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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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均ちゃんの失踪 [中島京子]
4062136155均ちゃんの失踪
中島 京子
講談社 2006-11-10

ガールフレンドが何人かいて、ふらふら失踪する癖があって、ともかくろくでもない男「均ちゃん」。その均ちゃんが失踪中に、彼の家に空き巣が入った。そして、三人の女が関係者として呼ばれ…。

まぁまぁ面白かったです。なんとなーく、ゆるーく、テンション低めの物語。「一人の男をめぐって複数の女が」って物語ならよくありそうなのに、それでいてこのテンションの低さというのは…なかなかないと思います。彼女は自分だけだと思っていた二十代の女の子と、セカンドとして付き合っていた三十代の女性と、四十代の元の奥さんという三人の組合せもバラエティがあってよかったし、それぞれがこの設定から想像されるほどこの「男」に執着していない感じが…新鮮でよかったというか。意外感があって面白かったです。

物語は「均ちゃんの失踪」「のれそれ」「彼と終わりにするならば」「お祭りまで」「出発ロビー」というふうな章立てになっているのですが、この各章で主役が変わります。女性三人の物語が順番に語られて、そして「均ちゃん」の物語が語られて、最終章で最初の語り手だった二十代の女の子の語りに戻って、この物語は幕を下ろします。この構成も意外と効いていてよかった…。なかなか渦中の男の独白が聞ける物語ってなかったような気がするので。そしてそれがまたゆるーくピントハズレな男全開な感じでよかったので(笑)。

個人的に一番ぐっときてしまったのは「彼と終わりにするならば」でした。なんか涙が出そうになってしまった…。彼女の気持ちがわかりすぎて、このゆるーい物語中、一番激しく心が揺れ動いた物語がこれでした。
| な行(その他) | comments(4) | trackbacks(1) |
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コメント
こんばんは、chiekoaさん。
中島さんの初読み? 「さよならコタツ」が、
「FUTON」を読んでみて下さい。
chiekoaさん感想を聞きたいです。
| モンガ | 2006/12/20 11:52 PM |
モンガさん、オススメありがとうございます!
一冊だと雰囲気がよくわからないので、いろいろ読んでみたいと思います!『FUTON』は前に読みたい本リストに入っていたのに、いつの間にか下のほうに行ってしまっていました(汗)。これを機に…!
| chiekoa | 2006/12/21 6:42 PM |
たしかにゆるゆると物語が進んでいきましたね。

「彼と終わりにするならば」のうつぼちゃんの気持ちがわかりすぎる???どこら辺に共感したのか興味シンシンでした。
| なな | 2007/01/11 10:30 AM |
ななさん、シンシンはではそのうち暴露大会を…?!
人生生きているといろんなことがあるのです、えぇ(遠い目)。
| chiekoa | 2007/01/11 5:32 PM |
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「均ちゃんの失踪」中島京子
均ちゃんの失踪 中島 京子 均ちゃんこと中田均の家に空き巣が入った。当人は暫く前から失踪中。警察に呼ばれたのは大家で元妻の梨和景子、パートタイムの恋人として付き合ってた木村空穂、まさかほかに付き合ってる人がいるとは全く思ってなかった片桐薫の3人だ
| ナナメモ | 2007/01/11 10:30 AM |