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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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クローズド・ノート [雫井脩介]
4048736620クローズド・ノート
雫井 脩介
角川書店 2006-01-31

文房具屋でバイトをし、マンドリンサークルに所属するごく普通の大学生・香恵。ある日、クローゼットの片隅で、彼女が見つけた一冊のノート。前の住人が置き忘れたと思われるそのノートに書かれていたことは…。

正直な話、かなり最初の部分でラストの展開までが一気に見えたので(珍しいわ〜)、その「設定」の上で、どういうふうに終わらせるのかな?という興味で読んだのですが、なるほど、意外性はありませんでしたが、どうしてなかなかステキな終わり方でした。私としてはこれでまぁまぁ満足!

ものすごくあたりまえのこと、当然のようにわかっているつもりでいたことでも、誰かにあらためてポンって言ってもらうと、すっと心に入ってきて納得できることって、できるような気がすることって、ありますよね。この本を読んで、私が思ったのは、そういうことでした。感動して泣いたりはしませんでしたが、なんだか人にやさしくなれるような、大切な人にもっと気持ちを伝えたくなるような、そんな気がする読後感でした。

もともとは携帯のサイトで連載されていた物語だそうですが、なるほど、携帯の画面で読んでたら、こんなふうにオチがいきなりわかることもなかったのかしら、と思いました。こう、見た目の印象が全然違うでしょうから。

ちなみにマンドリン演奏会を聞きにいったこともある私ですが、それでもマンドリンだったかマンダリンだったか、頭の中ではかなり混ざってます。きっと一生混ざってます。ごめんね…。でも万年筆はちょっと使ってみたいかなって、思いました。(高そうなので入手できるのかどうかナゾですけど)。ノートとか万年筆とか、さりげない文房具が、小道具として生きているのがまた、この本のステキなところでもあるなぁと思いました。
| さ行(その他) | comments(26) | trackbacks(14) |
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コメント
とてもステキな本でしたよね。。。

私は、たっぷり泣いてしまいました。
最近、涙腺が弱くなってしまって、ちょっとした事で、
涙があふれてしまいます。
それに、泣いた後は、なんだか、気持ちがスッキリするので、
これも、ストレス解消の一つかな。。。と。

読後は、誰もがきっと、万年筆を使ってみたくなるかも?


| 百子 | 2006/09/01 11:40 PM |
ひたむきに生きることの大切さというのを見せてくれたような作品だと思いました。
話の展開に意外性はなかったけれど、心にじんわりと浸み込んでくるあったかさがありましたね。
私も、万年筆を使ってみたくなっちゃいました。
手入れが出来ないので、きっと使うことはなさそうですが…
| エビノート | 2006/09/02 8:37 PM |
黄色い本二冊目。この本は、正直、バランスとか、ベタな展開の進み方から客観的には評価してはいけない・・と思いつつ、主観が勝ってしまった作品です。
「真実」の持つ強みなんでしょうね。
また、自分のレビューで触れましたが、ある年代の「灰谷健次郎」と「さだまさし」通過者には堪えられない同時代性を持った作品です。
せいいっぱい真摯に生きていきたいと思わせる作品のひとつですね。
| すの | 2006/09/03 8:43 AM |
百子さん、万年筆、いいですよね。
実は一度も触ったことも、もちろん書いてみたこともありません…。
この本を読んで「道具」というものについての認識もあらためたいなぁと思った私でした。

エビノートさん、そうですよね。
真面目にやっててもバカを見ることがあるというのと、だからといって真面目に生きないということは違うよなぁと、そんなことも思いました。

すのさん、その点私はわりと客観的に読めたほうなのかもしれませんが…(だいたいこの作家さんの作品自体が初読みです)、でもなんか、こう、絶賛とは違いますけど、素直に心に残るものがある本なのは確かだと思います。
| chiekoa | 2006/09/03 1:54 PM |
思いっきり主観で読んでる私ですが、コメントさせてください...。
私も、この作品気に入って、何度も何度も読み返してしまいました。
まず、前半部分の文房具屋での接客のやりとりの描写が、
興味深く面白かったです。(なぜ売れないのか)
文房具屋の先輩お姉さんのキャラもいいですよね。
正直、青臭いと感じてしまう部分や、男性が読んだらむず痒くなるのでは...と思う部分(セリフなど)もありました。でも、そんな細かいことどうでもよいと思わせる魅力がこの作品には十分ありましたね。
この作者の他の作品は未読なのですが、雰囲気がまた違うのでしょうか?このような強く胸に響いてくる作品を、もっともっと読んでみたいです。
| Milk | 2006/09/06 2:56 PM |
Milkさんこんにちは!接客のやりとりなんかは、妙に具体的で、私もなるほどと思いながら読みました。普通に役に立ちそうですよね…!私も他の作品はまだ未読なんですよね〜。噂では(?)、この作品が異色みたいですけど、どうなのでしょうか?!
| chiekoa | 2006/09/06 5:25 PM |
さすが!ちえこあさん。
私なんかより感想まとめるのが数段うまい!
やー、良かったよかった。(なにがだ)

万年筆のシーンは、文具マニアにはたまらんのです。
長年がまんしていたアウロラのオプティマを買ってしまいそうなくらいに。
(って、わかんないですよね^o^;)

スリリングなミステリーを得意とする雫井さんが、
こういう物語を書く、というのが意外でしたが、ほんと良い作品でした。
未読なら『犯人に告ぐ』を是非。
雫井さん本領発揮の名作です。
| こばけん | 2006/09/10 7:06 AM |
ままま、まとまってますか?!
こういう心に感じたことを、感想に書くのは難しいです。

あ、こばけんさん、文具マニアだったんですね(笑)。

『犯人に告ぐ』、読んでみます!ミステリーは大好き。
| chiekoa | 2006/09/11 1:20 PM |
たしかに、心に感じたことを書くのって難しいですよね。
しっくりくる言葉が見つからなかったりして。

そー。文具マニアなんですよ。伊東屋とかハンズ大好きw
万年筆はウォーターマンのエキスパート使ってます。

『犯人に告ぐ』も持ってますので遠慮なく(笑)
| こばけん | 2006/09/12 11:12 AM |
じゃぁ次回…(笑)。
ついでに万年筆も貸してください(笑)。
(だって触ったことすらなんですもの〜)。
| chiekoa | 2006/09/12 12:12 PM |
なんとなく「一日、一日を大切にしないと」って思ってしまいました。

私も初・雫井さんだったのですが「犯人に告ぐ」読んでみたいなって思いました。
| なな | 2006/09/13 9:33 AM |
お、ななさん、同じですね!
よーし、じゃぁ課題図書『犯人に告ぐ』…。
全然ちがくてびっくりするのも楽しみです!
| chiekoa | 2006/09/13 1:19 PM |
『犯人に告ぐ』ご用意できました(笑)
万年筆は、さわるだけね。
σ(^_^)の筆記具がなくなっちゃいますから。

ちなみに香恵ちゃんが使っていたのはこれ。
http://www.pen-house.net/pen/delta/dolche.htm

私のウォーターマンは、
『蒼穹の昴(浅田次郎)』に出てきたニューヨークタイムズ北京駐在記者トーマス・バートンも使っていたんですよ!(意味不明な自慢)
| こばけん | 2006/09/14 2:38 AM |
わーい!ありがとうございまーす!
じゃぁ歩行祭で(笑)。

『蒼穹の昴』…えへ、読んでません、えへへ。
| chiekoa | 2006/09/14 1:38 PM |
なぬ!
『蒼穹の昴』を読んでいない!

そういえば浅田次郎はあんまり読んでないって言ってましたね。
文庫で4巻の大作ですが是非是非。


・・・。


はいはい。
『蒼穹の昴』もね(笑)
| こばけん | 2006/09/23 2:21 PM |
ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!
| chiekoa | 2006/09/25 3:17 PM |
こんにちは!
記事を拝見したときに初めて知ったのですが、
とっても表紙もその内容も気になり、早速借りてきました。
とっても暖かい良い本ですね。
そして、万年筆って奥深いですね。気になるますね。
TBさせていただきました。
| percy | 2006/09/27 2:31 PM |
すぐに借りれたなんて!とってもうらやましいです!
普段の行いがよろしいんですね、きっと!
万年筆、気になりますけど、お値段も気にかかりますよね…。
| chiekoa | 2006/09/27 6:59 PM |
これを読んで、昔なくした万年筆を買いなおそう!
と調べてびっくりしました。
万年筆って高いんですね・・・。
なくしたのがいまさらながら悔しくなりましたっ。
| june | 2006/11/28 10:14 PM |
juneさん、探せばどっかから…でてきませんかね(笑)。
高いんですよ〜、誰かくれでもしないと持てそうもありません。
でももうどこにも「入学」する予定がないからなぁなんて、
他力本願なことを思ってます(笑)。
| chiekoa | 2006/11/29 12:38 PM |
通信制の大学に入って、「司書資格」を取ろうとちょっと思ってるんですが……入学祝いに万年筆もらおうかしら?とちょっと思いました。(笑)
素直な心で楽しめなかった自分が残念な作品でした。
| まみみ | 2006/12/06 7:16 PM |
あ、まみみさん私と同じことを考えている…(笑)。しかしあれなんですよね、資格はとれても就職先がないだろうなぁと思って躊躇してます。ただでさえ席が少ないのに、年が年だし…とか…いろいろ。あれ、本の感想と関係ない話してますね(汗)。
| chiekoa | 2006/12/07 11:23 AM |
私も珍しく先まで読めちゃったのですが^^;
でも、本当に素敵でした。
満足しましたね〜
私の大学のサークルにマンドリン部があるんですが、大変そう。。。
っていう理由で見向きもしませんでした^^;
ちょっともったいなかったかも・・・。
| 苗坊 | 2007/01/10 1:46 PM |
苗坊さん、マンドリン部!
ではその部の人にぜひこの本を紹介してあげないと…!
万年筆部でもいいですが…(そんなのないって)。
| chiekoa | 2007/01/10 4:54 PM |
こんにちは!

へぇ〜マンドリン部..がでてくるお話なんですか?
実はわたし大学時代はマンドリンクラブでした(^^;
じゃあクローズドノートは読んだほうがいいかしら...
雫井さんの作品はみなさん面白いとおっしゃる『犯人に告ぐ』
と『火の粉』を読みました。
火の粉は中盤から火サスのテーマ曲が鳴りっぱなし(ちょい怖いですよ)
犯人に告ぐは図らずも最後に涙ぐみました。
ちえこあさんの感想、楽しみにしてま〜す(^^)
この2冊だけでしばらく遠ざかってましたが、図書館で探してみようかな..


| まみ | 2007/03/07 1:24 PM |
まみさん、おぉ、まさにマンドリンクラブ!
じゃぁぜひぜひ読んでみてください〜。
そろそろ図書館でも借りやすくなっているはず…?!
(すごい人気だったんですよ〜)
| chiekoa | 2007/03/07 4:14 PM |
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