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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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肩胛骨は翼のなごり [デイヴィッド・アーモンド]
4488013996肩胛骨は翼のなごり
デイヴィッド アーモンド David Almond 山田 順子
東京創元社 2000-09

マイケルは、家族とともに新しい家に越してきた。しかし生まれたばかりの妹は重い病気で生死をさまよい、両親は悲しみにくれ、マイケルの気持ちも荒れていた。そんなとき、ガレージの物陰で、マイケルはなにか動くものを見つけた。クモの巣やハエや昆虫の死骸にまみれた生き物、それは、人なのか、それとも…?

以前に本屋で平積みになっていたのを覚えていたので、なんとなく読んでみました。いわゆる児童文学というやつです。表紙がちょっと衝撃的に怖いんですけど…。

主人公は10歳の男の子、マイケル。彼は新しい友だちの少女ミナとともに、ガレージでみつけた不可思議な彼を助けようとします。「スケリグ」と名乗った彼の背中には、大きな翼がありました。でも彼の招待が何なのか…それは彼も語らないし、この物語でも何も語られません。でも彼と出会い、そしてミナと出会ったことで、マイケルがどんな風に変わっていったのか、彼の心がどんなふうに成長したのか、それを見る限り、彼はきっと…ねぇ?あまりにも想像力が貧困すぎますか?(笑)。

マイケルやミナや、彼らを取り巻く友人たち、そして大人たちを通じて、「何かを学ぶ」ということや学校という場の意味…大きく言えば「教育」というものについて、なんだかいろいろ考えさせられたりもしました。今はこの本に出てくるような「教育」が許される時代じゃなくなっちゃったけれど、それって正しいことなのかな…とか。私は、この中に出てくる人だったら、ミナのお母さんに一番賛成です。

個人的にはこの「スケリグ」が児童文学の登場人物らしからぬというか…よく出てくるようなのとはかけ離れた存在で、ちょっとびっくりしました(笑)。ゴミだらけの死にかけの姿でマイケルの前に現われ、リウマチで動けず、さんざんマイケルをこきつかい、食べ物を持ってこさせ、酒をくらい、アスピリンを飲み、何か話しかけてもすぐに「ハ!」という彼。途中でステキに変身するのかと思ったらなんかそれとも違うし(笑)。でも彼がマイケルやミナに残していったものはなんだかステキでした。うん、なんだかいいじゃん、スケルグ、いいじゃないですか。「甘し糧」!気に入りましたよ!

またどこかで、彼に会いたいなと思います。

【追記】
後に本屋で見たら、帯にジブリの宮崎駿さんの推薦文が…。じゃぁいつかジブリでアニメ化しないかしら。見てみたいような気がします。
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