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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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さよなら妖精 [米澤穂信]
4488017037さよなら妖精
米澤 穂信
東京創元社 2004-02

1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国・ユーゴスラビアから、はるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。彼女の帰った「国」はどこなのか??

「ミステリ・フロンティア」第3回配本です。

なんとなく「私の中でのいつもの米澤さん」の感じで読み始めたら、割と重いというか、もっとどっしりしたというか、読み応えもあり、いろいろ考えさせられてしまうところもある、そんな物語でした。

でも途中、そこかしこに散りばめられている、いわゆる「日常の謎」的エピソードは、特にいらなかったんじゃないかなぁ…とか思ってしまいました。お約束なのかもしれないですけど、むしろメインのテーマ(と私が思っていたもの)から気がそがれてしまってですね…。そんなのなくても、十分読者をひっぱっていけるんじゃないかなぁって思ったんですけど、どうなのでしょうか。あ、でもこれ「ミステリ・フロンティア」か…。

とりあえず、大変お恥ずかしいことに、私はここで描かれている「ユーゴスラビア」の歴史というものを全く知らなかったし、「今ユーゴスラビアという国はあるのか?」と聞かれても、一瞬返答に困るくらいの知識しかありませんでした。そういうのが、読んでいてほんとうにすごく恥ずかしかった…。主人公が自分を責めているのと同じように、自分を責めながら読んでしまいました。すごく反省しました。もっとちゃんと「知りたい」と思いました。読み終えて、一番強く残ったのはその思いでした。

しかし、彼の描く「男子高校生」は皆同じような感じに見え…ませんか?あれ?
| や行(米澤穂信) | comments(4) | trackbacks(6) |
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コメント
>彼の描く「男子高校生」は皆同じような感じに見え…ませんか?

言われてみたらその通りですね。そして四人組ってのも好きなんだなーと思います。chiekoaさんが言われるように,‘ミステリ・フロンティア’だからあえて謎をいれたんですかね。ほんとそのレベルの些細さでしたが…話の完成度は高いと思いました。今まで出てる作品で一番シリアスだと思います。…なんとなく。。
| まみみっくす | 2006/05/10 8:07 PM |
私も「ユーゴスラビア」について全く知らない自分が恥ずかしかったです。

「日常の謎」そういえばありましたね。
どんな謎解きだったかわすれましたが…
やっぱりあえて入れたのかもしれないですね。
| なな | 2006/05/10 10:04 PM |
いわれて見れば、米澤さんの描く男子高校生はみんなテンション低いというか、熱いところを見せたがらないというか・・目立たないように気をつけているような気さえしてしまいます。
私もこれは、マーヤはどこの国へ帰ったのか?それに謎を絞った方がいいのに・・と思いました。彼らの高校生離れした知識にへこんだというのもありますが・・。
| june | 2006/05/11 10:28 AM |
まみみさん。
でも今回のシリアスさにはぴったりだったかも…。変な謎なしでも、とてもよかったと思います。物語的に。

ななさん。
私もそう言われちゃうとどんな謎だったっけ…くらいの。
ややこじつけだなぁと思った印象しか…ほほほ。
クロアチアは今度のW杯の対戦国でもあるし、ちょっと勉強してみようと思ってます!

juneさん。
おぉ、賛同がえられてうれしいです(笑)。
あのテンションの低さが「おもしろい」にいくのがいつものパターンだと思っていたのですが、今回のはシリアスにいきましたね…。あ、そして私も彼らの知識にへこみました。知らないよ!そんなこと!わーん!(泣)。
| chiekoa | 2006/05/11 1:45 PM |
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