けにドラマ化、映画化されている著者
| 粋な提案 | 2006/04/19 11:21 AM |
容疑者Xの献身
オススメ!
石神は数学の教師である。
かつては明晰な頭脳を持ち、有能な数学者として将来を嘱望されていた。
しかし、事情があり進学する事は叶わなかった。
石神は隣に住む靖子に恋心を抱いていた。
靖子とその娘美里との二人暮らし。
かつて夫
| 苗坊の読書日記 | 2006/05/10 6:59 PM |
人の愛し方なんて色々だから、何が純愛で何が異常で何がテキトーとか誰が決めれるのか?
ちょうど舞城式愛情論みたいなのに心奪われたあとなので「純愛」とか
そんな言葉も安い易いヤスイと感じる 純愛の犯罪 そんな宣伝文やめてくれ
苦しめられた昔の夫につきま
| 聞いてあげるよ君の話を | 2006/11/01 10:05 PM |
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
| ミステリーマニア | 2006/11/22 12:32 PM |
何ヶ月か前に購入して一度読んだんだけどまた読み直してみたが何度読んでも飽きない。
| 脳内TraP | 2006/12/23 4:19 AM |
容疑者Xの献身posted with 簡単リンクくん at 2007. 1. 8東野 圭吾著文芸春秋 (2005.8)通常2-3日以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
| 今日何読んだ?どうだった?? | 2007/01/10 1:30 PM |
「容疑者Xの献身」東野圭吾著、読んでみました。「東野圭吾」著、10作目。図書館で随分前に予約したのがようやく順番になりました。「直木賞受賞作」だったんですね。本の帯は的外れで売る為に煽情的なのが多いんだけど「運命の数式。命がけの純愛
| 男を磨く旅 | 2007/02/21 7:14 PM |
東野作品は20作くらい読みましたけど、自分にはこれが最高傑作です。
若干突っ込み所はありつつも見事な叙述トリック、そして石神の純粋すぎる愛と湯川の優しさを描いたストーリー、どちらも大満足でした。
結末は賛否両論ですけど、自分はこれでよかったと思います。
| 本を読もう | 2007/03/22 8:00 AM |
オチ(トリック)には、びっくり!全く想像もしてなかった事だったので。そこは本当に凄いわ〜!って唸ったのだけれど、どうもそれ以外の部分、この主人公の石神といい、靖子といい、あんまり惹かれる処のないキャラだったというか・・・。
| ポコアポコヤ | 2007/04/08 11:11 AM |
タイトル:容疑者Xの献身
著者 :東野圭吾
出版社 :文藝春秋
読書期間:2007/03/07 - 2007/03/08
お勧め度:★★★★
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これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知ら
| AOCHAN-Blog | 2007/04/10 9:14 PM |
東野圭吾:著 『容疑者Xの献身』
容疑者Xの献身文藝春秋このアイテムの詳細を見る
『白夜行』『幻夜』の読後感が好きじゃなかったこともあって、
なんとなくしばらく遠ざかっていた東野さんですが、
2005年下半期の直木賞受賞作ってことで、
読んでみま
| miyukichin’mu*me*mo* | 2007/05/01 10:26 PM |
東野圭吾「ガリレオ」シリーズは、つい先達て単行本が2冊同時に刊行となった。私は『探偵ガリレオ』から『容疑者Xの献身』まで文庫本で揃えているので最新刊は文庫落ちを待つつもりだ。とは云っても、石神の事件の後の湯川や草薙の消息は気になる。ああ、悩ましい。
| MESCALINE DRIVE | 2008/11/04 6:44 AM |