製粉会社主催の手作りデザートコンテストの第一回開催地に選ばれたミネソタの小さな町レイク・エデン。町いちばんのケーキ作り名人としてハンナも審査員に選ばれた。そして審査員の一人、高校のバスケットボール・コーチであるボイド・ワトスンがこてんぱんに参加者のデザートを批評した夜、彼は何者かに殺された。またまた死体の第一発見者となってしまったハンナはやっぱり探偵役をやるはめに…。
お菓子探偵ハンナシリーズ第二弾です。シリーズ二作目にして、早くも登場人物たちに愛着がわいてきました…。それも、ただ漫然と同じ人たちがいつも活躍するっていうんじゃなくて、きちんと時間が流れて、それぞれが成長していて、全体としてのストーリーも進んでいるってところがなんかいいです。
今回も楽しく読みましたが(海外モノは慣れるまで苦労するんですが、慣れてしまえばそれなりに楽しめる私)それにしても今回の被害者。一作目に普通に脇役で登場してる人じゃないですか…(容疑者になったりしてましたけど)。そんな人が!え?死んじゃうの?と、わりとびっくりしました。でもなんかちょっとよかったかも…。(なんてひどいことを!という方は、きっと読んでいただけると意味がわかるかと)。
「お菓子探偵ハンナシリーズ」読了分リスト
1.
チョコチップ・クッキーは見ていた
2. ストロベリー・ショートケーキが泣いている