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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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欲しい [永井するみ]
4087748332欲しい
永井 するみ
集英社 2006-12

人材派遣会社を経営する由希子は四十二歳、独身、恋人は妻子持ち。彼が帰った後は、出張ホストを呼び寂しさを紛らわせる日々。そんな中、彼女の会社に派遣登録している女性が、元の夫に職場に押しかけられ金を無心されるという事件が起こり…。

読み始めたときは、「孤独な女性の心の機微を鋭く描く」的な恋愛モノだと想像していたのですが、読み進めて行くうちに…あれよあれよという間にミステリィ仕立てに急展開。目が離せなくなりました。

女性経営者である由希子、出張ホストのテル、派遣社員のありさ。物語は各章ごとに語り手を変えて展開していきます。語り手それぞれの独白。それぞれが本当のことを語っているはず。それなのに真相がわからない。何かがおかしい、何かがこう、ひっかかったまま…。一気に読んでしまいました。

読後感は…正直あまりよろしくありません。人間って…と、ため息の一つもつきたくなるくらいのものです。このタイトルについて、しみじみ考えてしまいました。「欲しい、欲しい、欲しい」。文字通りの人の「欲」、そして「業」…。

というわけで、読んだ後よりも、読んでる最中が一番どきどきして楽しかったかなぁと。そういう本でした。
| な行(その他) | comments(4) | trackbacks(3) |
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コメント
まったくあれよあれよという間にミステリに引きずり込まれましたね。
“欲”はどこまでいったら“満”になるのでしょう。
どこまでいっても“欲”は“欲”のままかもしれませんね。
ラストに辿り着いてもちっとも終わっていない感じで
というよりもより深い“欲”がこれからまた始まりそうで
たしかに後味はよくありませんでした。
| ふらっと | 2007/01/18 6:26 PM |
ふらっとさん、ほんと「終わって」ない感じなんですよね〜…。
あれで終わられても困ります!(泣)というか。
それが味なのでしょうか…。
| chiekoa | 2007/01/19 3:21 PM |
こんばんは、chiekoaさん。
ひえー、こんなオチなのと思ってしまいました。
本当に読んでいるときが良かったです。
すみません、間違えて「あやまち」をこちらに、
送ってしまいました。とんだ「あやまち」を起こして
しまいました。
申し訳ありませんが、削除して下さい。
| モンガ | 2007/01/29 12:56 AM |
モンガさん、それおもしろい(笑)。
消しました!大丈夫ですよ〜。ありがとうございました!
オチはなんかこう心むなしくなりますよねぇ〜…。おい!と。
| chiekoa | 2007/01/29 1:14 PM |
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