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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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星々の舟 [村山由佳]
4163216502星々の舟
村山 由佳
文藝春秋 2003-03

禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を探す団塊世代の長兄、そして父は戦争の傷痕を抱いて―愛とは、家族とはなにか。こころふるえる感動の物語。

ものすごく前に読んだ本ですが、文庫になったのを期に再読してみました。そういえば感想も書いていなかったので…。

短編集のように収録された家族のそれぞれが主人公の物語が、つながって一冊の本になっているこの物語。最初に読み始めたときの印象と、読み終わって眺めたときの印象が、こんなにも違う本というのもなかなか珍しいのではないかと思いました。悪い意味でなく。

ほんとうに、いろいろな感情を、この一冊で味わうことができます。それだけに読んでいて苦しい部分もあったり。心に突き刺さるような言葉もたくさんありました。さすが直木賞受賞作!と言っていいのではないかなと、素直にすばらしい作品だなと、そう思いました。盛りだくさん過ぎるといわれればそれまでですが、人生なんてこのくらいごったで盛りだくさんなのが本当なんじゃないのかな…。

そして以前読んだときには、私あんまりこの作品が好きじゃなかったような記憶があるのですが、今読んでみるととても好きな自分に驚きました。自分の中でも、日々変わっていく部分があるのだなと妙に実感しました。(それが「成長」であればいいのですが…。)

生きていると、ほんとうにいろんなことがあります。でも、それでもなんとか生きていって、最後死ぬときに「いろいろあったなぁ」っておだやかに思えたら、それでいいかな、そんな風に生きていきたいなと思いました。
| ま行(村山由佳) | comments(7) | trackbacks(5) |
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コメント
僕もこの物語好きです。村山さんの作品だと『すべての雲は銀の・・・』の次辺りに好きだと思います。なので『メッタギリ!』で酷評されていたときはうーん、と思ってしまいました(笑)

>心に突き刺さるような言葉
 二話の最後「愛してやろうじゃないか」というのがズンと胸にきましたね。そこの前後の文を丸暗記するくらいに読み込んだのを覚えています。
| street-kids | 2006/03/20 2:38 PM |
あら、メッタ斬られてたんですか(笑)。
いいんですよ!人は人、我は我、されど仲良し…。
私の胸には響いたのだし、street-kidsさんの胸にも響いたんですから!

『すべての雲は銀の』が一番なあたり、やっぱり気が合いますね…!

ほんと、いい本でした。いい読書でした。
| chiekoa | 2006/03/20 3:55 PM |
なるほどねぇ・・・。
村山由佳さんの作品を酷評するような人は、きっと心がホーロー鍋みたいに硬くてツルツルで傷ひとつないのでしょう。
これは傷だらけの心に優しく沁みる本だと思いますから。

傷だらけの心に、幸いありますように。乾杯!
| HOY. | 2006/03/20 11:30 PM |
傷だらけ…えぇ、その通りです(笑)。
でも傷のない人生なんて楽しくありませんよね!
私はこの人生でよかったです。ほんとに。
| chiekoa | 2006/03/22 5:17 PM |
こんにちは。TBさせてもらいました。
この本、酷評されてたんですか!
知らなかった〜。
私も面白かったと思います。
| sonatine | 2006/11/02 7:36 PM |
あと、リンク登録させてもらいました。
| sonatine | 2006/11/02 7:37 PM |
sonatineさん、こんにちは!
ねぇ、いい本ですよねぇ…まぁ読む人それぞれですから!私だって違うときに読んでたら酷評したかもしれない…?!ですし。リンク登録までしていただいて、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!
| chiekoa | 2006/11/03 4:08 PM |
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