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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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幸福の軛 [清水義範]
4344407067幸福の軛
清水 義範
幻冬舎 2005-10

神社で発見された少年の生首。校舎裏で刺殺された中学生。いじめられていた生徒の絞殺事件。続発する凄惨な事件を憂う教育カウンセラー・中原は、ジャーナリストの舘林、刑事の桜庭から相談を受けた。しかし、彼らの捜査を嘲笑うかのように「鬼面羅大魔王」を名乗る犯人は暗躍を続ける。いったい犯人は誰なのか?

解説の方が最後に書かれている「じっくりと読んだ。憑かれたように読んだ。そして最後の一文字を読み終えた時、言葉にならない気持ちを持て余していた。苦しく、辛く、そしてものすごく不安だった。」という言葉が、一番今の気持ちにぴったりします。

文章は清水さんの文章だし、会話も清水さんの会話。読みなれたいつもの語り口、でも…やっぱりいつもと違う。おもしろおかしく笑うんじゃなくて、こんな気持ちになったのは初めてなので、戸惑いました。でも、それだけなんというか、心を動かすパワーを持った一冊でした。

「人の心の傷」というもの。「トラウマ」と呼ばれるようなもの。どんなに逃げようとしても逃れられない呪縛。私はよっぽどたくましくできているのか、(ただ単に忘れっぽいのか)、そういう傷を抱え込んだことは(たぶん)ありません。だからほんとのところを言うと、「そんなこと言っちゃって〜、言い訳してるだけじゃないの?」って思ったりしちゃいます。でも、そうじゃないのかもしれない、ほんとうにそういうこともあるのかもしれないって、これを読んで思うようになりました。どうしたらいいのか、それは、まだわからないですけれど。
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幸福の軛*清水義範
☆☆☆☆・ 清水義範さん初の本格ミステリィ。 不登校の中学生が殺される事件に端を発した 被害者が中学生の連続殺人事件。 「愛されない不安」により壊れていく子供たちを救いたい一心で関わっていく 教育カウンセラ
| +++ こんな一冊 +++ | 2006/12/11 6:38 AM |