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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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ブルースカイ [桜庭一樹]
4150308209ブルースカイ
桜庭 一樹
早川書房 2005-10-07

西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った…。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシックワールドの昏い眠りの中、絶滅したはずの“少女”というクリーチャーに出会う…。そして、西暦2007年4月の日本。死にたくなるほどきれいな空の下で…。3つの箱庭と3つの青空、そして少女についての物語。

うーん、最後まで読んだら印象がよくわからなくなってしまいましたが…。

第一部、第二部、第三部、という風になっていて、それぞれに話が流れていくわけなのですが、第一部の圧倒的な世界観にくらべて、第二部はあれ?という感じがしてしまい、第三部にいたっては「ここがメインだろうにこれだけ?!」という感が…。いや、第三部はその性質上これでいいのかもしれませんが、だとしても第一部と第二部の差がありすぎないかなぁ…なんて。どうなんでしょうか、こういうものなんでしょうか。あんまり普段読んでいるようなジャンルの本じゃなかったので、なんとも…むにゃむにゃ。

とりあえず、第一部。ここは私にとってはすごく面白かったです。西暦1627年のドイツという舞台も、そこで繰り広げられる人間の歴史も、そこで何が起こっているのかわからないどきどき感も、すごく面白かった。

で、話が急展開して、第二部。今度の舞台は西暦2022年のシンガポール。この世界が…なんだかうまく想像できなかったのです。だって2022年てわりともうすぐだし…あんまり突飛な想像ができなくて、でもこう、確実に「今」とは違う世界なんですよね。そこの折り合いが自分の中で上手くつかず、ちょっとつまずきました。

そして第三部。西暦2007年4月の日本。ここでお話にオチ…ということなんでしょうけど、あっさりと終わってしまって、ちょっと自分が取り残されてしまった感じが。でもこの本の肝心どころはここなんだろうな…。この、声。少女の、声。

って、なんかあんまり誉めてませんけど、読んでいる間は読書としては楽しかったです。一気に読みましたし。でも、読んで私に分かったのかな?って言われると、えーと、何を分かるべきだったのかもよく分かってないかも…みたいなところがちょっとあるわけで。「少女についての物語」…もう少女じゃないからかしら…。
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