プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
<< 月と太陽と詩と野菜 [ミーヨン] | Top | 対岸の彼女 [角田光代] >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
恋せども、愛せども [唯川恵]
4104469033恋せども、愛せども
唯川 恵
新潮社 2005-10-20

金沢で小料理屋を営む祖母・音羽と母・篠、東京と名古屋でそれぞれ一人暮らしをしている同じ歳の姉妹・理々子と雪緒。お互いに血の繋がりのまったくない「家族」それぞれののゆれ動く恋と仕事、結婚は…。

もう、恋も愛もいらない。なくても寂しさも不便も感じない。ひとりで心穏やかに過ごせ、自分を完結させられる。早くそこに辿り着きたい―。恋愛なんて、ある年齢になれば卒業できると思っていた。けれど、やはりそうではないらしい。いつだって、人は誰かを求め、恋を待っている…。
↑これは帯の言葉ですが、こう言われちゃうと…うれしいような、げんなりなような、ちょっとため息が出てしまいますね(笑)。その意味で、この物語の主人公たちの気持ちはとてもよくわかりました。なんか同じようなこと何度も聞かされたような気もしましたけど…。

この物語では、理々子と雪緒の二人が交互に語り手を務めます。二人は二十八歳。ちょうど今の自分と同じような年頃なので…なんだか妙に身を入れて読んでしまいました。彼女たちの悩みも、あきらめも、すごくよくわかるし、そうそう、そうなんだよねと思うんですけど、でも、なんか他人事というか、テレビの中の人たちを見てるみたいな気分だったな…どうしてでしょう。身を入れて読んだわりには、のめりこまなかったというか?理々子の恋愛のラストには若干不満もあるし、ストーリーもすごく先が読めちゃったからかな…。なんか、あっさり読み終わってしまいました。悪くないんですけど…それほど強烈な印象も残さなかったというか??(とか言いながら、二時間くらいで一気読みしたんですけど)。

そして主人公の二人より、むしろ彼女たちの祖母と母の姿のほうに、より強く胸を打たれた気がします。凛としたたくましさ、強さ、みたいなもの。「血よりも縁」そんなことを、言わしめる彼女たちの素晴らしさ。例えば自分が歳をとったら、こんなふうにいられるだろうか?と、そして、こうありたいと、素直に思いました。だから私にとってこの本は、恋愛小説というよりも、そういう「家族」とか「女としての生き方」とか、なんかそういうもののほうが印象に残ったのでした。…歳を取ったってことかなぁ(笑)。
| や行(唯川恵) | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | - | - |
コメント
コメントする








on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。
この記事のトラックバックURL
 
トラックバック