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誘拐ラプソディー [荻原浩]
4575509701誘拐ラプソディー
荻原 浩
双葉社 2004-10

借金に追われ、切羽詰って雇い主を殴って金と車を持って逃げた伊達秀吉。もう自殺するしかない…と思いつつも、踏み切れないでいた彼の前に現れたのは…。

荻原さんらしいお話だったなぁというのが全体を通じての感想です。これはもうほんとに無理だ!絶体絶命!っていうくらいのリアルに過酷な状況。そしてそんな状況の中、駄目な人間はとことん駄目。でもそれを突き放して冷たく描くのではなく、作者の目はどこまでもあったかい…。シリアスで、それでいてユーモアにあふれていて。いいですね、こういうの。

どん底だった彼の目の前に現れたのは「子ども」です。思いついきでその子を誘拐することにした秀吉ですが、その子が実は大手のヤクザの親分のお坊ちゃま!ヤクザに警察、さらには香港マフィアまで巻き込んで繰り広げられる大騒動。なんか映像化したらおもしろいものが出来そうだなぁと思いました。「あいや〜!」とか、ちょっと絵で見てみたい(笑)。

ちなみに、私が読んだ文庫本の表紙の絵はこのアマゾンの画像の絵ではありません。見ているだけで、この本の全てが伝わってくるような、かわいくてあったかくてステキな表紙でした。気になる方は書店で新装丁の文庫を…っていうか早く直そうよ!アマゾンさん!
| あ行(荻原浩) | comments(0) | trackbacks(2) |
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誘拐ラプソディー文庫
荻原浩さんの誘拐ラプソディーの文庫が出来ました。 秀吉の作業服の汚れ具合、強調してもらって上手くいきました。 双葉社から出ています。
| イラストレーターが仕事の合間に | 2006/12/22 3:20 PM |
誘拐ラプソディー
 犯罪小説なのに死人が一人も出ないのも面白く、登場人物の光と影がうまく描かれ人間の強さと脆さが交錯するところなどは読み応え充分である。続けて読んだ同じ作者の『ハードボイルド・エッグ』よりもこちらの評価が上なのは、読後も物語の続きがいろいろと想像できる
| 本を読もう | 2007/05/15 8:55 AM |