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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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レインツリーの国 [有川浩]
4103018712レインツリーの国
有川 浩
新潮社 2006-09-28

何気なくネットで検索した「忘れられない思い出の本」。そこで出会ったサイトの管理者「ひとみ」とメールのやり取りを始めた伸行。何度もやり取りを重ねるうち、いつしか「彼女」に会いたいと思い始めた彼は…。

なんというか…こういう「出会い」、こんな風に始まる恋、今ならたくさんありそうで、他人事ではなさそうで(いや、経験ないですけど)、なんだか妙に親身になって読んでしまいました。実際恋じゃなかったら、たくさんの「出会い」を体験しましたし!

この本を読んでいるときの自分の視点は、「見守る」感じでした。一生懸命、必死で恋をする、男の子と女の子。それぞれの気持ちが、それぞれに痛くて、胸がきゅんとしました。メールが一通に一喜一憂するあの気持ち。わかるなぁ…。それにしても、こんな男の子、いたら惚れます、私。つい、相手を試しちゃうところって、誰しも経験あると思うんですよね。だいたいはそれでうまくいかなくなるんですけど(汗)。それをこんなふうに受け止めてくれる男の子。「乗り越えよう」って言ってくれる人。「一人じゃなくて、いっしょに」って言ってくれる人。ひとみは、本当にステキな人と出会ったなぁと思います。そのことを、とてもうれしく思います。

「障害」を持つということ、それについても真正面から取り組んでいるこの物語。読んで考えさせられることは、たくさんたくさん、ほんとうにたくさんあります。この後、二人にはきっとまだまだたくさんのいろんな「乗り越えないといけないこと」があるんだろうと思います。それでダメになるのかもしれません。逆に絆を強めるのかもしれません。それは私にはわかりませんが、でもきっと、彼らなら、どんなふうになっても大丈夫だなって、なんだかそんな風に思いました。だから、最後まで読んで、泣くというよりは…ちょっと安心しました。彼らは、きっと本当の意味で、「健やか」なんだと思います。

この本は『図書館内乱』に小道具として登場する『レインツリーの国』という本の、実写版ということで出版された本です。なので、『図書館内乱』を読んでから読むと、最初から若干ネタバレしている部分はあります。(それでも十分楽しめましたけど)。私が読んだのは刊行順通り

図書館戦争』→『図書館内乱』→『レインツリーの国』

でしたが、だから本当は

図書館戦争』→『レインツリーの国』→『図書館内乱

の順で読んだらいいのかなぁとも思います。
もっとも私は、最初からそうススメられていたにもかかわらず、『戦争』を読んだらどうしても今すぐ『内乱』が読みたくなってしまって、ガマンできなかったのでこういう順番になったのですが(笑)。
| あ行(有川浩) | comments(14) | trackbacks(17) |
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コメント
『図書館戦争』→『レインツリーの国』→『図書館内乱』
お薦めはこの順番だったんですね。
確かに先に「レインツリー…」を読んでいたら
二人が始めて会うシーンはもっと違った印象だったのかもしれないですよね。

恋愛にはなりませんがブログで本の感想を書いていて色んな出会いがありますよね。
又、下北いきましょうね。
| なな | 2006/10/30 10:39 PM |
図書館シリーズ未読だったので、関連を知らずに読んでみると・・・
ひとみと向き合い、困難を突き破ろうとする伸行の言動が、ひとみに届く。
心に沁みる純愛物語でした。
伸行って、ホントいい男ですよね。
| 藍色 | 2006/10/31 4:43 AM |
こんばんは!
メールをきっかけにしての出会いは現実にありそうですよね。なんだか、ドキドキしてしまいました。
二人の気持ちが分かるようになっているので、それぞれにエールを贈りたくなっちゃうそんな素敵な恋愛小説でした。
図書館シリーズこれから読むので、「図書館内乱」の中でどんな風に出てくるのか楽しみです♪
| エビノート | 2006/10/31 10:08 PM |
ななさん、そうですよ〜、ステキな出会いが!たくさん!下北〜、いつ行きましょう?沖縄のお土産もって行きまーす。

藍色さん、ほんといい男なんですよ!そしてやっぱり「関西弁」にちょっとぐっとくるあのコの気持ちが分かる、標準語圏内な私です(笑)。

エビノートさん、『図書館』シリーズ、激しくオススメですから、ぜひ楽しんで読んでくださいね!
| chiekoa | 2006/11/01 12:50 PM |
これ素敵ですよね〜。
『図書館〜』別にしてこれだけでも充分OKな作品。
そう、『内乱』よりも『レインツリー』を先に読むと
しっくりくるんですよね。
こういうコラボも実現してしまう、させてしまう、
やっぱり有川さん粋ですよねぇ。
それにしてもいくつになってもこういう恋に憧れてしまいます(笑)
| リサ | 2006/11/01 1:29 PM |
こういう恋…はぁ…(遠い目)。
どうも私の周りの男性たちはみなこんなにかっこよくなく(笑)、私がキレるといっしょにキレてしまって話になりませんでした。(自分のことを棚にあげまくり発言)。求む!このくらいの包容力!(笑)。
| chiekoa | 2006/11/01 6:09 PM |
いやいや、これはやはり「図書館内乱」のあとに「レインツリーの国」でしょう。でないと小牧の想いが読者にネタバレでしょう。
これから「図書館内乱」「灰色のピーターパン」をさしおいてレビューを書こうと思います。
もっとも、相変わらずの少し辛口もありますが・・。
今回は本当にさんきゅうでした。とっても素敵な作品でした。(でも辛口あり(苦笑))
| すの | 2006/11/02 7:59 PM |
いや、小牧の想いなんて乙女には最初からネタバレですから!(笑)
そしてYahooがTBを受け付けてくれたと思ったら今度はコメントが書けない…しくしく。
| chiekoa | 2006/11/03 4:09 PM |
『図書館戦争』→『レインツリーの国』→『図書館内乱』私はこの順番になりますね・・・。予約状況からそうなりました。
「見守る」って、確かになぁと思いましたね。
伸のまっすぐで努力家な部分は惹かれました〜。
青春小説大好きです^m^
| 苗坊 | 2006/12/10 12:22 AM |
苗坊さん、私は一度図書館に予約したのですが、この『レインツリー』が最初に来てしまい、迷った末に『図書館』二冊を自力購入しました(笑)。悔いなし!買ってよかったです。でも場所をとるんですよね〜まだシリーズ続くし…うれしい悲鳴です!
| chiekoa | 2006/12/11 4:32 PM |
こんばんは。TBさせてもらいました。

>相手を試しちゃうところって、誰しも経験あると思うんですよね。
ありますねー!!
この二人は相手のことを試したり、そんな自分に自己嫌悪を感じたり。
自分を見つめる恋愛をしているんだなーと思いました。
| sonatine | 2007/01/17 12:44 AM |
sonatineさん、賛同が得られてうれしいです。
って、いいのかしら(笑)。
「いけないわ!わたし!そんなことしちゃ!」って思いつつ、
やっちまうんですよね〜、あぁ、恋ってやっかい…。
こんなふうに、真正面から取り組まなくては!受け止めなくては!
| chiekoa | 2007/01/17 12:04 PM |
始めまして
某大学の二年で学生と申します。
レインツリーの国最近読みました。なんか カレカノのラブラブストーリーっていいですよね?
大学の付属図書館で借りましたが、買ってしまいました。(笑)
なんか最後なんかどんなことをするのも主人公がいいって言われたいですね(笑)
| 学生 | 2007/10/13 3:58 PM |
耳が悪いから、障害を持ってるからって社会から差別したり、恋愛できなくなったりするのはおかしいと思う・・・。
そう私は感じました。

伸とひとみがぶつかり合いながらも惹かれあう・・・
みていてきゅんきゅんしました&#9829;

普通の少女漫画とは、また違った恋愛ですよね。
| まる | 2012/11/23 9:20 PM |
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