プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
<< 猫丸先輩の推測 [倉知淳] | Top | いつもの朝に [今邑彩] >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
瞳の中の大河 [沢村凜]
4103841044瞳の中の大河
沢村 凛
新潮社 2003-07

貴族の血をひくものの、出生に複雑な事情をかかえるアマヨク・テミズは、軍学校を卒業し、西の駐屯地へ向かう小隊の隊長として赴任する。そこでアマヨクに下った命令は、王家の宝を盗んだ者たちの捜索だった。アマヨクは、野賊の6頭領のひとり、オーマの仕業であることを直感するも、逆に盗賊たちの策略にはまり、捕えられてしまう。伝説の野賊として名高いオーマとの出会いをきっかけに、アマヨクの波乱に満ちた運命が幕を開ける。

ひと言で言って、名作だと思います。心から。どうしてこの本、有名じゃないのでしょうか!!!こんな表紙だから??惜しいです。すごくいい本でした。

読み始めは、若干つらいものがありました。分厚いので「先が長いなぁ」というのと、登場人物の名前が覚えられないのと…(←これは完全に自分のせいですが)。でも、読み進めるにつれて、どんどんこの世界にはまり込んでいく自分がわかりました。アマヨクに魅入られていく自分がそこにいました。これぞまさに「大河ドラマ」。圧巻です。

アマヨクを襲う様々な試練。それでも、何があっても、自分の信じるもののため、愛するもののため、守りたいもののために、真っすぐに突き進んでいく彼の姿に、信念に、何度も目頭が熱くなりました。人の強さ、そして弱さ。そのどちらもが人であるということ。胸を打たれました。

しかし、さすが沢村さん。今までに読んできたような沢村さんの作品たちとは全く違うタイプの本ですが、でも、ほんとうにすばらしい本でした。読んでよかったです。手に取りづらい本だとは思いますが、ほんとうにほんとうにオススメです。
| さ行(沢村凜) | comments(6) | trackbacks(2) |
スポンサーサイト
| - | - | - |
コメント
ぼくのなかの沢村凛って、この沢村凛と初めて出会ったこの作品なのですよ。この作品は、本当に物語ですよね。ぼくも大好きな一冊です。でも、なぜか知られてないですね。最近では、すっかり現代小説の沢村氏ですが、またこういう作品を描いて欲しい思います。
| すの | 2006/07/08 5:55 AM |
おぉ、そうだったのですか!さすがすのさん。ほんとなぜ知られていないのか…こんな名作が!編集!なにやってるんだ!ちゃんと売りなさい!と、思わず思ってしまいました。今から地味に宣伝活動をしたいと思います…。
ファンタジーノベル大賞をとった『ヤンの島』も未読なので、これから読むのが楽しみです。
| chiekoa | 2006/07/08 3:34 PM |
こんばんわ。読みましたー。
chiekoaさんの記事がきっかけで読んだのですが、
おもしろかったです。アマヨクいいですよね〜

私もこの本を含めて、沢村さんってもっと有名でもいいと思います。
とりあえずこれで4冊読んだので、そろそろ有名になって図書館でひっぱりだこになってもいいのですが・・。
| june | 2006/08/09 11:49 PM |
juneさん、ありがとうございます!
うれしいです〜。

そう、沢村さんはなぜあまり有名じゃないのか…。
担当編集さん!がんばってください!
『瞳の中の大河』なんて、もう文庫になってもよいと思うのですけれど…!
| chiekoa | 2006/08/10 4:45 PM |
ちえこあさん、絶賛本だったんですねー。
あんまり誉めてないのに、TBありがとうございました(^_^;)
でも、私もこの本ちゃんと好きだし、
澤村さんにもブレイクしてほしいです!
「カタブツ」みたいなやつもいいけど、
こういうのも、また書いて欲しいですねー。
| ゆうき | 2006/09/13 12:32 AM |
絶賛してますが「難なし」と思ってるわけでもないので、ゆうきさんの感想にはとっても同意です。これもう3年前ですもんね。今書いたらもっとこなれた感じのが書けると思うので、私も期待してます!大作、カモン!
| chiekoa | 2006/09/13 1:15 PM |
コメントする








on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。
この記事のトラックバックURL
 
トラックバック
「瞳の中の大河」沢村凛
瞳の中の大河 +ChiekoaLibrary+のchiekoaさんのオススメということで読みました。おもしろかったですー!ファンタジーだと思って読んだのですが、ファンタジーというより、これは大河ロマンです!壮大な叙事詩です!こういうの好きなんです。英雄譚なのですが、主
| 本のある生活 | 2006/08/09 11:49 PM |
■ 瞳の中の大河 沢村凛
瞳の中の大河 沢村 凛 新潮社 2003-07 国土のほとんどが山地である小さな国の、長い内戦の中で生きた、アマヨク・テミズという軍人の生涯を描いたファンタジー。明るいシーンはほとんどないのに、淡々とした筆致で、心理描写が少なく、湿っぽくないのが良かったで
| 本を読んだら・・・by ゆうき | 2006/09/13 12:31 AM |