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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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そろそろくる [中島たい子]
4087747999そろそろくる
中島 たい子
集英社 2006-03

三十歳を過ぎたイラストレーターの秀子。イライラ、憂鬱、癇癪、過食。これは「PMS」という病気であるらしい。そんな時、ひょんなことから友人の弟と関係を持ってしまった彼女。これもまた病気のせい?!恋に、仕事に、行き詰る秀子だが…。

漢方小説』が面白かったので、さっそく新刊も読んでみました。

この本もまた若い女性を主人公に、病気を軸にして描いた物語です。『漢方小説』ほど「爆笑!」ではありませんでしたが、さらりとおもしろく…あっという間に読み終わりました。(特に「ヨガ」のところが好きです)。

私はいちおう(?)女性ですが、「PMS」というのは初耳で、この本に出てくる理解のない人々同様、「最近はまったくなんにでもすぐ名前をつけるんだから…」と思ってしまったクチですが(スイマセン)、でもそうやって名前をつけることで、安心できる人もいるのだろうし、救われる人もいるのだろうし、きちんと治療して治る人もいるのでしょうから、それもまたよし、と思いました。
…まぁそれでもあんまり賛成ではないのですけれど(←ガンコ。笑)。

私は幸いあまりこういう「症状」の出ない性質らしく、(まぁホルモン云々とは全然関係ないところで暴飲暴食したり泣いたりわめいたりしてるわけですけど)、そういう点であまり「共感!」というのはなかったですが、わかるわかるっ!って人にはすごく「効く」のではないかなぁと思います。でもこれ、男性にはあんまりオススメできないかも…。全然意味分からないじゃないでしょうか??「こういうものなんだなぁ。そういうこともあるんだなぁ」って思ってもらえればいいのかもしれませんが。

そして余談ですが、こうやってこういう本を読んだり、自分自身や周りを見ていたりして思うことは、最近の女の人って疲れてるのかなぁということ。そんなみなさんには、よしもとばななさんが『ゆっくりAERA』に寄せていたエッセイ「単純に、バカみたいに。」を読んでほしいなぁと思います。私はこれを読んですごく救われました。涙出ました。

って、あれ、違うものの紹介になってしまった…。でも、こちらもほんとうにオススメです。私、コピーして持ち歩いてるくらいですから。
| な行(中島たい子) | comments(18) | trackbacks(10) |
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コメント
うわ、私はまさにこれを今日から読もうと思っていた!気が合いすぎですね。運命感じますね(おい)
私まさにこの症状なんですよ。まだ読んでないけど病名は知ってました。今月もそろそろきそうです・・・。
| ざれこ | 2006/05/19 3:12 PM |
そう、さっきブログで「おぉ、次はこれなのね!」ってチェックしてました(笑)。まさに運命ですっ!早く合コンしないと…。ゆうきさん〜、あなたもですよ〜。

これから徐々に浸透するんですかね、この病名は。恥ずかしながら…全く知らなかったです。子供か!ってくらいに症状軽いので…。っていうか、恒常的に情緒不安定だから??
| chiekoa | 2006/05/19 3:28 PM |
>「最近はまったくなんにでもすぐ名前をつけるんだから…」
>あんまり賛成ではないのです

同じなんです・・・同じなんですがね・・・

>そうやって名前をつけることで、安心できる人

PMSに関しては、まさにそうなんです。
もうほとんどいい訳に使ってますね。
最近数日、日記にも書いたばっかり(笑)

でも、知るまでは、
「生理前痛(←勝手にそう名付けていた)ってしんどくない?ワタシだけ?」
と心配していたので、
ちゃんとした(?)病名があること、
それで辛い思いをしている人が沢山いること、
なんかを知った時は、嬉しかったですね。

・・・でも、
なんでもかんでも名前つけて、それに甘んじているのは、やっぱりキライです。説得力ないですな(^。^;)
| nero | 2006/05/19 4:35 PM |
なんとなく、そういう症状に名前をつけると、とたんにそこに存在するようになってしまうというか、そのからくりがちょっといやだったりするわけです。「ストレス」は20世紀最大の発明とか言われるのも、そういうことだと思うんですよ。でも、そういう一面もあるなかで、実際救われる人もいるわけなので、いいか悪いかって言ったら、まぁいいのかなぁと…。甘えちゃうのがよくないだけですよね。うん。でも難しい〜(苦笑)。
| chiekoa | 2006/05/19 4:39 PM |
私は「そろそろくる」頃になると、夢の中で誰かに向かってありえないくらいの怒りをぶつけています。
その、怒りのすごさに目が覚めてからもドキドキしちゃう。

PMS、仕事柄知っていましたが、最初に患者さんが「PMSで…」って言った時には新しい予防接種か?なんて思ってしまいました。確かに症状に名前をつけると、甘えが出るような気がします。
「強迫性障害」とか「社会なんたらかんたら(忘れました)」症状を見たら、誰にでもありそうな事なのに、そうやって病名にして大げさにしてるんじゃないかって思います。

夜なのにさっき書き忘れたので、ここで
ラロリー
| なな | 2006/05/19 11:26 PM |
主人公の最初のキレっぷりにちょっとビビったわけですが,ああ「その時」ですか…と。この感覚は男性にはわかりにくいかなぁ。イライラしてる女性に「あの日か?」って声かけたりしてる人見ると(←滅多にいませんが),オマエにも本当にこれがくるといいのになと心から念じることがあったりなかったり。…眠いせいか変なコメントですみません_(._.)_
| まみみっくす | 2006/05/19 11:38 PM |
体調的にヘビーな友人はまわりに多いし
私もそろそろ・・・な時期になるとやたら
眠かったりするので、ああこれがそうなのか
と妙に納得しながら読みましたが
こんなにメンタル的に左右される人には
あまり会った事がないかも(笑)
だけど実際毎月それに振り回されている人からしたら
病名がある事でほっとする事なのでしょうね。

PMSに限らず、女性が弱っている時に
さりげなく優しい男の人はいいなぁと思います。
| 長谷川舞 | 2006/05/20 11:04 AM |
病名つけてもらって安心したクチです。だってもう更年期障害がきたのか、子宮がやばいのか、鬱発症か、とか、いろいろ思ってましたから(笑)
それで安心して、「運動すればいいですよ」なんて書いてるのをたくさん読みつつ、だらだら寝ている私でした。悪化の一途をたどっております(苦笑)
TBさせてもらいました。
| ざれこ | 2006/05/21 2:33 AM |
ななさん、あ、ラロリーって言われたら寝ちゃう!
仕事中なのに(笑)。
しかし皆さん程度の差こそあれ「PMS」チックなことはなにかしら身に覚えがあるんですね。何もない私のほうが病気なんじゃ…って気がしてきました。(ぶっちゃけ下着汚すまで気が付かない)。しっかりしろ、私のホルモン!

まみみさん、それはセクハラです。訴えましょう(笑)。
でもゆで卵むけなくて「きー!」ってなることありますよ。わりと(笑)。新しい卵はさぁ!!!

長谷川舞さん、なるほど、あれはあれで極端な例なのかもしれないですね!男の人はこれ読んで「知識として知る」べきかもしれませんね〜。モテ度アップ。あんまり知識をひけらかすとひかれるかもしれませんが(笑)。さりげなく…。

ざれこさん、なるほど。というわけで、私は今逆になやんでます。ホルモン異常???そうか、だから女らしくないのか…目からうろこ…。運動…それを最後にしたのは、そう、高校生のころ…(遠い目)。
| chiekoa | 2006/05/22 4:44 PM |
chiekoaさん☆こんばんは
わたしも「PMSなし」なので、世の中の女性はこんなに大変なんだぁ!なんて思ったクチです。
ストレスだとか、運動不足だとか、いろんな原因があるのでしょうが、日本の女性達はなんとボロボロなんでしょうか!
ダイエットだ、美容だ、ということには熱心なのに、婦人科に関しては知識不足だなぁと思うのでした。
| Roko | 2006/05/22 9:56 PM |
婦人系の症状(「病気」まで呼ぶと大層らしいと感じる人もいるかしら?)
には個人差が随分あるみたいですね〜。
私は高校生のころからアノ日には一日保健室で過ごすくらいだったので、
婦人系で辛い話を耳にすると他人事じゃないなーって感じます。

私の場合、他にも病気があるので
痛みや鬱との闘いは頻繁にやってくるのですが、
症状を抱えた自分も、症状から解放されているときの自分も
どちらも自分だってことを
良くも悪くも受け止められたら、楽なのになぁって思います。
| 斎藤れい | 2006/06/14 8:00 PM |
Rokoさん、そうですよね〜。なんか基本的なところを履き違えてるような…。気がしてきました。

斉藤れいさん、私はまったくその手の症状のない人間なので…。でもその「どちらも自分」って考え方、とてもステキですね。今感動しました!
| chiekoa | 2006/06/15 12:54 PM |
いやーさすがに婦人科方面の本なので盛り上がってますね。

私はPMS的な症状がある人間ですけど、「PMS」と名づけられることはあんまり気がのらない派、です。

すごく現実的な話ですけど、婦人科方面の疾患を経験した者としては、すべての不快感や痛みを「PMSだから」と片づけてしまうのは、危険だと思いますね。

この小説の主人公も、もしかしたら病院いってちゃんと診てもらったほうがいいんじゃねーの!?と思ったりもしてます。PMSがあるだけでなく、生理も重そうだしさぁ……。

「PMS」と聞いて、簡単に納得しちゃってますもんね。
| ぱんどら | 2006/06/20 10:42 AM |
ぱんどらさん、なるほど、人それぞれいろいろ思うところがありますね。自分の体のことですから、あまり甘く見たり勝手に納得したりしないで、きちんと対応したほうがいいんですよね。やばい、私病院が苦手で、すぐ「寝てれば治る!」とか言ってしまう人なので…反省します!
| chiekoa | 2006/06/20 11:47 AM |
こんにちは。すごいコメントの数ですね・・・。
この手の話題は、WEB上のほうが語りやすいのでしょうか。

わたしも、まったくPMSなしの人なので、
うかつなことはいえないのですが・・・
こういう本や、こういう知識は、苦しんでいる本人のためというより、
周囲の人のためになるのではないかと思います。

周りの人も大変なんです。特に、家族。夫と、そして子供!
とばっちりをくらう周りの人は、理由が分かれば、
少し我慢しやすくなるし、心配もずいぶん減ります。
優しい気持ちになれて、なんとか上手くやれたりします。
わたしはこの本を、母親のPMSに長年振り回された、
子供の頃の自分達に読ませてあげたいです。

本当にPMSで、それが周囲にそれなりの影響を与えているなら、
説明するのは、言い訳とは違うと思うし、するべきなような気もするし、
PMSという名前がつくことで、周囲に話す勇気が出るなら、
それはいいことだと思うんですけど・・・。

すでに、コメントが自分のブログにUPした感想より長いです(笑)。
すみません。そそくさと、失礼いたします。
| ゆうき | 2006/07/28 1:34 AM |
そうですね、理解を助けるというか。何かが存在していることを「知る」っていうのは大切なことですもんね。

ゆうきさん自身がそうじゃなくても、お母さんがってことがあるんですね。なるほど…。なんだかわからないよりは、「名前」がついてきちんと説明してもらえば心のありようが全然違いますもんね。

もう一度ちゃんと読みたいなぁと思えてきました。
| chiekoa | 2006/07/28 8:25 PM |
こんばんわ^^
やっと読みました。
面白いですよね、やっぱり中島さんの作品は。
私はあんまり重くないので、気持ちが凄く分かるっていうのでもないのですが^^;
これからも読んでいきたいですね〜中島さん。
是非とも女性の悩みを解決してくれるような本をまた是非^^
| 苗坊 | 2006/12/22 9:30 PM |
苗坊さん、ほんとこれからも楽しみですよね。
早く新刊出ないかなぁ〜と待ち望んでおります。
| chiekoa | 2006/12/25 4:11 PM |
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