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呑まない日はあっても読まない日はない。というわけで、その日に読んだ本をできるだけ記録してみようという試みで始めました。コメントなど書いていただけるととてもよろこびます!
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使命と魂のリミット [東野圭吾]
4103031719使命と魂のリミット
東野 圭吾
新潮社 2006-12-06

心にある目的を秘め、心臓外科医を目指している夕紀。彼女が研修医として務めている帝都大学病院に、ある日脅迫状が突きつけられる。「医療ミスを公開し、謝罪しないかぎり、病院を破壊する」―。病院はどう対応するのか?犯人の意図はいったい何なのか?

病院の研修医、捜査に訪れた刑事、脅迫状の仕掛け人―語り手が一人でなく、事態を複数の視点から見られるせいだと思うんですけど、何がどうなっちゃうんだろう?みたいなどきどきとか不安な感じはなくて落ち着いて読めました。(むしろ「これはこうくるだろう!」っていうのがどんぴしゃで来るのがすごく小気味よく…)。そして誰に肩入れするとかそういうこともなく読めたので、のめりこむというよりは、わりと客観的に読めた感じ。でもやっぱりひきつけられて、ぐんぐん読みました。一気読みでした。

東野さんの本を読んでいるときは、いつもものすごく「覚悟」しながら読んでいるのですが、この本は久しぶりに最後まで読んで肩の力が抜けたかなぁ〜と。爽快!というのともまたちょっと違うのですが、あの悶々と果てしなく暗く落ち込むような感じ(いつもそれを警戒しているの…)じゃなくて、うまく行きすぎ感はあったものの、爽やかではあったので。まぁそれの「どっちがいい」って話じゃないんですけどね。

そして読む前は「覚えられないし(←それはわたしの脳みそのせい)妙なタイトルだなぁ」と思っていたのですが、読み終えてみたらあぁ、なるほどなぁと。「使命と魂のリミット」、これは、まさにそういう物語でした。わたしの「使命」はなんなんだろうな…。
| は行(東野圭吾) | comments(16) | trackbacks(11) |
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コメント
自分の使命を自覚して実行することが
まず難しいですよね。

円満に上手く行き過ぎたラストがちょっと物足りない感じがしていたんだけれど
chiekoaさんのレヴューを読んで
そうか、いつもの覚悟がいいほうに裏切られたからなんだ、と気づきました。
なぁるほど〜。
| ふらっと | 2007/02/15 12:38 PM |
ぐいぐい引き込まれる一冊でした☆

>うまく行きすぎた感
...ありました。でも、ここまできれいにまとめてくれると、爽快な感じが..。

>読む前は〜妙なタイトルだなぁ〜
ですです。野暮ったくも思えてしまうこのタイトル(誰かが言ってました)、私は東野さんの作品じゃなかったら、たぶん手に取らなかっただろうなぁ..と思いました。
| sayuri | 2007/02/15 1:32 PM |
最後まで緊迫感を持って読めました。

使命…仕事が理想通りであれば、使命感を持てるでしょうけど、
そうでないと、つらいですね。
私はそうでないので、仕事には使命を見出せずにいます(苦笑)。
| 藍色 | 2007/02/15 5:07 PM |
ふらっとさん、そうなんですよ。
まず「自覚」が…。今考え中です。
子供を産んで育てたい…とかいうのは希望か(笑)。

satyriさん、おぉ、確かに!東野さんじゃなかったら読まないタイトルかも!盲点でした…。そして私は読んで納得しちゃってるんですから、東野さんの思うがままって感じですかね?!

藍色さん、サスペンスとしておもしろかったですよね。
仕事に使命感を持てるか…うーん、職種が職種だけに
(事務ですがな)なんかイメージと違うような…。
これは東野さんからわたしたちへの宿題なんでしょうね、きっと。
| chiekoa | 2007/02/15 5:35 PM |
面白そうですね・・・。chiekoさんのレビューや他の方のコメントを読んでいると、かなり読みたくなってきました・・・。ただ・・・東野圭吾クラスになるとですね・・・図書館で借りるのがかなり難しくなってくるんですよね・・・。一応問い合わせてみたら、半年以上はかかりますとはっきり言われました・・・。今、買うべきか、忍耐との孤独な戦いに赴くのか、悩んでいます(笑)
| ツヨシ | 2007/02/19 3:38 PM |
ツヨシさん、私は孤独な戦いに敗れ結局買いました(笑)。なぜもうちょっと早く決断しないのか…いつものことなんですけど。直木賞とってから、なおさら借りづらくなりましたよね〜。
| chiekoa | 2007/02/19 5:54 PM |
こんばんは。

面白かったですね。
何も考えずに流れに乗ってグイグイ読んじゃいました。

私の「使命」は何かな?
やっぱり子供をまっとうな人間に育て上げることなのかもしれない…
| なな | 2007/03/09 8:52 PM |
こんばんは。そして、ご無沙汰しております。
私も遅ればせながら、先月末に読み終えました。
ホント、難しいタイトルで図書館で予約するとき、
検索に何度も入力ミスしちゃいました(ーー;)お恥ずかしい。

そう、読んでこのタイトル、納得ですね。
私の使命。未だ・・・・。わからず。ですね。

さて、引越しがあって本との生活を絶っていましたが、復活したいと思っています。
またよろしくお願いします。
| percy | 2007/03/09 10:44 PM |
ななさん、まぁもう深く考えずに!
ゆっくりいきましょう、一緒に頑張りましょう!
こういうふうに一気に読めるミステリーって、
今の自分にはいいのかなぁと思ったりします。
…へんな行間を読まないように注意して(笑)。

percyさん、あ!気持ちわかります!
えーと、何となにのなんだっけ?みたいな…。うんうん。
私も書くたびにアマゾンとかで確認してました(笑)。
お引越しされたんですね、お疲れ様でした!
復活うれしいです。こちらこそよろしくお願いします!
| chiekoa | 2007/03/12 11:37 AM |
ラスト、どっちに転ぶのかな?と思ってたんですけど「容疑者X〜」とか「手紙」の最後に鼻の奥にツン!とくる感動の方でしたね。
でもちょっと薄かったです、私には。でも東野作品は、後からじわじわと効いてくるので、まだ分かりませんね。

私の使命って・・・思い浮かばない。地味で平凡だし。
| じゃじゃまま | 2007/03/19 11:37 PM |
じゃじゃままさん、確かに後から効いてくるっていうの、わかりますね!ふとした弾みに思い出したり…奥が深いです。また次の新作も早くでないですかね〜!
| chiekoa | 2007/03/20 12:29 PM |
使命ってムズカシイですよね 使わないと言うか考えないし
私も東野さんの本は重いのばかり読んで来たので、意外に幸せな話でした 表紙となかのイメージが違いますよね? 面白くて私も最後までが〜と読んでしまいました
| きりり | 2007/03/31 12:52 AM |
きりりさん、そう、考えないですよね普段。そういうのを考えさせてくれちゃうのがこの本の意味の一つなのかなぁと思ってみたりします。表紙とイメージが違う…確かに!これでだまされてたのか(笑)。
| chiekoa | 2007/04/01 12:43 PM |
東野作品では珍しい読後感だった気がします。
爽やかな感じ、珍しいですよね。
サスペンスものはあまり読んだ事がありませんが、良かったと思います。
| 苗坊 | 2007/04/01 1:21 PM |
苗坊さん、私はそんなにたくさん東野作品を読み込んでいるわけじゃないのでなんともいえませんが(汗)、でも覚悟していたのとはちがう着地点で、ほっとしたようなさみしいような、複雑な心境でした(笑)。せっかく爽やかに終わらせてくれてるのに、私ってばなんて贅沢…と思ったり(笑)。でもまぁ最後まで一気に読んじゃったし、楽しめたからいいんですよね、きっと!
| chiekoa | 2007/04/02 3:04 PM |
こんにちは。
TBさせていただきました。
おっしゃるように、少し出来過ぎだったかな〜と思いました。
私も「覚悟」して読んだのですが、意外にすっきり決着してくれて、ちょっと物足らなかったかなぁ・・。
東野さんだからハードルが高くなってしまっているのかもしれません。
| EKKO | 2007/04/23 3:20 PM |
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