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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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ボトルネック [米澤穂信]
4103014717ボトルネック
米澤 穂信
新潮社 2006-08-30

恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。―はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。不可解な想いを胸に自宅へ戻った彼を出迎えたのは…。

ななな、なんですか、この本は。読み終わってどうしたらいいんですか。何を読み取ればよかったんですか。なんでわざわざ本を読んでこんな思いをしなきゃいけないんですか。「懐かしくなんかない。爽やかでもない。若さとは、かくも冷徹に痛ましい。ただ美しく清々しい青春など、どこにもありはしない。」って言われても…。それはそうなんだけど、でもなんかそれとこれとは違うでしょというか、なんだか読み終わって腹さえ立ってくるというか。こんなのに背中を押されちゃう人がいたらどうするんですか!!

…落ち着いて感想が書けません。これはこれですごい本で、力のある作品なのだと思いますが(事実私はこれだけ心揺らされているわけですし)、でも私はこれを人には読ませたくない。このタイトル、このラスト。私は読んでよかったけど、でも読まなきゃよかった。人にもできるだけ読んで欲しくないです…。
| や行(米澤穂信) | comments(17) | trackbacks(11) |
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コメント
ちょうどテンションが落ちてるときに読んで、まさに背中を押されかけた一人なわけですが…この本は本当に危険です。これだけみんな動揺する作品を書いて、米澤さんは一体何がしたかったんでしょうか……。
| まみみ | 2006/10/03 8:52 PM |
すごい衝撃でした。
私もダメージが大きくて、しばらく何も手につきませんでした。
読んだことは言えても、とても人におすすめにはできない危険な内容です。
他の本で気を紛らわせて、何とか乗り切りました・・。
| 藍色 | 2006/10/04 12:50 AM |
そうなんですよ!
これだけ人の精神力というか、生命力を削ぐような、
力のある物語なのだから、たぶん、傑作なんだと思うんです。
でも・・・誰にもオススメしたくないし、
できれば、読まなきゃよかったと思ってしまいました。

帯に注意書きをして欲しいですよね。
「精神年齢が高く、心の健康に自信があり、
今現在、幸せな人のみ、お読みください!」
みたいな感じで・・・。
| ゆうき | 2006/10/04 2:54 AM |
chiekoaさん、ごぶさたしています。
以前、「ふかふかウサギ」でコメントさせていただいたゆかです♪

「ボトルネック」。読みたい本リストには入れてるのですが、
はずそうかどうしようか迷ってしまいます。
人に読ませたくないけど力のある作品・・・って聞くと、
やっぱり読んでみたいかも・・??(笑)

そうそう。「ふかふかウサギ」シリーズ、
夏に実家で蔵やら倉庫やらさがしてみたのだけど、
1冊も発見できませんでした。
しょんぼり・・・。
絶対捨ててなんてないはずなのにな・・・。
| ゆか | 2006/10/04 1:13 PM |
まみみさん。
わー!だめです!押される前に私にご一報を!
…チョコ!チョコを食べに行きましょう!!
甘いもの食べて幸せになって、忘れちゃいましょう。
絶対ですよ!!!

藍色さん。
ほんと、とっとと忘れたいです…。あぁ、でも印象が強すぎる。ほんといやになります、この本は…。

ゆうきさん。
「生命力を削ぐ」まさにそんな感じですよね。
その注意書き、まじで必要です。出版社!!!
誰かになにかあってからじゃ遅いのに。
私にとっては遠い世界の出来事ですが、ゆうきさんにとっては職場の環境的に身近な世界のことですもんね。はぁ…。ほんとに…。

ゆかさん。
うーーん。人生になんの疑問もなくて、中高生のころの自分なんて忘れちゃったわ〜ってくらいにハッピーなときになら読んでも平気かもですが…そうじゃないときついかも。他に読む本があるなら、そっち読んだほうがいいです、本気で(笑)。
ふかふかうさぎ…トントン!そう、わたしにはトントンもついてるの!彼のことを考えてこの本のことは忘れたいです…。
あ、ちなみに私の場合は「親が勝手に処分してた」って事件が過去にわりとありましたです…ダメだってば!!!
| chiekoa | 2006/10/04 4:12 PM |
皆さんおっしゃっていますが、気持ちが沈んでいる時に読む本ではないですよね。
とっても引き込まれて、読む手が止まらなかったんです。
でも、ラストが本当に切なくて。辛かったです。
ここまで救いようのない作品を読んだのは初めてな気がします。
| 苗坊 | 2006/11/03 11:00 AM |
苗坊さん、私もこんなラストは…いくらなんでもこれは…初めてかもです。納得がいかないラストなんて散々経験してきたけれど、でもこれはまた別っ(泣)。しかしすごい本すぎます…。
| chiekoa | 2006/11/03 4:30 PM |
米澤さんは、これで何が言いたかったんでしょうね。
ポジティブに生きろってことでしょうか。(←なんか違う気がする)
ボトルネックは排除されるべきだってことだとしたらひどすぎるし・・。
chiekoaさんが腹が立ってくるのわかります。
これ、読んだ人のコンディションによっては危険だと思います!
| june | 2006/11/08 9:44 PM |
juneさん、キケンですよ、キケンですよ、キケンですよ。
自殺が相次いでいる昨今、この本は…うーむ。
ポジティブに生きる気力すらわかないようなラストだと思うんですけど…はぁ…。ほんと、何が言いたかったのかよくわからないような、わかるような(泣)。
| chiekoa | 2006/11/09 1:06 PM |
chiekoaさん☆こんばんは
リョウはサキに出会って、これでもかってくらいにショックを受けましたよね。
どうしてこんなに違うんだろう?って真剣に考えたと思うんです。
だから彼が帰っていった世界は、前とは違って見えるんじゃないかと思うんです。
| Roko | 2006/11/30 11:21 PM |
Rokoさん、そっか、そうですよね…。今までの彼とはもう違う彼のはずだから、あのラストで、私が想像しているようなことに…なっていないのかもしれない、そうですよね。あぁ、なんだかちょっと気が楽になりました。ありがとうございます!
| chiekoa | 2006/12/01 4:12 PM |
みなが傑作と評価しつつ、この作品を薦めたくないというなかで、ぼくはこの作品を高く評価して、なおかつ「ネオ・ハードボイルド」の一冊として、オススメしたく思います。
希望や未来を明るく指し示す読書の、もう一端にこういう作品、読書があるということを改めて認識させてくれた一冊です。
苦味を噛み締めることも、また読書の楽しみだと思います。
| すの | 2006/12/09 1:05 PM |
うーん、すのさんみたいに苦味を楽しめるほど大人じゃないってことでしょうか(横レスすいません)、ちえこあさんの動揺がまさにそのまま私の動揺でした。衝撃度では今年一番です。
このミスの15位あたりに入っちゃったからまた誰か読むじゃないのさ、やめてよ、傑作やけど。とやっぱり言いたい感じです。
最後にほんの少し希望は見えたんですけどね、自分は自分だから仕方ない、みたいなちょっとやけくそなやつが。でもね。

こないだ東尋坊に行ってきました。足がすくみました。
| ざれこ | 2006/12/12 1:07 AM |
そぅなんですよね…「これもまた楽しみ」っていえないくらいの本だったのです、私にとっては…。修業が足らないですか?!

このミスには困りましたよね。私も見て「なんてことを!」って思いました。んんん〜…。皆さん読む前に一度ネットで検索して評判を見てから読みましょう…!(って誰に言ってるんだ?)

東尋坊には…きっと一生行かない予定(こわがり)。
ざれこさんのあの写真を見ただけで血の気が引きそうです〜(涙)。
| chiekoa | 2006/12/12 3:54 PM |
評判高かったので読んだんですが最後に吃驚しました こちらの本のコピーもずれまくリですよね 青春のかけらもない
ミステリー的なところは面白かったけど、SF的になりこれが結論?と言うので終わってしまいました
| きりり | 2007/01/06 11:17 PM |
きりりさん、ねぇ、これはもう…!
別にこれが「青春」だってことに異を唱えるつもりはないのですけれど、でも、いいよそんなことわざわざ読ませてくれなくっても!とどうしても思ってしまう自分がいます。二度と読みません…ぶるぶる。
| chiekoa | 2007/01/09 1:24 PM |
chiekoaさんこんばんわ。
読み終わってどうしたらいいか困りましたね。何を読み取ればいいのか・・・リョウにならないように、サキみたいになるようにしろってこと?? でも運の要素もあると思うし、リョウみたいだから生きてちゃいけないってことはないじゃないですか。最後、母の顔が鬼に見えましたよ。いや、見えないんですが、黒い影に目がオレンジみたいな、ハロウィンの南瓜みたいな影が。精神的に悪くない状態のときに読めてよかったなぁと思います。せめて。
| 斎藤れい | 2007/06/29 10:02 PM |
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