プロフィール
chiekoa

呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
カレンダー
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>
カテゴリー(作家さん別)
過去の読書日記
このサイト内を検索
OTHERS
  管理者ページ
  RSS1.0
  Atom0.3
<< みぃつけた [畠中恵] | Top | ぶたぶた日記 [矢崎存美] >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> [大崎梢]
4488017304晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編>
大崎 梢
東京創元社 2006-09-30

以前成風堂にいて、今は故郷に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされている、ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。杏子は気が進まぬながら、多絵を伴って信州の高原へと赴く。そこで待ちかまえていたのは、四半世紀ほど前に弟子の手で殺されたという老大作家の死に纏わる謎であった…。

「ミステリ・フロンティア」第26回配本です。

配達あかずきん』の続編にあたる作品です。しかし今回はがらっと趣向を変えて、27年前に起きた殺人事件の真相を探るというストーリーになっています。

多絵の驚くほどの不器用っぷりがだいぶ強調されていたりして(笑)、前作よりはキャラになじめてきたかなぁと自分で思ったりしました。このコンビにも慣れてきたというか。いい感じです。

ただこの「事件」はどうなのでしょう。ちょっと無理矢理すぎないかしら?!と思ったり。解決したところでどうということもないし…。なかなかよく考えられていたなぁとは思いますが、うーん、ちょっと得意じゃないのかな?という感じが。「本屋周りの日常の謎」系の方がおもしろいかな〜。非常に辛口なことを言うと(すいません)、文章の魅力とか、そういうのでひっぱるタイプの作品じゃないと私は思っているし、あっと驚くミステリィの仕掛けなんて難しいだろうし、前作のような「本屋の裏側」みたいな「ネタ」で勝負しないと、「本」としての魅力がちょっと少なくなくなってしまうのかなぁと。

もちろん今回だってステキな「ネタ」がないわけじゃありません。特にここで登場する「まるう堂」が!もう!!…ステキです。こんな本屋さんに出会ってみたい!大手の本屋さんと小さな町の本屋さんのことについてとかも、知らなかったいろんなことがわかって、非常にためになりました。私は…やっぱり町の本屋さんにがんばってほしいな!そういうステキな本屋さんを見つけたいと思います。そして応援したいと思います。

あとがきを読むとさらに続編も続く模様。楽しみに待ってます!
| あ行(その他) | comments(14) | trackbacks(10) |
スポンサーサイト
| - | - | - |
コメント
ああ、やはりchiekoaさんも前作より劣る、と感じた派なんですね。本屋の謎、っていう面から見るとやっぱり弱かったかな〜。
次回はまた短編集に戻られるそうですし、そちらに期待しましょう!

わたしも「まるう堂」好きでした。
こんな本屋さんあったらつい毎日通ってしまいそうです。
そして散財&雑学の蓄積がさらに進むと(笑)
| まみみ | 2006/12/04 8:43 PM |
まみみさん、これはこれでいいんですけどね、この手の単純なミステリィなら他にいくらでもあるだろう…って思っちゃうわけですよ。ひねくれものとしては…!(とくに最近森博嗣を再読しているし(笑))。
通いますよね〜…うっとり。そして散財は進むだろうけど知識の蓄積ができなそうな自分が…(汗)。
| chiekoa | 2006/12/05 11:47 AM |
そうそう。
「本屋周りの日常」これが私たちの心を揺さぶるんです(大げさ?)

私もまるう堂があったら通います。
ケチな主婦なので散財はしないでしょうけど
入り浸りますよ〜(迷惑な話だ!)
| なな | 2006/12/05 10:41 PM |
やっぱり冒頭みたいな、書店内で起こる事件の方が向いているのかもしれませんね。
次回作に期待、です。

まるう堂、素敵な本屋さんでしたね。
でもあんまり魅力的だと、お店を出る頃には足はガクガクでしょう。
入り浸るには体力つけないと。(年齢は取り返せないので、笑)。
| 藍色 | 2006/12/06 1:31 AM |
ななさん、いや、大げさじゃありません!!
そして私も入り浸ります。二人で入り浸りましょう!
…たまには買うから許してねってことで(笑)。

藍色さん、そうか、うろつくにも体力が!
椅子のある本屋さんって…いいですよね。
(わがままなお客)。
そんなわけで青山のABCがお気に入りの私でした…。
| chiekoa | 2006/12/07 11:13 AM |
前作と今作両方読んだのですが・・・前作の方が確かに魅力ありましたね・・・。ほぼchiekoさんと同意見です。残念です。本屋の裏話のようなものをもっとふんだんにちりばめて欲しかったですね。それが一番の「ウリ」なんですから。
ちなみに、数年前に一番まともな本屋が潰れてしまい、それ以来、僕の住んでいる町には本屋単独の店がほとんどありません。CDショップと一緒になっていたり、ゲームやレンタルビデオと一緒になっていたり・・・。ですから、本屋独特の雰囲気を持った店がなくなってしまいました・・・少しさびしいです。
| ツヨシ | 2007/01/15 5:48 PM |
ツヨシさん、次はまた最初のような短編集になるんだそうですので、楽しみに待ちましょう!本屋さんは…そういうのさみしいですよね。いくらネットで便利に買えるようになったからって、それと本屋さんで本を買うのとはベツモノのなのに!!と。そういうことも考えて、最近ではもうできるだけ買うことにしてます。図書館のお世話にもなりつつ…できることから少しずつ。がんばります!
| chiekoa | 2007/01/15 6:03 PM |
1番最初に「成風堂」にきた刑事さんの事件の謎解きの方が面白かった気もします・・・^^;
面白かったんですけどね。
多絵がこれほど不器用な子だったとは・・・。と失礼な事を。
第3弾も楽しみです^^
| 苗坊 | 2007/01/19 1:51 PM |
苗坊さん、あの刑事さんたちもこれから活躍してくれるとちょっと楽しそうですね♪多絵ちゃんは…ほんとにまったく、ちょっとすごすぎやしないかい?と(笑)。
| chiekoa | 2007/01/19 3:27 PM |
次は短編に戻るそうなのでそちらも楽しみですね。どちらかといえば長編の方が好きなのですが、このシリーズに関しては「晩夏に捧ぐ」、少し違和感があったので。
でもまるう堂のような本屋さんって実在するんでしょうかね〜。

あと冒頭の刑事二人、レシートを出し惜しみしていて、それを確かめたいのに勿体つけっぷりが感じ悪!でした。(笑)
| じゃじゃまま | 2007/03/07 10:13 AM |
じゃじゃままさん、まるう堂のような本屋があったら…
私は普通の人間としての基本的生活を放棄してしまうかもしれません(笑)。
入り浸って…!
でもあってほしいですね、ほんとうにそう思います!
| chiekoa | 2007/03/07 4:13 PM |
こんにちは♪
「まるう堂」さんがなんとも魅力的でしたよね〜。
今ああいう本屋さんって減ってきてるんだろうなと思うと、
淋しくてなりません。
次回作ではまた成風堂が舞台ですかね?
きらりほろりとくるような、書店ミステリを期待したいですね。
| Rutile | 2007/03/11 2:26 PM |
Rutileさん、そうですねー。
大型チェーンのお店ばっかりが押してきてるような印象が…。
それはそれで私たちには便利だけれど、なんか寂しいですよね。
どうしたらいいのかなぁ、あぁ、ジレンマ。
次作もそろそろですよね、楽しみに読みましょう!
| chiekoa | 2007/03/12 11:45 AM |
私は結構嵌ったので、中間ダレたのもあんまり気にならなかったです(笑)。
かなり私の感想では褒めちゃったかな〜という感じ(苦笑)。
私は引き込まれました。
最後がちょっと無理矢理っていうのはありましたけどね。

「サイン会〜」はまた短編なんですね。
来月にはシリーズ外の新刊が出るらしいです。
そちらも楽しみです♪
| chiro | 2007/07/21 9:36 PM |
コメントする








on
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。
この記事のトラックバックURL
 
トラックバック
「晩夏に捧ぐ −成風堂書店事件メモ」 大崎梢
晩夏に捧ぐposted with 簡単リンクくん at 2006.11. 5大崎 梢著東京創元社 (2006.9)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
| 今日何読んだ?どうだった?? | 2006/12/04 8:41 PM |
「晩夏に捧ぐ」大崎梢
晩夏に捧ぐ 大崎 梢 駅ビル六階の書店「成風堂」で働く杏子はバイトの多恵と一緒にある事件の容疑者のアリバイを証明した。そんな杏子の所に元同僚で今は地元長野の書店で働く有田美穂からの手紙が届いた。数日前に長電話したはずの彼女からの手紙には「働いて
| ナナメモ | 2006/12/05 10:42 PM |
晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)大崎梢
COVER PHOTO:SAY-KA。BOOK DESIGN:岩郷重力+WONDER WARKZ。 「配達あかずきん」(「本の雑誌」2006年上半期ベストテン第2位)でデビュー。 成風堂書店、店員の木下杏子に以前の同僚・有田美保から届いた手紙。
| 粋な提案 | 2006/12/06 1:32 AM |
晩夏に捧ぐ 大崎梢
晩夏に捧ぐ&lt;成風堂書店事件メモ・出張編&gt; 以前成風堂にいて、今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。 勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされてい
| 苗坊の読書日記 | 2007/01/19 1:43 PM |
「晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ・出張編」大崎梢
タイトル:晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ・出張編 著者  :大崎梢 出版社 :東京創元社 読書期間:2007/01/10 - 2007/01/12 お勧め度:★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 以前成風堂にいて、今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から
| AOCHAN-Blog | 2007/02/05 10:18 PM |
晩夏に捧ぐ
晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ・出張編 大崎 梢   東京創元社 2006年9月 宇津木書店、通称「まるう堂」 に勤める美保から、幽霊が出るので調べてほしいという連絡を受け、杏子は、名探偵のアルバイト店員多絵と共に、信州に行く。そこで、弟子に
| <花>の本と映画の感想 | 2007/02/15 8:42 PM |
晩夏に捧ぐ 大崎梢著。
本好きには堪らない作品を発表した前作「配達あかずきん」の続編ですが、たぶん、とっても評判いいんでしょうね。 でも率直に感じたことを述べますと、この長編、前と後ではなにやら感想が違います。 前半は、どうも前作の杏子との印象が違って、どこが、とも言えないの
| じゃじゃままブックレビュー | 2007/03/07 10:09 AM |
『晩夏に捧ぐ』大崎梢
シェアブログ1152に投稿 「書店の謎は書店人が解かなきゃ!」 書店ミステリ『配達あかずきん』の続編です。 >>『配達あかずきん』私の感想はコチラ 今回は、成風堂から信州のふるきよき書店、通称「まるう堂」へと舞台を移し、
| 道草読書のススメ | 2007/03/11 2:23 PM |
晩夏に捧ぐ 大崎梢
晩夏に捧ぐ&lt;成風堂書店事件メモ・出張編&gt; ■やぎっちょ書評 「配達あかずきん」に続く威風堂書店シリーズ第2弾です。 本屋さんが舞台ということで、本ブロガーさんにはかなり人気のあるこのシリーズ。この本では長野の本屋さんに勤める友人の事件を解
| "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! | 2007/03/18 5:10 PM |
「晩夏に捧ぐ―成風堂書店事件メモ(出張編)」大崎梢
「晩夏に捧ぐ」 大崎 梢 東京創元社 2006-09-30 勝手に評価:★★★★★ 読書期間:2日  以前成風堂にいて、今は故郷に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようにな
| Chiro-address | 2007/07/21 9:22 PM |