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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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絶海 推理アンソロジー
4396207506絶海
恩田 陸 西澤 保彦 歌野 晶午 近藤史恵
祥伝社 2002-10

無人島―それはまさに「絶海の密室」。廃墟の島で、あり得ない状態で発見された三死体の謎。一人、そしてまた一人と殺される島で疑心暗鬼に陥っていく逃亡者たちの戦慄。無人島に幽閉された作家が重要な目撃者となった奇妙な事件。異常な殺人鬼が潜む島に取り残された少女たちが体験する極限の恐怖…。閉ざされた空間起こる四つの不可能犯罪。四人の気鋭作家が挑んだ推理競作。

タイトルの通り「無人島」をテーマに描かれた作品たちです。恩田さんの『puzzle(パズル)』が読みたくて借りてきたのですが、よく見たら(見なくても)なんとも贅沢な面子ですよね!西澤さんだけ読んだことないですけど…お名前は存じております。というわけでとても堪能しました。以下、それぞれの感想です。

・恩田陸『puzzle(パズル)』
今回のお目当て作品。関根一家の長男「関根春」が登場します。この人すごいなぁ…こんな推理ができちゃうの?!びっくりでした。さすがあの父の息子。(ところで鼎島のモデルってやっぱりアレかしら、軍艦島(端島)。浅見さんもご活躍です!)

・歌野晶午『生存者、一名』
これはまた歌野さんらしい…(ってそんなに読み込んでないですけど)、そう来るか!という作品でした。あぁ、やられた!すべてはこのラストのために。で、真相は?!

・西澤保彦『なつこ、孤島に囚われ。』
西澤さん・初読み。でこれってどうなんでしょう?!(笑)。いや、でもすごい方ですね〜。これはすごい。同じ日本語でも、同じ言葉でも、こんなふうにも書けちゃうんですねぇ。内容はともかく(笑)面白かったです。耽美堪能。オチまで首尾一貫していて美しいですね!続編も読んでみたいような、みたくないような…。

・近藤史恵『この島でいちばん高いところ』
近藤さん…これを最後に読んではいけなかったような…ずっしり。主人公の女子高校生たちの心理描写とか、青春小説としてもこのままいけるか?ってくらいよかったですけど、でも後味が…。いっそ夢オチにしてほしかった…。(自分で書き足しちゃおうかしら)。でもこの短さで、これだけ引き込んで読ませるってところが、やっぱり近藤さん、すごいと思いました。
| その他(アンソロジー) | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
歌野さん、歌野さんらしく魅せてくれましたね。
子どもの名前がまたアレですものねぇ...^^;
| ふらっと | 2006/09/21 5:00 PM |
アレもアレですよ!どうしてくれましょう!
あぁ、後味が悪い…(笑)。
しかし四人ともそれぞれに色が全く違って面白かったです!
| chiekoa | 2006/09/21 6:06 PM |
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絶海
☆☆☆・・ 恩田陸・歌野晶午・西澤保彦・近藤史恵の絶海の孤島を舞台にした推理アンソロジー。 恩田さんの『puzzle』は既読だが、他の作品と並べてみると、また新鮮に読めた。 今回いちばん愉しめたのは歌野さんの『生存者、
| +++ こんな一冊 +++ | 2006/09/21 4:58 PM |