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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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冷静と情熱のあいだ―Rosso [江國香織]
4043480032冷静と情熱のあいだ―Rosso
江國 香織
角川書店 2001-09

穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。これが私の本当の姿なのだろうか。誰もが羨む生活の中で、空いてしまった心の穴が埋まらない。10年前のあの雨の日に、失ってしまった何よりも大事な人、順正。熱く激しく思いをぶつけあった私と彼は、誰よりも理解しあえたはずだった。けれど今はこの想いすらも届かない―。永遠に忘れられない恋を女性の視点から綴る、赤の物語。

どこにいても一緒だった。べつべつにいてさえも一緒だった。
やっぱり心打たれてしまいました…。「青」を読んだあとなので、(というかそもそも再読なので)、二人がどうなるかはわかっているのに、それでも、先へ先へ、逸る心を抑えながら読みました。10年。決して短い時間ではありません。それでも、それだけの年月を経ても色あせない思い、まるで今目の前にあることのように心に蘇る思いがあるのだということ。なんの不足もない生活を捨ててでも、手に入れたいものがあるということ。その、暴力的なまでに押さえられない気持ちの不思議さ。すごく、心に染みました。切なく思いました。

ちなみに「青→赤」の順番で読むことにしたのは、万が一「青」でこけても「赤」でリカバれるだろうという目論見でした(笑)。私にとって江國さんは、(たまに「??」となるものの)基本的には好きな作家さんだし、信頼もしているからです。つまり、辻さんは基本的には苦手な作家さんで、あんまり信頼してないってことなんですけど…(ごめんなさい、現在のところの正直な感想なので、許してください)。

そんなわけで、「青→赤」で読んで、文章を読んでの「感動」的にはそれでOK、目論見通りだったのですが、ストーリー的には「赤→青」が正解だなと思いました。もともと交互に掲載されていた連載だそうなので、どっちかがラストっていうのがあったんだと思うんですけど、本を読む限りでは「青」のラストで締めなのかなと。結局「赤」をラストまで読んだあと、「青」のラストをもう一度読みましたから…。はい。
| あ行(江國香織) | comments(5) | trackbacks(1) |
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コメント
chiekoaさん、こんばんは。
私は赤を読み終えています。
良かったです。
以前、「なつのひかり」の感想がありましたね。
私もあれには??でした。つかみにくくて。

手元に青があります。
少々、読むのが怖くなりました。
辻さんワールド、大丈夫かな?
| 妻のpuusan | 2006/03/16 7:39 PM |
ひとつ関係ないTB飛ばしてます。すんません。

私もこの2作だったら断然「赤」なのです。「青」→「赤」と読んでて、ああ私は無理して「青」を読んでたんだね。つらかったね。と自覚したくらいでした。リカバリ目的、正しい選択かと(笑)作品世界全体を楽しむならセット読み必須ですけどね・・。
辻仁成、超ナルシストの男友達が好きな作家に挙げてましたよ。通じるものがあるのでしょう(笑)
| ざれこ | 2006/03/18 1:22 AM |
妻のpuusanさん、「青」も…そんなにえらいことにはなってないから大丈夫です(笑)。少なくとも他の辻さん作品で「?!」ってなったほどには、ならないですし…(あれ?あんまりフォローになってませんか?!)

ざれこさん、男性には人気あるんですかね。私にはあの変な日本語がいらいらしてしまって、ちゃんと書けよ!って思っちゃって集中できなくてムリです(笑)。ナルシストかぁ、なるほど。まぁ、そうじゃなきゃ書けないですよね、あんな話もこんな話も…。自分に酔える、それもまた一つの才能です。きっと…。
| chiekoa | 2006/03/20 12:39 PM |
チエコさん、お久しぶりです。

江國さんと辻さんの『恋するために生まれた』幻冬舎に、『冷静と情熱のあいだ』の連載時の思い出が綴られていましたよ。
本全体は恋愛論なので、ひょっとしたら辟易されるかもしれませんが、ご報告です。



| easily | 2006/03/21 2:23 AM |
easilyさん、情報ありがとうございます!
なんかもうタイトルからして「うっ」となってしまいそうですが、
何事も勉強。読んでみます!
しかしあの二人の恋愛論…全く私の人生には参考にならなそうな(笑)。
| chiekoa | 2006/03/22 5:18 PM |
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