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スロウハイツの神様(上) [辻村深月]
4061825062スロウハイツの神様(上)
辻村 深月
講談社 2007-01-12

売れっ子脚本家である赤羽環が所有する『スロウハイツ』に、彼女に誘われて住むようになった若きクリエイターたち。画家の卵や漫画家の卵や映画監督の卵―それぞれに目指す何かをもった彼らだけでなく、大人気作家「チヨダ・コーキ」も住む『スロウハイツ』。その建物で彼らが過ごす日々は…。

現在読書中。全体の感想は下巻を読んだら書きますが、とりあえず上巻を読んだ印象を。

今回は「青春群像劇」なんですね。登場人物たちは、みんな二十代後半から三十代前半くらいの人々。辻村さんの本を読むといつも思うのですが、私はどうもこの人の書く登場人物のキャラクター、特にヒロイン役のキャラクターが、あまり好きになれない傾向があります。普通そういう主役級のキャラって、感情移入する対象になるんでしょうけど、辻村さんの場合はどうもできない。あの彼らの青さというか傲慢さというか、それが「若さ」というものであるその全てが、読んでいて気恥ずかしいというか鼻につくというか。「いたたたた」と。そしてそれは心地よい痛みじゃなくて、ほんとにいやんなる痛みなんです。そう、いやになるんです。

それが「痛い」のは、それを自分が「鼻につく」と感じるのは近親憎悪なんじゃないかって、そんな声が頭の中でするから、それが余計に恥ずかしいんだってこと、わかってるんです。でも、わかってたって、やっぱり正直「気に食わない」んだなぁ…。

でも、好きになれなくてもそれでもなんでも、やっぱりこの人の書くものは「読ませ」ます。「気に食わない」って感情だって、それをこんなに心に湧かせるだけの力があります。今すぐ、下巻が読みたい気持ちにさせます。読みますよ!

スロウハイツの神様(下)
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「スロウハイツの神様(上)」辻村深月
スロウハイツの神様(上) 辻村深月 講談社 2007年1月 ★★★★  ある快晴の日。人気作家チヨダ・コーキの小説のせいで、人が死んだ。  猟奇的なファンによる、小説を模倣した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記事をきっかけ
| Chiro-address | 2007/02/12 1:18 PM |